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2005.08.24

MPC ミレニアムファルコン (12)

mpcfalcon15

休日だったので多少時間が使えると思い、ラジエータ下のラジエータ(小)を作りました。

ここはエンジングリルを再現するに当たって最も難しい部分だと思うのですが、良い流用パーツを見付けたので、それを元に原型を作り複製する事にしました。
画像の真ん中が原型で左右が複製品となっています。

流用パーツは日東から発売されているマシーネンクリーガー(旧SF3D)のナッツロッカーから取りました。
ご存知の通りプロップファルコンのラジエータ(小)はタミヤのパンターをそのまま使用しているのですが、横山宏さんが作られたオリジナル1/20ナッツロッカーも同パンターの部品を多く流用しています。
今回使ったナッツロッカーは1/76サイズですので、単純な計算で云うと1/70程度のMPCファルコンとの相性は抜群ですね。そのまま使っても全く違和感がないと思います。
他にはワールドタンクミュージアムやマイクロアーマーのパンターを使う選択肢もあったのですが、多少大きさが違いますし、ディティール精度に問題があったので却下しました。

1/76ナッツロッカーには他にも何点かそのまま流用出来る部品がありますので、ファルコンモデラーには必須のアイテムだと云えます。ただ最近生産されていないようなので入手し難いのが問題ですね。

余談になりますが、マシーネンクリーガーのオリジナル模型は、スターウォーズのコラージュ手法に影響されたと原作者の横山宏さんが語っています。
氏のオリジナル作品には様々な模型の流用パーツを見受ける事が出来、その中にはスターウォーズのプロップに使用された部品と同様の物も多く見られます。
そして、それを当時の最高技術に依り日東がプラスチックモデル化しています。この事が何を意味するのかと云えば、モノグラムの高価なサターンロケットを購入しなくても、精度の高いパーツが安価で入手出来ると云う事になります。特にフレーダーマウスクレーテあたりに良いパーツが揃っています。

また、MPCのスターウォーズのキットも氏の作品に流用されていますので、それを逆に流用する事で精度の高いMPCキットを作ると云う事も可能となります。
有名な所ではAT-ATの首がノイスポッターの反重力装置に利用されています。AT-ATのモールドは泣きたくなるほど情けない出来なのですが、ノイスポッターのそれは非常に繊細なものにディティールアップされていて使いでがありますね。

スターウォーズの模型を作る行為には多分に考古学的な要素が含まれていると思います。30年以上昔の模型を解析しなければならないのは楽しくもあり難しい作業とも云えますね。でもこれが為にジャンルを超えて模型を見詰め直す機会が与えられているとも感じます。
プロップ解析に関して私は初心者の域を未だ出ませんが、これからも日々勉強研究して行こうと思っています。

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2005.08.20

MPC ミレニアムファルコン (11)

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全然進んでいないのですが、エンジングリルの表面処理だけ行いました。
普段は塗装段階で何度か研ぎ出しをする事から、あまり表面処理に腐心したりしないのですが、今回は細かい後付パーツが多い為にそれも出来ないだろうとして、240~400~600とまともにサンドペーパーを使いました。

噴射口上のスタビライザーが少し短いので延長する事としてモールドも削り取っています。

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序でに脱出ポッド横のディティールもプラ板で作り直しました。プロップはもう少し細かなモールドになっているのですが、このサイズの模型と云う事を考えると、これ以上は蛇足になってしまうかも知れないと思います。最終的にどうするかは保留中です。

今月号のスケールアヴィエーションでMPCファルコンの徹底改修記事(実際にはポイントを絞った改造例ですね)が掲載されています。
なかなか素晴らしい作例で参考に出来る部分もありました。プラ板で装甲のエッジを外周に貼り直すアイディアは良いですね。私も使わせて貰おうと思います。

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2005.08.12

MPC ミレニアムファルコン (10)

mpcfalcon12

結局やってしまいました。

仕事から帰宅して2時間ほどガリガリと削り通し。気分的にはすっきりとしたのですが、これからの苦労を考えると多少の眩暈も感じます。

取り敢えずラジエーター部だけ残しました。ここは作り直すとなるとまた難しくなるので放って置くのが吉でしょうね。と云いながらAFVの資料を調べたり、雑誌で使えそうなエッチングパーツを探している自分が存在したりします。

私に取って模型とは一つの趣味を過ぎませんので、毎回気軽に作って楽しもうと思うのですが、いざ作り始めると、ここは設定と違う……ここはこうした方が格好良くなる……などと取り止めもなく手が広がって行くのです。
プロの模型家ではないのですからそこまで拘泥する必要も認められませんし、敢えてそうする事には自己満足しか見出だせません。
それでも気になった部分を改修しないのでは精神が不衛生に感じられてしまいます。看過する自分に悪を見付けてしまうと云えば良いでしょうか。
拘りを持つ事が悪だとは思いませんし、全くの善とも捉えていないのですが、自身をコントロール出来ない事には辟易する事もしばしばです。

まあファルコン号は思い入れのある模型なので、妥協出来る範囲内で一生懸命を装って完成までは漕ぎ着けたいと思っています。

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2005.08.11

MPC ミレニアムファルコン (9)

mpcfalcon11

仕事が一段落着いたので模型作りを再開しました。

前回レドームと書きましたが資料を改めて見ると、ここは脱出ポッド上面だったようです。
と云う事で右側のモールドを削り取り、プラ材やエッチング、流用パーツでそれらしくデッチ上げました。資料が足りなくて分からない部分も多いです。
画像にして見てから下方ボックスのモールド位置が左右逆だった事に気付いたのですが、大きな差違はないのでそのまま進ませる事にします。

これからの作業手順を今一度考えて見て、次はエンジングリルに進もうと思っているのですが、やっぱりモールドは作り直した方が良いのかなあ……と悩んでいます。資料は潤沢に揃っていて問題はないのだけれども、再現しようとすればかなりの労力が必要となるんですよねえ。
それと同じパーツが幾種類も必要となる為、複製を余儀なくされるところでもあります。お手軽モデリングとして始めた以上あまり高度なテクニックは使用したくないと云うのが本音です。
一応シリコンとレジンは用意してあるのですが、これを使ってしまうと中級者以上を対象としたものに変わってしまうでしょうし、どうしたものか思案中です。

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