1/100 トゥランファム (仮組)
バイファムのプラモデルは総じて完成度が高いですね。特にトゥランファムはシリーズ最後発の大物キットでしたので素晴らしい内容となっています。
特に可動部に関するギミックが良く考えられています。ポリキャップに依るボールジョイント方式を始め、見た目とクリアランスを調整した可動範囲の広さ、コクピットの開閉システム、ストレスを感じさせない後ハメ工作を主とした部品割り、また既にアンダーゲート方式も採られています。
現在のマスターグレード作品の基本が詰め込まれていると云っても良いでしょう。
プロポーションも当時としては納得の行く出来映えでした。現在の目で見ると胴体がかなり大きく感じられますね。これはコクピットのギミックを詰め込んだが為の弊害だったのかも知れません。
キット内容としては当時最高峰と云われていたボトムズシリーズよりも優れていると思います。しかしバイファムと云うアニメ作品自体の人気がなかった為に現在語られる事の少ない不遇の名作となってしまっています。
メカ自体はガンダムとザクの中間に位置するようなデザインだと思います。少しレトロっぽい味もありますね。立体映えするプラモですので興味のある方は購入して見ても良いのではないでしょうか。
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コメント
正直プラモデルは詳しくないけれど敢えてコメント。
プロポーションは単純に時代性の問題の様な気がしたりしなかったり。
足首を基点とする重量配分がおかしくてポージングに限界がある>ふくらはぎ部分に粘土を入れてスタイリッシュなポージングを容易にする魔改造的なアイディアを見た記憶が。たしかバルキリーだったかな。
戦隊ヒーローのロボットは着グルミなので当然実際の人間のスタイルがベースになる。そこに後発で現れたアニメーションプラモデルが徐々にスタイリッシュな進化傾向を持ったのかなぁ、と。
骨太なズン胴もかわいいですよ。イケメンメカが「実はパワフルな設定」であるよりは初見で納得できますし。
投稿: eki | 2005/11/04 14:49
>プロポーションの時代性
確かにそうなんですよ。最近のガンプラなどは一般的には初見で格好良く見えるのですが、実は安易なリファインで初心者を騙しているに過ぎないと思います。
頭を小さくして足を長く足首を太くする……これがお決まりのパターンみたいです。
正直云って反吐を催されますね。ゲームで云えば三国無双みたいにしとけば良いだろみたいな意識の低さを感じます。
取り敢えずプラモを作らない人の方が多いと思うので啓蒙として毒は書かないようにしているんですけどね。
個人的には昔のガンプラの箱絵のようなプロポーションが好きです。ずんぐりむっくり体型ですね。
投稿: 管理人バブシカ | 2005/11/05 02:49
ぬぅ。事ある毎に俺を毒虫呼ばわりする奴め。ニョロニョロしてやる。
ちょっと発言の方針を変えていこうかな(ネット全般)。
投稿: eki | 2005/11/05 08:12
毒虫呼ばわりしてませんよん。
ボクちんも毒虫ですから。
毒さま……じゃなかった液さまには今のままでいて欲しいと思います。
投稿: 管理人バブシカ | 2005/11/05 09:03