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2006.06.16

Millennium Falcon 番外編

Ogawa_falcon01

レジン複製の際に皮膚がかぶれてしまったのを原因として、ここ半年ほどファルコン号の制作から遠ざかっています。
その間にスターウォーズモデラーの念願であった最新キットがファインモールド社から発売されました。即日購入し既に完成させた方も多くいらっしゃるでしょうし、相互リンクしていただいているSAVEさんのHP上UPLOAD掲示板では、より再現度の高い完成品を目指すべく多くの方々が研鑽の結果を日々報告し合い制作を続けられています。

私も仲間入りしたいなあと思っているのですが、MPC社のファルコン号が中途半端な形で残っている為、ここでFM社の物を作り出してしまうと完成しなくなってしまう恐れがある事から二の足を踏んでいます。
SAVEさんたち掲示板の皆さんがFMファルコンを完成させたのちに、ゆっくりとMPCファルコンを完成させてからFM版に進もうかなと考えマイペース振りを発揮中です。

先日、SAVEさんの掲示板で知り合ったogawaさんから画像をいただきました。
私と同様かそれ以上にファルコン号の5フィートプロップ版を愛しているogawaさんとは、以前から情報交換を兼ねた連絡を取り合っているのですが、今回いただいたMPCファルコンの画像には感動させられました。

見ていただければ分かるように素晴らしい再現度を誇っていますね。

Ogawa_falcon02

スターウォーズに詳しくない方のため簡単に説明しますと、映画で使われたファルコン号の模型(プロップモデル)には幾種類かの大きさがあり、大別すると5フィート版と32インチ版が存在します。
5フィート版はMPCファルコンの元となったプロップモデルで初出がエピソード4(1977公開 A NEW HOPE)、32インチ版がFMファルコンの元となったプロップモデルで初出がエピソード5(1980公開 THE EMPIRE STRIKE BACK)となっています。
その相違点はモデルの大きさなのですが、プロポーションも若干違いますし、細かなディティールに至っては別物とは云わないまでも、かなりの相違が見られます。

もう少し砕けて云うと、ファルコン号のオリジナルである5フィート版がデカ過ぎて特撮する際に不便だったので、取り回し易いように簡略化したものを32インチ版とする事が出来るでしょう。

このような経緯を持ったプロップモデルですので、5フィート版は32インチ版に較べるとディティール密度がかなり高いと云えます。
しかしMPC版はもとよりFM版としても縮尺模型には変わらない事から、プロップモデルを完全に再現する事は出来ないと思います。或る程度の省略デフォルメを余儀なくされているので、5フィート版を作るか32インチ版を作るかは好みの問題とも云えますね。

この点ogawaさんのファルコン号は上手く作られているなと感心させられます。プロップモデルを基本にしてバランスの良いパーツ配置がなされています。なるほど、この部分はこのように処理したのかと参考にもなりました。
以前制作したものをレストアしているそうである事から、改修している箇所が分かり易く制作途中の色気が感じられるところもモデラー的に大変そそられます。

スターウォーズのプラモデル作りは苦行に喩えられる事も多いのですが、好きな物であるからこそ敢えてその道に入り、艱難辛苦が当然のものと思えて来るんですよね。こうなったらもう抜け出す術はありません。貴方も私もスターウォーズ変人の仲間入りです。どうせだったらこのマゾ的な楽しさをもっと多くの方に味わって貰いたいなあ。

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2006.06.12

mame icons 14

Chaknpop

以前作ったもののアップし忘れていた「ちゃっくんぽっぷ」のアイコンです。
個人的に大好きなアクションパズルゲームの佳作なのですが、出荷台数も少ないマイナー作品なので需要はないかなとも思います。
MAMEに於いては親ゲームのみで派生を持たない事から、アイコンの選択と遊びの幅も限られてしまいますね。それでも宜しければ使用して下さいませ。

「chaknpop.zip」をダウンロード

(圧縮状態で300kb、展開すると1.3mbになります)

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2006.06.09

アサルト操作方法

Assaultp何気なくMAMEのcommand.datを見ていたら、アサルトのところに簡易操作方法と云う項目がありました。
それに依ると左右スティックのコントローラー振り分けを全て外す事で、十字キーのみの操作が可能になるとの事です。
command.datは以前から導入していたものの、殆ど中身を確かめた事もなく、使用した事もありませんでした。勝手な想像で格闘ゲームの技コマンドを確認する為のものだと思っていたくらいです。迂闊以外の何者でもありませんね。

