« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007/12/31

1:144 HG ジオング 完成

01
02

なんとか年内に作り終える事が出来ました。
クリスさんと取引を密約したのが11月初旬だったので2ヶ月も経た事になります。当初の完成予定を随分と超過してしまい申し訳ない気分で一杯です。しかし一仕事終えた実感には安堵しております。

基本塗装後に提出した画像に満足を見出していただけたようなので、その印象を残したままでのフィニッシュとしました。
普段だとまだまだウェザリングを施して汚くして行くところなのですが、クリスさんの嗜好に添ってメタルのギラギラ感とグロス塗装のピカピカ度を優先した形となります。
自分の満足度が進むに従い他者の評価が下がって行くのを日頃実感しているので、丁度良い案配で終了出来たのではないかなとも思っています。

以下が今回の改修した部分です。

●頭部
モノアイのスリットを狭め、内部メカを金属パーツで作成。
またモノアイの下に来るパーツの合わせ目は不自然なので消去。塗装の利便を考えて後ハメ方式に。

アンテナ基部、耳にあたる箇所を丸みの帯びたラインに修正。

●胴体
胸部分が大きく見えるので、前方バーニアが付く位置を上に5㎜ほど移動。後方バーニアはそのまま。

面に色気がないので、面と面が重なる箇所に生ずる斜めのライン――所謂C面を大袈裟に。

●肩
中身がスカスカなので内側にエポパテで作ったアンコを入れる。

肩自体のデザインラインが最低だったので、下側をすぼませるようにして自然な形に修正(ここがHGジオング最大の欠点だと思います)。

●スカート
エポパテで約7㎜延長。
多分パーフェクトジオングの商品展開を考えていた為に故意に短くしていたものと思われます。改修した事で結果的にMGジオングのアウトラインに近くなりました。

スカート内部を大袈裟にディティールアップ。

●ディスプレイスタンド
短すぎて不自然に感じたので2㎝ほど延長。
ここだけまだ塗装していません。メタルアイアン下地→スモークをスプレーとする予定。

と、こんな感じでしょうか。スカート延長以外は殆どパテ類を使わずに行えるプロポーション改修ですので、これからHGジオングを作る方には同様をお奨め出来るのではないかと思います。いずれも難度が低い割には効果的な改修になっています。

塗装が終わったあとに遊び心でスカート後方にメタルテープを貼って見ました。

03

当初の予定だとここは白黒のストライプで同様なラインを書き込む積もりだったのですが、メタリック好きのクリスさんに向けてこのようにしました。ちょっと地味だったかな?

あとは来年早々にでもクリスさんのもとへ発送して「秘密の取引」を結び完了としたいところです。
このような機会でもなければ絶対に作る事がなかったと思われるHGジオングでしたが、シルバーの新しい塗装方法を考えついたり、ジオングの格好良さを再認識させられたりと楽しんで作る事が出来ました。クリスさんには重ね重ね感謝の気持ちで一杯です。

Cimg3914

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/12/27

マイクロソフト エルゴノミックキーボード4000

4000

ここ一週間ほどPCキーボードの調子が悪くて苛々する状態が続いていました。
具体的には「m」と「\」が効いたり効かなかったりする故障です。分解清掃してみたものの改善されたりされなかったり……。よく見ると中のゴム部分が変形していて正常なキータッチを受け付けてくれない状態でした。

約1年前に購入した「MS エルゴノミックキーボード2000」だったのですが、こんなにも早く異常を来すとは予想外でした。ただこれは製品の不備と云うよりも私の使い方に問題があったとした方が正しいと思います。酷使していたとまでは行きませんが、日に何時間も打鍵し続ける事もしばしばですので寿命を迎えたとした方が良いでしょう。

キーボードが正常に使えないのは私にとって死活問題ですので、早速ヨドバシカメラへ買い物に行きました。
今回購入したのは「B2M-00010 Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 」です。これまで使っていた「2000」の上位製品となります。
画像を見てもお分かりのように、Vの字に左右分かれたキー配列となっているのが特徴ですね。中央が高く盛り上がっており、端に向かうに従いなだらかに下降線を描く事で指にぴったりとフィットするように出来上がっています。もう少し正確に云えば、肘から手首にかけて自然な姿勢を提供してくれている訳です。これならば長時間の打鍵にも疲労を残さないと思われます。

早速3000文字ほど例し打ちしてみましたが素晴らしいキーボードだと感じました。或る程度のタッチタイピングが出来る方には特にお奨めしたいキーボードだと思います。指に添ったキーが無駄な動きをなくしている事で、より以上の効率性を得られるのではないかと考えます。

