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2005.10.19

ながらメール

pboy自転車に乗りながらメールしている若者を最近よく見掛けます。
あれは危ないから止めた方が良いですね。少し前に老人が跳ね殺されたと云う事件もありました。

そこまでしてメールを打たなければならない用事もないでしょうし、一分一秒を疎かに出来ないほど多忙な人などそうはいない筈です。
それでも「ながらメール」をしている若者は減りません。

この忙しない世間にあってマルチタスクを善とする風潮がある事は知っています。
しかし、私たち凡人が一度に出来る作業量は限られているのです。例えばネット巡回をしながら音楽CDを聞く……目と耳は少なからず連動する事を余儀なくされています。情報の重要度は視覚に多くあるので耳が疎かになっています。
ただBGM的な効果を狙う以外そこには価値がありません。もし、そこで音楽の善し悪しを語る人がいるならば、それは詭弁か勘違いでしかないでしょう。

また少し別の例であれば、車の運転にも当てはまります。今ここで急いだとしても10メートル先の赤信号で止まらざるを得ないのにどうして皆あんなに急ぐのでしょうか?

自転車以外の「ながらメール」もよく見掛けます。
友達と話しながら歩きながらは当然のように、恋人と語らいながら携帯を操作している人もいますよね。
はっきり云ってどんな意味があると云うのでしょうか?

答えは簡単です。ひとつは単なる流行なんですよ。誰かが始めに行った「ながらメール」は未成年者の飲酒喫煙のように、ちょっとした悪の行動としての魅力を有していたのだと思います。または多忙なビジネスマンよろしく間隙を取り繕う恰好のポーズとも見られるのかも知れません。
「悪」と「大人」の融合は自らをちょっとしたカリスマに仕立て上げてくれます。

もうひとつは行動の反復に依り作られた継続性を失いたくないとする為の不安です。
もっと砕けて云えば「手持ち無沙汰」とも取れるでしょう。
また別の例を借りれば田舎ホストの香水と同様です。慣例が不安を作り出したが為に香水の量は日々増えて行くものなのです。ここには本人が半ば意識的に弊害を知りつつも埒外に追い遣ろうとする愚も孕んでいます。

いまの若者は携帯を手に持っていなければ間が持たないのです。そうしていなければ服を着ていないのと同様の不安に陥ってしまうのです。

先ずは脳を使って考えて見ましょう。今ここで携帯を操作しなければならない理由があるのかどうかを。
そして勇気を持って携帯を隠しに締まってしまいましょう。不安とは慣例が作り出した幻影です。恐れる事はありません。携帯を使わない事が慣例となりますし、もともと私たちは携帯など所持していなかったのですから。

そして自転車に乗ったらその速力でしか見出せない景色を楽しみましょう。ほら風を切る音が耳に聞こえて来る筈です。これこそが自然に行われる目と耳の連動なのですよ。世界の万象がきっと見付かる筈です。目と耳は都会にあっても素晴らしい風尚を見出す事を得意としているものなのですから。

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Comments

PaperBoyだ~

懐かしい

Posted by: ぷえる | 2005.10.22 01:54 AM

残虐行為手当。

Posted by: eki | 2005.10.22 10:36 AM

コインイッコイレル

Posted by: 管理人バブシカ | 2005.10.23 09:48 AM

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