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2004.12.14

スターフォース

megaforc

1984年にテーカン(現テクモ)から発表されたビデオゲームです。

ゼビウスの影響から生まれた強制縦スクロールのシューティング物としては、いち早く完成した名作と云えるのが本作です。亜流ゲームでありながら、差別化を図り逸脱を目指していたようで新しいシステムも多数搭載されています。

先ずは自機移動に合わせて若干ながら横へもスクロール出来るようになっています。敵のアルゴリズムが自機の位置と殆ど関係なく動いている為にプレイフィールドを広大にしたのではとも受け取れます。

操作は8方向レバーとショットボタン1つのみで賄われており、空中物と地上物を同一ショットで破壊出来るようになっています。派手な破壊音と相俟って非常に高い爽快感を提供してくれます。
また味方である「パーサー」と合体する事により、ショットの速度が上がり爽快感にも輪が掛かります。
ゼビウスのように世界観を構築するのではなく、シューティングとしてのゲーム性を追い求めた結果だと思われます。

ステージが1つ1つ独立した面構成となっていて、空中物1点、地上物2点と云う配点のもと、100点に達するとボスが出現して倒すと1面クリアとなります。またステージにはギリシャ文字に倣った順番と名称まで冠されています。なかなかお洒落な仕様ですね。

隠れボーナスが豊富に用意されている事も大きな特徴です。
ラリオス合体前破壊5万点。ジムダステギ連続破壊8万点。ボーナスパネル破壊ボーナス1万点~1000点。他にも1UPパネルボーナスなどがあります。
そして極めつけは謎の100万点ボーナスと云えるでしょう。砂漠地帯にある象形文字を解読する事で、100万点クレオパトラの場所が判然するのです。「3番目の砂漠地帯、シーラカンスが河を挟んで見詰めるその先……」これが解読後のヒントでした。

当時のテーカンは地味ながら良作を量産していた中小メーカーだったと云えます。以前紹介した「ボンジャック」を始め「ソロモンの鍵」「アルゴスの戦士」「センジョウ」「テーカンワールドカップ」「ジェミニウイング」「忍者龍剣伝」など’80年代を影で支えていた存在であるとも云えるでしょう。いまでは「デッドオアアライブ」の乳揺れメーカーの印象しかありませんね。

ゼビウス以降の縦スクロールシューティング最初の名作となった本作ですが、当時ゲームセンターではそれほど大ヒットしていた訳でもありません。現在では不朽の名作と呼ばれる作品となっていますが、これは偏にファミコン版の大ヒットを受けての話です。
私はアーケード版で遊んでいたのでファミコン版をあまりプレイしていないのですが、あの貧弱なスプライト機能で上手く再現したものだと驚愕し高い評価はしています。広告塔としての高橋名人は連射を武器に一躍時の人となりましたね。

今年の末に本作を含めたテクモの「アーケードヒットコレクション」がPS2で発売されるそうです。もし「スターフォース」=ファミコン版だと思っている方がいるのであれば、是非購入した上でオリジナルとの比較をなさって見て下さい。良く出来ていたファミコン版ではありますが、全くの偽物だったと確信出来る事と思います。

http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2006/02/strongstrong_d194.html

後日追加したスターフォースの補完記事です。宜しかったらご覧ください。

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