他にも色々と見てみると、操作方法からゲームの説明、隠し技情報、MAME固有のボタン配置まで様々な有益情報が載っています。う~む素晴らしい。今迄ボタン配置や効果などを実際のプレイからメモしていたのが馬鹿らしいと思えるほどの充実したライブラリーです。

早速、アサルトの操作を確かめて見ました。
ここ最近のバージョンではドライバが変更された為に簡易操作は設定出来ないようですね。と云う事はplusの0.88以前なら大丈夫かなと思い、個人的に使用頻度の高い0.78で試して見ました。

ゲーム中、Tabキーで設定ウインドウを出し、「このゲームの設定」から操作方法へ入ります。左右スティックの設定を全て外し(まだEscキーによるボタンなしが導入されていないので、普段使用しないキーに割り当てました)、スクロール下部にあるレバー上下左右の設定に、使用しているコントローラーの上下左右を割り振ります。あとはショットボタンと特殊ボタンを適当に設定。これで完了です。

ゲームスタート。おお感激、コントローラー十字キーのみで動かせています。
アーケード版の操作に慣れている事から最良とは云えないまでも、なんとかプレイする事が可能となりました。操作感覚としてはプレステ版ナムコミュージアムのそれに近いですね。ちょっと挙動不審なところもありますが許容範囲と云えるでしょう。

他に確かめたところ俺豆と雷豆でも簡易操作の設定が可能でした。以前のバージョンと云う前提ならばplusやjpの派生でも設定出来るのかな?

これまで良い操作方法が見つからなかった事で諦念していたアサルトが遊べるようになったのは大きいです。最終的にアーケード版と同様のボタン付きツインレバーでプレイするのが夢なのですが、それまではこれで遊ぶ事とします。

command.datは大変楽しい読み物としても機能していますので、もし使用されていない方がいらしたら早急な導入を強くお奨めします。以下のURLから中身を確認しダウンロード出来ますよ。

http://mamew32j.hp.infoseek.co.jp/command-jp/


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the2bears.com Introduction thank you

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2006.06.07

戦闘メカ ザブングル 完全設定資料集

Xab__1モデルグラフィックス誌の特集を見てからザブングルづいているのですが、タイトルの設定資料集まで購入してしまいました。なかなか素晴らしい内容の本なのですが表紙が如何にもショボイ感じのロボットアニメを想起させるところが残念です。

将来的にウォーカーギャリアとドランタイプをスクラッチしたいと云う希望があったればこその散財でした。ウォーカーギャリアは1/100未発売事件のトラウマが立体を欲していて、ドランはSFメカとしての完成度が高い事から作ってみたい願望があります。

設定通りに作ろうとは思っていないのでこのような本を買う予定はなかったのですが、ネットで探しても画像が見付からないんですよね。大体の形が判別出来る程度のもので構わないと思っていたものの、記憶のみで作れるほどの印象も残っていません。
以前リンク先のppkさんが本著を購入していたのを思い出して私も買っちゃったと云うのが今回の流れとなっています。

スターウォーズの本や映画の研究書だったら金に糸目をつけない気概を見せていた今迄だったのですが、このようなアニメの資料を買ったのは初めての事です。
郷愁感もあってか楽しく眺めていられます。特にドランは今の目で見ても抜群に完成度の高いメカニックだと感心させられました。ロボットアニメに興味のないSF好きの方にも受け入れられるデザインで纏まっていると思います。取り敢えず死ぬまでには作ってみたいな。

Durun

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2006.06.06

PGガンダム 01

Pggun00_1

ちょっと時間が余ったのでパーフェクトグレードのガンダムを作り始めて見ました。
ファーストガンダムとデカい物好きの私は発売当日に購入したのですが、いつ頃だったのかと調べて見たら1998年の商品でした。既に八年も経っているとは思いも寄らなんだ。そう云えばN64のゼルダとほぼ同じ時期だったのを思い出しました。光陰矢の如しとは能く云ったものです。

仮組だけはしてあったので頭部から手を付けて見たのですが、今の目からしても素晴らしいプラモだと感じます。
当時ガンプラのメインストリームだったマスターグレードシリーズは、頭を小さくして足を長くする……と云う安易な方法からヒーロー然としたプロポーションで作られていたと思うのですが、PGシリーズはアニメに近い骨太な印象を与えてくれます。個人的にはこちらの方が好みなので満足した憶えがあります。

