ZAKUⅡ-F2(6)
どうも全然進んでいません。
デカールを貼り充分乾燥させたので、クリアースプレーでトップコートしたのち水研ぎ出しを行おうと思っていたのですが、天気が悪かったり時間が取れなかったりと不運が重なってしまいました。
漸く昨日クリアー掛けが終了したので右肩のシールドだけ仕上げてみました。
とは云っても、これも未完成で以後もう少し色味を整えた上でウェザリングを施す予定です。
画像のようにちょっとした遊び心で男根……もとい弾痕を付けてみました。なかなかリアルっぽくなっていると思うのですが如何でしょうか?
この手のダメージ表現は質感を出せないと嘘臭く見えてしまいます。
今回はゼリー状瞬間接着剤のアルミチューブを細工して、穴を開けたシールドに埋め込んでいます。これなら質感と云う点では不自然な感を与えないのではないでしょうか。意外と簡単に出来るのでお奨めしたい方法です。
序でに左肩スパイクアーマー内側の画像もアップ。
こちらは堅牢さを表現する為に、内部にもう一段装甲を追加しました。
エバーグリーン社のI型プラ棒を指でしごきながら曲面に這わせ、間にリベットを詰め込んでいます。装甲と云うよりはベアリングのようになっていますが、模型的な表現として面白いので良しとしています。
塗装に関して云うと、大袈裟な錆を乗せてみました。
フラットブラックで下地を作り、ハンブロールのブルーグレーでウォッシングする事で白化させます。茶色に見えるのもまたハンブロールなのですが、塗料瓶の中で分離した顔料をそのまま使っています。
ハンブロールエナメルは塗料とシンナーが分離し易い性質を持っているので、死ぬほど攪拌しないと塗装出来ないのが欠点となっています。
今回はこれを逆手に取ってフラットな顔料のみを凹み部分に乗せて錆の表現としてみました。面白い効果が出るのですが、乾燥に時間がかかる欠点も併せ持ちます。
なんだかんだと色々手を入れてしまう悪い癖が出てしまい完成から遠のいています。予定では既にオークションへ出品している筈だったのですが、思うようには上手く運びませんね。なんとか来週中には完成させたいなあ。
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