MPC ミレニアムファルコン (13)
ファインモールド社のHPでミレニアムファルコンの発売時期と価格が発表されました。
年末予定と云う事は開発も順調に進んでいるようですね。安心しました。最低でも1個、老後の為に2、3個は備蓄したいところです。
私のMPCファルコンは全然進んでいません。この調子では完成はいつになる事やらと云った感じです。しかし、なんとか年末か年始までにはと考えています。
現在、必要な材料が切れてしまったのでエンジングリルを後回しとして、機体周囲の装甲板をプラ板で作り直しています。
これは今月号のスケールアヴィエーションの作例を参考にしたものです。
比較的簡単な工作の割りには効果の高い改造だと思います。スケビには詳細な遣り方が書いていないので試行錯誤して見たのですが、取り敢えず以下のようにすると良いようです。
1-機体縁の装甲が付いている円周部を2ミリほど切り取る。
2-機体の素地は残して、装甲部のみ縁から1センチほど0.5ミリの深さで削り取る。
3-機体円周に沿ってアタリを付けておいた装甲として使う0.5ミリプラ板を切り出す。スリットも付けておく。
4-機体に3のプラ板を貼る。この際素地の縁を限界まで斜めに削ってから装甲を貼る事で、MPCファルコンの弱点のひとつである、機体の扁平を多少和らげる効果も作ります。
5-機体装甲とプラ板装甲の隙間をパテ埋めする。
6-機体装甲からプラ板装甲へヤスリをかける際に、外周に向けてアールを付けるようにサンディングする。これは4の効果を高める為の工作です。
7-完成。
こんな感じでしょうか。1の作業は5フィートプロップの装甲板の付き方を再現する為のものです。機体素地から装甲が若干はみ出しているところを作ると云う意味です。
文字だけでは分かり難いとは思うのですが、途中画像を撮る事をすっかり忘れていました。
スケビの作例では装甲版をかなり大きくして取り付けていますね。確かに作る際のプロセスが減り楽だとは思うのですが、円周が大きくなってしまうので私の抱くファルコンとは随分と印象が違う物に見えてしまいます。5フィートファルコンを再現したとも書いてありますが、デッキ部分を小さくした事と相俟って、どちらかと云うとアルゴノーツの1/144ファルコンに近くなってしまったようです。
素晴らしい作例だとは思うのですが、機体の厚みも不自然に薄くし過ぎているし、どうも不自然な感じがします。個人的には少し前のモデルグラフィックスにあった高橋清二さんの作例の方が好きですね。氏の作例って上手くはないけれどもスターウォーズへの愛が感じられます。
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