しかしシビアな目で観察すると、人型のロボットとしてプロポーションの破綻も見出だす事も出来ます。
バンダイのプラモはガンダムに限らず昔からの癖なのか、胴体と下半身のバランスが悪いんですよね。具体的に云うと上半身が大き過ぎるか下半身が大き過ぎるのです。
PGガンダムの場合は前者のように設計してあり、1/60スケールの巨大感をスポイルしてしまっています。デザインはそのままでも良好なので、あと二回りほど足全体が大きければ完璧なプロポーションになっていたと思います。

また上半身が大きく見える原因は、肩幅が広すぎる事と胴体から腰までのラインが冗長に取られている部分からですね。これはザクを代表とする殆どのガンプラに当てはまる欠点ではないでしょうか。
MGシリーズの初期に発売されたゲルググがこの欠点を与えられた最大の被害者となっています。
接着剤を使用しないスナップフィットで組み立てるガンプラとして、合わせ目が目立たないと云う新しいステップに進んだ画期的なキットであったにも関わらず、その中途半端なプロポーションから評価の低い不遇の作品と呼ぶ事が出来ますね。

話をPGに戻します。
先に述べた負があるにせよPGガンダムが出来の良いキットである事には変わりません。そのまま組んでも充分に格好いいガンダムが完成する事を請け合います。
ただCADによる設計が未熟だったからかパーツの合いが悪いのが残念なところではあります。PGは多くのメンテナンスハッチが開く設計で作られているので、仕方ない部分であるとも思うんですけどね。

Pggun04

私は通常見えないだろう内部メカには興味がないので、パーツの精度を優先する形で隙間をパテとプラ板で塞いでしまいました。これにより頭部横のインテーク部は開かない事になります。
通常はここを開いてからモノアイ発光のスイッチを入れる事になるのですが、画像のようにコの字型に曲げた真鍮線を押し引きする方式に変更してあります。いちいちハッチを開くよりも簡単で目立たないのが良いところです。が、電池の交換が出来ないと云う致命的な欠点も含有します。

Pggun02_1

他に改修した部分は以下の通りです。

バルカン砲が大き過ぎると感じたので、真鍮パイプとブラスパイプMAX(S)を組み合わせて作り直し。

インテークの穴が小さいのでデザインナイフで丁寧に切り欠きし大きく開口。中はエッチングパーツとコの字型プラ棒を使いディティールアップ。

アンテナ基部と顎の赤い部分が大き過ぎると感じたので小型化。

パーツ全体のバンダイエッジをサンディングでなくしました。特にマスク部分は綺麗に纏まったと思います。同時に適度なエッジ立ても実行。

首パーツのディティールが少なく寂しかったので、真鍮パイプを使ってシリンダーらしき物を追加。


取り敢えずこんな感じで作って見ました。あとはアンテナを付けて表面処理をすれば頭部は完成です。一日作業にしては結構進んだかな。作業速度はかなり速い方だと思うのですが、なかなかプラモを作る機会と時間に恵まれていません。ここら辺をもう少し改善しなければと常々考えるものの上手い打開策が見つかりませんね。
あとはデジカメの手ブレをなくす為に三脚を購入しようと思っています。

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2006.06.04

ROGUE

Rogue01

マザー3に純粋なRPGを発見出来なかった細君が、何か面白いRPGがないものかと嘆息していたのでローグを奨めて見ました。
因みに彼女は生粋のドラクエ派でありファイナルファンタジーシリーズは肌に合わないとして一切プレイしません。他には一時期ウィザードリィを猛烈に遣り込んでいたのを例外とする程度の一般ゲーマーです。それ以外で遊んでいたのはポポロクロイスシリーズくらいでしょうか。

ローグはご存知のようにトルネコの冒険風来のシレンの元となったRPGです。
1980年にネット配信されて以降、様々なクローンゲーム(ローグライク)を生み出した世界的に有名なフリーソフトとなっています。

ダンジョンズ&ドラゴンズ等に代表されるテーブルトークRPGをコンピュータ上で一人楽しめるように落とし込まれた作品なのですが、グラフィックをさえ使用しない極限までシェイプアップされた内容が素晴らしく、適度なプレイ時間と巧みなランダム性が緊張感と中毒性を約束してくれています。

オリジナルまたはクローンを遊んだ事のない方でもトルネコやシレンのゲーム内容はご存知だと思います。
ゲームシステム的に全く同じ内容だとしても乱暴には当たらないでしょう。それだけオリジナルローグが完成されていた証拠だと云えますね。アイテムの効果や罠の種類はおろか面数までも一致しています。

