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2005.11.15

1/20 グラジエーター

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溜め込んでいた画像ファイルを整理していたら以前作った模型の画像が大量に出て来たのでアップします。ファルコン号が全然進んでいないのでお茶を濁す程度のものではありますが。

以前アップしたグラジエーターと同じものを接写した画像です。
4年くらい前に作りオークションへ出品したガレージキットなのですが、いま見ると部分部分で未熟だったなと思ってしまいます。

模型の出来映えは8割方塗装の成否にかかっていると考えられます。幾ら改造してプロポーションを変更したりディティールアップして精度を高めたとしても、それを分かって貰えるのは極一部の人だけなんですよね。他人に評価して貰う為に作っている訳でもないのですが、作った以上は見て貰いたいと云う欲も出て来ます。
作品の不出来にも関わらず苦労して作ったものだったりする事から、親バカと同様なエゴが生じているものだとも考えられます。

その点で云うと塗装の優れた作品は誰が見ても素晴らしいものに思える可能性を秘めています。
画像のグラジエーターで云うと、足の上にある機関部を作る事に最も苦労したのですが、同じ物を作った方以外には分からない部分だと云えるでしょう。

模型以外にもこれは当てはまる事で、音楽を志した人にしか見えない技術、絵画に造詣を深くした人にしか分からない筆致、脚本を書いた人にしか気付けない細工と云うものがある筈なのです。
塗装の優れた模型は画一的な高評価を多く得られるでしょう。それはそれで正しく素晴らしい事に疑いがありません。しかし、どうせでしたらその上に玄人をも唸らせる技術も仕込んで置きたいものです。
そして本来は多面体である筈の評価を独自に下せるだけの自己を持ちたいと思います。


模型から遠ざかってしまいましたので話を戻します。
画像のグラジエーターは塗装方法に試行錯誤していた頃のもので、マシーネンクリーガーの原作者である横山宏さんの行っていたヨ式塗装法を色々試して完成させました。
ヨ式塗装法とは、ラッカーで塗った下地の上に、ラッカーシンナーで割ったエナメルを塗ると云うものです。
これを迷彩の縁に行う事でアトランダム的なボカシを行えるのが特徴となっています。エアブラシによる画一的なグラデーション塗装にはない色気とムラが得られるのが良いところですね。
私は既に使っていない手法なのですが、まだまだ研究の余地がある面白い塗装法だと思います。

それにしてももう少し茶色を強く乗せて置けば良かったなあと云う反省をして終わりとします。

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