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2007.01.22

1:20 ルナポーン

Lunapawn


昨年末にWAVEからマシーネンクリーガーの新製品「ルナポーン」が発売されました。
同社からはこれまでに「ファイヤーボールSG」「ラプター」「陸戦ガンス」の3種類が商品化されているのですが、完全新規金型からなる物が作られたのは初めての事となります。

約20年前に作られたニットー製品に、WAVEの作った新しいランナーを混入する事で機体のバリエーションを商品化すると云う形態が取られていました。コスト面の問題があったにせよ、それだけニットー製キットの出来が良かった訳ですね。
しかし、如何せん古いキットである為に、最近のプラモをしか作った事のない方には作り難い代物であったかも知れません。

今回のルナポーンは新規客層を開拓する為に、ガンプラを意識した商品として開発されたと見て良いでしょう。
接着剤を使わなくても完成するスナップフィット方式を採用し、ポーズ固定が当然だった同シリーズでしたが、ポリパーツによる可動を仕込んであります。
箱絵のデザインが一新されたのと、塗装カードが付かなくなった事で憤慨している従来からのファンも存在するとは思いますが、WAVEがインジェクションプラスチックモデルメーカーとして一段上を目指している姿勢を評価したいところです。

キット自体の評価はと云うと、最先端を行くガンプラと比較するまでには行かない中途半端な仕様と云えます。
パーツ自体の分割構成はニットーの旧キットと大差ありませんし、合わせ目を消す作業が確実であるのにアンダーゲート方式を採用しています。アンダーゲートはヤスリを使わないと綺麗に組めない事から初心者には難しい処理を余儀なくします。
まだ商品の方向性が定まっていないのではないかと思えてしまいます。別に穿った見方をするのであれば、開発の方たちが使ってみたい技術を入れただけの、狭い玩具になってしまっている感もありますね。

でもマシーネンクリーガーのファンとしては新キットが出るだけでも満足です。
20年前に一度は終了したシリーズですし、ここ一年ほどニットーのキットは再販もされず市場に出回っていません。ガレージキットのイベントであるワンダーフェスティバルでは毎回素晴らしいキットが売られているものの、ガレージキットである以上一般人には購入も容易くありません。ここは新キットを開発し流通してくれているWAVEに素直な感謝の念を抱くのみです。

と云う事で私は年末に2個買いしてから、ちまちまとではありますが制作を続けています。先ずは新キットの素性を楽しむと云う意味でストレート組みする事に決めました。
下の画像は完成直前まで進んだ現段階のものとなっています。

Afssa04

今回は手間を減らす意味を込めて、下地にラッカー黒をベタ塗りしたのち、ポスカの白を塗りました。そののちスチールウールでポスカ塗装面を削る事で大袈裟なチッピング表現とします。

Afssa03

こんな感じ。
この上からクリアーコートを施してデカールを貼り、コピックで陰影を付けたものが二つ上の画像となります。茶色が強く見えるのですが、これは私の持つデジカメの特性でして、実際はクリームに近い色味です。

フィギュアもラッカー白を下地に塗り、あとはコピックのみで仕上げています。
コピックを使って最も楽になるのがフィギュアの塗装だとしても良いのではないでしょうか。絵を描くように陰影を書き込むだけでリアルな人間が出来上がります。

Qfssa06

画像は手ブレ状態のものですが、良い雰囲気が出ているのではないかと思います。
あとはパイピングを施して軽く汚したら完成となります。手を入れなくても十分に格好いいじゃないかと自画自賛。WAVEさん万歳の心境です。

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