プレイした事のない方には先ず遊んで見て貰いたい完成度の高い作品です。
様々なローグライク作品がネット上で公開されているのですが、オリジナルを尊重して下のリンク先にあるアドバンスドローグをお奨めしたいと思います。

http://yokohama.cool.ne.jp/regen_rn/rogue/rogue.html

アドバンスドローグへと進み、実行モジュールをダウンロードします。

オリジナルローグのバランスを少し初心者向きに調整してある為に大変遊び易くなっているのが特徴のクローンとなっています。
もしお気に召しましたら「ローグライク」でGoogle検索を掛ければ無数のローグライク作品に出会える筈です。舞台をダンジョンのみならず地表に求めたものや、グラフィックを使用した物などその種類は様々ですので、これだけで数年を消費してしまう可能性もあると云えるでしょう。以下のサイトにも詳しく説明されています。

http://dungeon.jp/roguelike.htm

但しローグはキーボードのみでコマンド操作する事を前提とされているので、これが為に敷居が高く感じられてしまうかも知れません。
と云う事で操作方法のマニュアルを作ってみました。基本的にアドバンスドローグの作者さまのページにある操作方法などを参考に書き直したものとなっています。許諾を取ってから公開しようと思っていたのですが、本ページのサービスが終了しており適いませんでした。事後報告も出来ない事をどうかお許し下さい。

「rogue.zip」をダウンロード

zipを解凍すると以下のテキストマニュアルが出て来ますので、プレイ画面の横にでも並べて遊んでいただけると分かり易いと思います。


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2006.06.03

マザー3

Mother3

細君がゲームボーイアドバンスのマザー3を遊んでいたのですが、一週間もしない内に飽きてしまったようです。一言「まどろっこしい」と云うのが辞めた最大の原因だとの事です。

私も少し遊んで見ました。なるほど細君の云っている意味が理解出来ました。
マザー3はハードや表現方法の相違はあるにしても、向かうところはPS2のファイナルファンタジー12と同様の問題を抱えているのだと感じました。
簡単に云うと、シナリオ優先型のストーリーをなぞらせて満足を与える作品だったのです。プレイヤーにゲームを遊ばせると云う部分が希薄に出来ています。
私は前作と前々作もプレイしているのですが、評判の多くに見られるような物語上の感動を全く感じる事もなくクリアしてしまいました。正直な感想は「幼稚」なストーリーだなと云う事だけでした。

マザー3をプレイすると任天堂制作スタッフの苦労が手に取るように分かります。
ご存知の通りコピーライターの糸井重里さんが原作を書いているのですが、氏はゲームシステム開発の素養を全く持っていないものと思われます。
シナリオとゲームシステムの融合がギクシャクしているのがその証拠です。

私の想像で云うと以下のような開発手順を踏んだのではないかと思われます。

先ず、糸井さんの書いた第一稿のシナリオを元に任天堂開発スタッフがシステムを考案。またはシナリオが未完成の時点でシステムを作り始めた。
シナリオに沿うようなシステムを作って行くも、糸井さんがアイディアを出す度に、またシナリオを改変する度に作り直して行かなければならない効率の悪さを味わった。

これの繰り返しでなんとか完成したのがマザー3。開発中止になったのがN64DD版だった……。
多分間違っていないと思うのですがどうでしょう? シナリオとシステムの無理な組み直しがプレイ中に感じられるんですよね。これが為に作品として見た時の完成度の低さとバランスの悪さが目立ってしまっています。

個人的に詳しい訳でもないので断言は出来ませんが、糸井さんが人間として純粋であるか仕事に対して真面目である可能性、そして著名人としての冠を利用した作品であると云う曲げられない事実。この事から糸井さんを絶対とする暗黙の了解がある為に開発が苦労して纏めあげたのが本作と云う事になります。糸井さんのゲームを知らないが為の迷走が開発スタッフを困惑させていたのは想像に難くありません。

マザーシリーズが評判に反して決して売り上げの良いシリーズではない(ドラクエやFFに並べない)理由がここに存在すると思います。ゲームとしての楽しさを提供してくれていないのです。宮本さんですらアドバイスに遠慮を挿し挟んでいるのではないかと勘繰ってしまいます。頑ななまでの任天堂の糸井さんに対する忠誠が作品を停滞させているとしては云い過ぎでしょうか? 在り来たりな中世ファンタジーや中途半端なSFではないRPGとしては面白い素材を持っていると思えるだけに残念の感が募ります。

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