開幕パターン_混合攻撃_25~27面
ヨロイの24面をクリアした安堵も束の間に、ここから32面まで全敵キャラクターによる総攻撃が始まります。
ここからは開幕パターンを簡潔に記述するに留めます。スクリーンショットと登場キャラクターの紹介で雰囲気を味わっていただければ幸いです。
敵が近くに存在しない為、有効な開幕パターンはありません。
全キャラクターが一体ずつ存在する華やかなステージですね。ボスが「クロコ」と云うのもお洒落だと思います。
開幕、敵を視認出来ずに上段へ登って行くと……と云う演出で成り立っているのだと感じます。本作のゲームデザイナーである故・藤沢勉さんは本当に素晴らしい仕事をして下さいました。20数年後の現在でも夢中になって楽しめる作品を作ってくれたのですから。30年40年経ってもこの感想はきっと変わらないものと肯えますね。
開幕、右ジャンプ→左ショット→左ショット。
ダルマとカミナリ小僧を倒して開幕パターン終了。以降は注意しながら上へ登りつつ敵を倒して行きましょう。特に問題もなくノーミスショットボーナスが取り易いステージです。
開幕、右ジャンプ→左ショット→右ショット→右ショット。
最初のジャンプでシシマイを気絶させてから左のトカゲを倒します。その後、手裏剣を右に2発、先ほどのシシマイと落下して来たトカゲを倒して開幕パターン終了。
ボスのカブキ以外はシシマイとトカゲだけのステージです。なるべく敵を下へ移動させないよう注意したいところですね。焦らずゆっくりと攻略しましょう。
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コメント
魔城の冒険のメインの製作者は藤沢さんじゃなくて西澤さん(現:ウェストン・ビット・エンターティメント社長→URL参照)です。初期スコアの「BUCHA」というのが西澤さんのことです。藤沢さんの名前は4番目にあるということで、西澤さんと藤沢さんの本ゲームに関するポジションが分かります。
ずっと以前のゲーム批評に西澤さんへの(魔城の冒険に関する)インタビュー記事がありまして、そこに色々と興味深いことが載っています。以前に友人からコピーをもらっているのですが、どこかに埋もれてしまっていますので、発掘できたら何らかの手段でお送りします。
西澤さんもハッキリ認められていますが、敵のアルゴリズムを手がけたのは藤沢さんなので、藤沢さんもこのゲームに非常に貢献していることは事実ですが、トータルのバランスは西澤さんの手腕だと確信しています。ワンダーボーイシリーズ(特に1,2)のゲームバランスの素晴らしさを考えると、合点がいくと思いませんか?
本サイトのビジランテの記事にもプロデューサーの重要性が挙げられていますが、正に魔城の冒険でもそれが当てはまります。西澤さんが藤沢さんを押さえていなかったら、魔城の冒険にも目玉オヤジが登場していたことでしょう。
今でも時々藤沢さんが「忍者くん」のメイン製作者だという話が出てきますが、阿修羅の章については正解ですが、魔城の冒険については間違いです。藤沢さん本人がゲーメストにて「自分が魔城の冒険のメイン製作者だった」とのニュアンスの発言をしていたようで、これが一因だとも思いますけど・・
投稿: げし | 2007/08/29 00:40
目玉オヤジ云々について、補足です。
藤沢さんは(阿修羅の章に出てくる)目玉オヤジを魔城の冒険でもどうしても採用したかったようですが、西澤さんがそれを押さえ、最終的にはトカゲが採用されたとのことでした。
阿修羅の章にて目玉オヤジが出てきたのを見て、(その頃は既にUPLを去っていた)西澤さんは「やっぱりやってしまったか」と思ったそうです。^^;
投稿: げし | 2007/08/29 00:47
確かに藤沢作品として見ると「魔城」のバランスは整い過ぎていますね。ゲーメストの記事を読んでいたので、てっきりメインの企画が藤沢さんだとばかり思っていました。
ワンダーボーイのバランスの妙……確かに合点が行きます。あまり評価される事のない作品だけれど素晴らしいバランスの上で成立しているゲームですね。
> プロデューサーシステム
藤沢さんのようにアクが強く独善的な作家には必要な存在でしょうね。
以後のUPL作品は良くも悪くも藤沢さん的なバランスに則って作られていますしね。マニアとしてはそれでも良かったんですけど、会社が倒産してしまっては……残念でなりません。
投稿: バブシカ | 2007/08/29 07:33