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2005/03/30

ゲイングランド

gground

1988年にセガから発表されたビデオゲームです。

MAME094u4でやっと対応されました。本作を心待ちにしていたセガファンは多かったのではないでしょうか。
システム24FDの暗号解読の壁は厚かった訳ですが、今こうして起動出来る僥倖を与えてくれた開発者の方々には幾ら感謝しても足りない程です。

ゲイングランドの移植版としてはメガドライブのものが素晴らしい出来だったのですが、オリジナルの高解像モニターと家庭用横画面モニターとの折り合いが悪く、プレイ感に違和を覚えたものです。
最近PS2でアレンジ版が発売されましたが、どうも興味が湧いて来ません。やはりオリジナルに代わるものは有り得ないと思います。

早速遊んで見たのですが、今回対応されたものは海外版のようですね。
デモ画面で3人同時プレイが出来る事に驚きました。確かに複数人プレイに意義があるゲームだと思いますが、まさか3人プレイと云うのは思いも寄りませんでした。しかし海外のアップライト筐体を考えれば不自然ではないかも知れません。

ゲーム自体もかなり再現度が高いようです。スナップを撮る為に起動しただけなので何とも云えませんが十分に満足出来るものだと思いました。
海外版はバグの修正がなされたものだそうですから、4-8全滅クリア不可能と云う事もない筈です。
しかし、どうせなら当時のプレイヤーを熱くさせた日本版で遊びたいものですね。あのバグがあったからこそゲイングランドは戦略アクションゲームとしての地位を確固たるものにしたと云えます。

取り敢えず私は日本版がダンプされるまで遊ばない積もりだったのですが、こうして再現度の高さを見せられると当時の記憶が甦って来てムラムラとしてしまいます。リハビリがてらに海外版で遊んで置くと云うのも良いかなと思い直してしまいそうです。

余談ですが、操作系統の方にまだ不備があり、ショット1とサービスボタンが同じキーに割り当てられています。プレイする際にはここだけエスケープキーを押して「なし」の設定にした方が良いと思います。ショットを打つ度にクレジット音が鳴るのはちょっと五月蠅いですからね。

今回は起動した喜びだけで書いてしまったのですが、後日改めて本作の優れたゲームシステムについて考察して見たいと思っております。

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