1/20 カウツ

これも4~5年前に作った模型です。
白を基調としたメカって格好いいんですけど塗装が難しいですね。綺麗に塗ると味気ないし、汚し過ぎると灰色になってしまいます。
その弱点を克服しつつ汚く塗装しようと実行したのが画像のカウツなのですが、そこそこの出来になったと当時は思いました。現在の目で見るとちょっと適当だったかなと感じます。もう少し影を入れる部分、ムラを作る箇所を計算するべきでした。
しかし塗り方の方向性は間違っていなかったとも思っているので、これ以降は試行錯誤した末にこの塗り方を基本として現在に至っています。
参考になさる方がいるか判りませんが一応以下の手順で塗装しています。因みに筆オンリーです。
①基本塗装(この場合は白)
②シャドー入れ(黄土色)広範囲
③シャドー入れ(灰色)中範囲
④シャドー入れ(黒)狭範囲
⑤ブレンディング(シャドー3色をシンナーでぼかして馴染ませる)
⑥クリアースプレー研ぎ出し
⑦面塗装(ピンク)アクセントに過ぎないので分からない程度に極薄く部分的に
⑧面塗装(藍色)これも分からない程度に極薄く部分的
⑨エナメル白塗装(かなり薄めたハンブロールを3回ほど全体に塗る)
⑩クリアースプレー
⑪デカール貼り
⑫エナメルウェザリング(艶消し)
こんな感じの工程で仕上げました。
かなりの色数を使っていますが、最後にエナメル白を被せるので基本色の印象は消えないのではないかと思います。また、そのままで仕上げるとぼやけた感じになるのは避けられませんから、最後に墨入れに近いウェザリングを施す事になります。
白色以外の模型にも使えるのですが、下地のシャドーを残す事が前提となっている為、明度の高い色でないと効果が出難いところが欠点です。
しかし油絵を描いた事がある方でしたら、下地から立ち上げる方法をご存知でしょうから重い色でも扱えると思います。
私は未だにこれぞと云う手法を身に付けていないので、色々な方の術を参考にして試行錯誤を繰り返しています。とは云っても塗装出来る環境が殆どない為に専ら脳内シミュレーションに終始しているのですが。
もし今回の塗装法が何かの参考になっていただければ幸いです。
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