バーチャファイター(4)
1993年にセガから発表されたビデオゲームです。
プレイヤーの立場から云わせて貰ってもバーチャファイターは本当に面白いゲームでした。対戦プレイは勿論の事、1Pで遊ぶ意味の強い作品であったとも云えます。
本作にはスコアが存在せず、クリアの基準となるものがタイムしかありません。普通に遊ぶと全面クリアしても5分程度です。ドライブゲームのように上手いプレイヤーほどクリア時間が短くなると云うのはオペレーターからしても良い作品だったと思います。
或る程度遊び込んだ上級者はタイムアタックにも挑戦していました。私もウルフを使い挑戦していたのですが、20秒の壁を破る事は出来ませんでした(最速で16秒クリアと云う全国記録があったと思います)。
全面クリア後のエンディングがラウンドKO時のリプレイ再生となるので、如何に芸術的なシーンを演出するかにも燃えました。
ウルフであればジャイアントスイングや下段投げで決めたり、アキラであれば隠しコマンド技であった膝やダッシュP+KPPKの回し蹴りを演出して見たりとギャラリー受けするリプレイを狙ったものです。
バーチャファイターはそれまでの格闘物に較べると技ダメージの量が非常に大きく設定されていた為に、テンポの良い展開が約束されており、一日に何回でも遊びたくなる魅力を有していました。私もはまっていた当時は一日に全キャラクリアを達成しないと帰宅出来ないと云う病気にかかっていました。その上で対戦もしていたのですから何時間遊んでいたのかも分からない程です。
続編であるバーチャファイター2が登場するまでこんな状態が続いていました。これは私だけが特例と云う訳ではなく多くのバーチャジャンキーに共通していた遊び方であったとも云えます。
MAMEでも本作は対応済みなのですが、再現度はまだ低いと云わざるを得ません。
画面にゴミは出ていますし音の再現度もいまいちですね。内容的にはダメージを与えた際のキャラクターの浮きが低い為に、空中コンボが決められないのが一番の痛手でしょうか。ダウン攻撃の当たり判定もありません。
空中コンボにあまり頼る必要のないアキラ、ウルフ、ジェフリーあたりで遊ぶ分には問題ないかなとも思います。
取り敢えず気長に修正される事を願いたいものですね。もしそれまで我慢出来ないと云う元バーチャジャンキーの方には、エンターブレインから発売されているバーチャファイター10TH ANNIVERSARYをお薦めします。書籍扱いの商品なのですが、この中にPS2用のバーチャファイターが同梱されています。
バーチャファイター1のオリジナル(60フレームになっていますが)とバーチャファイター4EVOを1のシステムとグラフィックで遊べる内容となっていて大変お得感があります。勿論私も購入しました。が、はまる可能性があるので未だ封を切っていません。それほどバーチャファイター1は当時はまった一人のプレイヤーとして特別な作品なのです。
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コメント
うーん、これは散々負けたなあ。
ジャッキー使いだった私(だって金髪だしジークンドーだし)。
全然ガード・ボタンを使いこなせていなかったところからして
万年初心者ゲーマーです。
あ、そうそう、《グラディウス》じゃなくて、
ボスが魚介類のゲーム、あれなんていいましたっけ。
あれについても描いて欲しいです。
お、《スーパー忍》のCD発見。
聞きたくなってきたぞ。
投稿: あね | 2005/04/16 22:22
「ダライアス」ですね。
かなり最初に書いています。
左フレームのカテゴリー内「ゲーム」を
クリックするとみれますよん。
投稿: 管理人ひとぴー | 2005/04/17 02:34