MPC ミレニアムファルコン (17)
まだ細かくやり残している部分も多いのですが、取り敢えず機体の厚みを決めて置こうと思います。
画像が良くないので分かり難いかも知れませんが、デッキ側面に付いているのが1/76ナッツロッカーの流用パーツです。これはプロップにも使用されているパンターAの防盾から成ったパーツですので、単純にここから厚みを割り出します。
結果で云うと1.4センチとなりました。MPCファルコンの物からだと8ミリ薄くなった事になります。
見た目にはまだ分厚い印象を受けるのですが、5フィート・ファルコンと云う事を考えると、このくらいで丁度良いのではないでしょうか。
5フィート版はこのデッキ側面が意外とガッチリしていて、その後方にある円形部の側面が薄く感じられます。実際には同じ寸法なのですが、上下からエッジが側面パネルを挟み込むようにして垂れ下がっている為にそのように見えるのだと思います。
32インチ版よりも機体のボリュームがあるように見えるのもこれが起因となっています。まあ実際に分厚いのも確かなのですが。
画像の方は仮止め状態ですので、デッキと機体の隙間がかなり開いてしまっていますが、最終的には殆ど目立たない程度にまで密着させる予定です。
本来の自分の性格からすると一つ一つを完成させてから先へ進みたいとするところなのですが、以前作った部分の適当さが気になって来たので、目に見える作業を優先する事で過去の未熟を看過して、なるべく手直ししないようにしようと思ったのです。
機首部分のモールドなどは作業を始めた頃の物ですので、いま見ると自らに疑問符を打ちたくなるような出来映えに感じられて仕方がありません。
今年中の完成は難しいとしても、FM社のファルコンに合わせてなるべく早く完成させる為には目を瞑らなければならない部分が多くあります。ここらをどうした良いものかは未だ判然していないのが正直なところです。タイムリーな話題性を取るか、自らの納得するまで徹底的に作り込むか……大きな悩みどころではあります。
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