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2005/02/20

天地を喰らう

dynwar

1989年にカプコンから発表されたビデオゲームです。

本宮ひろしの漫画を原作としたメディアミックス作品である本作は、三国志を知らない方にでも楽しめる爽快感に優れたゲームとして仕上げられています。

内容としては強制横スクロールのアクション物です。フィールドに奥行きがあるタイプの移動システムが採用されていますが、移動軸が縦に3本のみと判然している為、微妙なライン合わせを必要としないところがゲームとして考えられている部分であると云えるでしょう。

同社「サイドアームズ」と同様に左右ボタンで攻撃方向を指定出来るので、移動方向と干渉しない便宜が取られています。敵の出現攻撃方法もサイドアームズからは進化していると思います。

また策略ボタンを押す事で三国志の世界に則った全体攻撃を行う事も出来ます。これはカプコンお得意のメガクラッシュの効果を持ちます。

どちらかと云うと地味なゲームなのですが、分かり易いルールと適度な爽快感を持ち、難易度も低かった事から一般にロングヒットした作品となりました。現在に遊んでもなかなか楽しめますね。


MAMEで遊ぶ場合のキーコンフィグ(PSパッド)を考えて見ますと以下のようになります。

● 左攻撃 ― ×ボタン
● 右攻撃 ― ○ボタン
● 策略 ― R1かR2

MAME32Plusをお使いであれば左右攻撃ボタンにシンクロ連射を付けるとゲーム展開がかなり楽になります。
しかし本ゲームには攻撃ボタンを押し放しにするとパワーが溜まって行き、ボタンを放した時に最大攻撃力を発揮する「溜め打ち」があります。
これを有効とする為にはPlus特有のカスタムボタンを使用しなければなりません。

● カスタム1 ― 1(□ボタン)
● カスタム2 ― 2(△ボタン)

このように設定すれば連射と溜め打ちをボタンで使い分けられるようになります。

より良い操作方法や自分にあった難易度などを比較的自由に扱う事が出来るのもMAMEの優れた部分ですね。

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