« 老い | Main | リンク~スターウォーズ関連 »

2005.10.09

一周年

1st

当ブログを始めてから一年が経ちました。
先ずそれに関しては特に感慨もないのですけど、案外な記事量を書いたなあと思います。調べて見ると390のエントリーが記録されています。平均しても一日に一つ以上は書いていたと云う事になりますね。ココログの容量が少ない事を理由に、削除してしまった物も含めるともう少し多い筈です。
当初は半年くらいで止めようかなと思っていたのですが、それを考えれば能く保ったものですし上出来だと思います。最近は更新の頻度も落ちて来ましたし、以前のように長文を書く余裕もないのですが、まだ継続して行こうとは考えています。
ファルコン号も早く作ってしまいたいところなのですが、細君が体調を崩している為に、刺激臭のあるシンナーを使えない事から手が滞っています。

私的な事を書かせて貰いますと、この一年の間には色々な事があったようでもあり、何もしなかったようでもありと複雑な気分を感じています。
私はもともと映画のシナリオを軸として、画像編集、音楽構成を独自に勉強していたのですが、興味の方向を見失って五年ほど前から小説家を志すようになりました。
シナリオを放棄した理由は色々とあるのですが簡単に説明すれば、シナリオとはそれだけでは意味を為さない表現方法だと知ってしまったからだと云えます。
映画がプログラムピクチャー化され労組の力から分業を余儀なくされて久しくなった現在では、個人の力を発揮出来ないと感じたのです。
幾ら優れたシナリオを書き、そこに画像と音響の効果を仕込んだとしても、自らが全てを監督する立場にいなければ思った効果を充分には発揮出来ません。シナリオライターになれたとしても監督になれなければ意味がないのです。
勿論、実績を積む事で脚本家として認められ監督のお鉢が回って来ないとも限らない訳ですが、一度懐疑したものへ興味が向かう事もなくなってしまいました。

そうしてシナリオを諦めた最も大きな理由は、私がここ十年の間に人間嫌いになってしまったからだとも云えます。他人との共同作業を余儀なくされる仕事など出来なくなってしまったのです。もう少し正しく云えば、他人と密接に関わり合うような事は極力避けて通りたいと思っているのです。

他人との没交渉を願う気持ちは積み重ねに依るものですから、ここで説明する事は適いません。

そうした私が基本的に独りで作業出来る小説家へ向いたのは自然だったと思えます。
しかし、それまで長く勉強して来たシナリオの癖は簡単に矯正出来るものでもありませんでした。物を書くと云う意味で似通って見える脚本と小説なのですが、その文法は似て非なるものだと云えます。長くなってしまうので詳細は省きますが、脚本の長所は小説の弱点であり、小説の長所は脚本の弱点だったのです。これが頭では理解出来ているのですが、小説を書く際に脳が脚本の組み立てを行ってしまうのです。
物を作る行為とは完成図のないパズルの小片を積み重ねて行く作業に似ています。途中犯した小さな間違いが完成を遠ざけて、方向を誤らせてしまいます。脚本を書く際には正しいと思えた一つのピースは、そこにはまったかのように見えて小説の態を為さなくしてしまう……これが為に私は未だ苦労しています。

ただ時間が少しずつ従来の癖をなきものとしてくれているのも感じています。去年書いた小説が群像と云う文芸誌で一次通過した事はそれを証拠付けてくれる吉報でした。この作品自体は短い私小説のようなものでしたので、これ以上の結果は望めない事も分かっていました。自身の力量もまだプロとして通じるところにない事は明らかです。しかし多少でも評価された事実は大変嬉しく感じました。生への執着が年々希薄になって来ている事を自覚しているのですが、もう少し頑張ろうと云う気になったのも確かです。
今年も群像に小説を応募しました。目標は二次通過としています。その上に最終審査があり、大賞と云う流れがあります。前回の新人賞では私の住んでいる仙台の主婦が最終候補にまで残っており作家デビューしています。身近にも小説を書いている人がいるのだなと思うと、励みにはなりませんが不思議な感覚を提供してくれますね。なんとか40歳までには結果を出したいと考えているのですが、先の長い甘い考えかも知れません。

とにかく自分の勉強をしながらも時間的余裕を作り、自己満足の域を出ないオナニーのような当ブログですが、多く更新して行けたら良いなと考えています。もし宜しければこれからもお付き合いくださいませ。

|

« 老い | Main | リンク~スターウォーズ関連 »

Comments

レトロゲーム記事はグレーゾーンなEMUに対する新しい価値観を見せてもらいました。各タイトルへの評価も冷静な観点であらゆるレビュー系サイトの中でも屈指の評価をしています。今後もがんばってください。細君をお大事に。

Posted by: eki | 2005.10.09 09:55 PM

液さまコメントありがとうございます。
当初はエミュレーターの記述を避けていたのですが、レトロゲームを語る際に無理が出るだろうとして自らへの制限を外してしまいました。

本当ならば各ゲームメーカーに作品の保存を行って欲しいと思います。
そうなれば違法性の高いエミュレーターを使用しなくて済みますからね。
しかし、未だ商業としてしか成立していない業界には多くを望めない事も分かっています。

将来そのような団体の出現する事を願っています。

Posted by: 管理人バブシカ | 2005.10.10 01:40 AM

バブシカさん

こんばんは。SAVEです。
リンクいただきありがとうございます。
こちらはちょうど1周年だったんですね。
遅まきながら「おめでとうございます!」

バブシカさんは小説家を目指しているんですね。道理で文章が上手いはずだ。。
がんばれる目標があるってのは素晴らしいことだと思います。


。。余談ですが、先日バブシカさんのゲームの記事(ドラクエ8)を見て、
私もゼシカにあぶない水着を着せてハッスルダンスを踊ってもらいたくなり、
ドラクエ8を買ってしまいました(笑)。
最近はゲームをする時間もないので、中古相場が安定してから買えばいいと
思っていたので、ちょうどいいタイミングでした。
やってみると意外に面白いですねぇ。模型制作がますます進まなくなりそうです(笑)。

Posted by: SAVE | 2005.10.10 09:59 PM

SAVEさんコメントありがとうございます。

ここでの文章は短い時間で書いているものなので、結構アラがあると思います。あと間違いとかも多い筈です。気付いていても直していない部分があるので、もう少しキチンとしなければならないと思っています。

ドラクエ8はなんだかんだ書いてしまいましたが良いゲームですよね。
キラーパンサーを入手してからの移動感覚は特に素晴らしいと思います。
例のハッスルダンスも素晴らしいのですけど、見ていて少し恥ずかしくなります……

プレステ2のレゴスターウォーズと云うゲームの評価が高いようなので、そのうち遊んで見ようかなと思っております。

しかし、その前にファルコンを完成させたいところです。

Posted by: 管理人バブシカ | 2005.10.11 05:49 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 一周年:

« 老い | Main | リンク~スターウォーズ関連 »