ここからは個人的な問題ですので参考程度に読んでください。
私はホームポジションを無視した打ち方をするので若干のやり難さを感じてしまいました。本来ならば左手で打鍵する「6、t、g、b」(実際はかな入力しているので「お、か、き、こ」なのですが)縦配列キーを右手で打つ癖があります。
なので、中央部分に空間のある「4000」には向いていないようでした。キチンとホームポジションを会得する機会であるとも考えられるのですが、長年これでやって来たので今更矯正する気にはなれません。もう少し使ってみて駄目だったら今迄で最も使い易かった「2000」に戻る予定です。
なけなしのお金を奮発して購入したものなのでトホホな気分だっち。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007/12/21

秘密の取引 その3

Cimg3735

頭部の塗装が終わりました。

ジオングはHG、MGともに頭の大きい印象があるのですが、個人的には許容範囲内だと感じます。ただ左右アンテナの基部とも云える耳当てが角張っていてデザインの整合性が取れていませんね。

ここはかなり気になる部分なので、パテで裏打ちをして丸くなるようなだらかに削り込みました。

またHGはモノアイ内部が省略された形となっているので、パーツを輪切りして左右モノアイレール部分のみ金属部品で作り込み。
モノアイレール上部はキットのままですが、筋彫りを消したのち丁寧に成形し、ラッカー艶あり黒で塗装。仕上げにスモークを吹いています。
こうする事で若干奥行きが生まれて疑似クリアーパーツとなります。

手を入れたのはこんなところですが、左右モノアイ部にちょっとした仕掛けを作っています。
私やクリスさんのようなファーストガンダム世代はジオングと云うと、モノアイが左右どちらかに偏って位置している印象が強く残っていると思います。
これはアニメ本編や設定画、旧キットの箱絵が影響しているからなのですが、これを今回HGキットで再現してみる事にします。

その為にはモノアイ自体に可動軸を設ければ良いだけの話でしょうけど、移動レバーを付けるのは格好悪いし、わざわざパーツを外して動かすのも億劫です。なので考えたのは目の錯覚を利用したトリックです。

簡単な事なのですが、モノアイ自体を正面の奥まった位置に付けて見ました。
こうする事で見る角度の問題から下画像のように、左向きの時はモノアイが右に、右向きの時はモノアイが左に位置しているように見えるのです。

Cimg3778Cimg3781

もちろん正面から見ればモノアイは真ん中に位置している事になります。まあ大したものではないのですが、なかなか効果的なアイディアではなかったかと思います。

ああ、今日はエロギャグ入れるの忘れていました。期待されていた方には申し訳ありまセンズリータ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/12/19

秘密の取引 その2

クリスさんから例のブツが早速送られて来たものの、私の方は作業がなかなか捗っていません。サービス精神旺盛な氏はマニアックなAVのみならず、「むちむち陵辱倶楽部」「臭いからフタ★」「女子寮監禁物語」「山城新吾のトリプル××(チョメチョメ)」などダンボール一杯の18禁PCゲームまで提供してれると云う周到さ。まったく亀頭……いや頭が上がらない所存です。

安定しない天候の間隙を縫いスカート内部をまず塗装して見ました。

Cimg3676

ここはいつも通りのラッカー黒を基調としてシルバーでドライブラシ、ハンブロールエナメルのウェザリングで仕上げました。完成イメージが出来ているので手早く完成。

問題だったのは機体の基本色だったのですが、当初はガルグレーを考えていて実際に塗って見ました。

Cimg3661

その上からラッカー黒で影を描き、耐水ペーパーで軽く研ぎ出しを行ったのが上の画像です。悪くはないと思うのですが、どうもマンネリズムを感じてしまったので新しい表現を模索。

最終的に前回のG3ガンダムで盾に施した無塗装銀のようなものにしようと考えました。
設定だとジオングは3機生産されているそうなので(シャアが搭乗したのは2号機?)、テスト運用された機体であれば塗装もされていないだろうと思ったからです。

しかし前回の無塗装銀は平面には効果を発揮しつつ塗りやすいのですが、入り組んだ面やエッジには塗り難い技法でもありました。と云う訳で新しいやり方を考えなければなりません。そうして出来たのが下の画像の無塗装銀塗装です。

Cimg3690
Cimg3697

なかなか格好良く出来たのではないでしょうか。
具体的なレシピは、ガルグレーの上にスモークをスプレー塗装し、1500番の耐水ペーパーで研ぎ出し、その上からラッカーのクロームシルバーを塗ると云う手順です。

正確に記すとクロームシルバーはシンナー分を飛ばして粉末状にしておいたものを擦り付けています。前段階で研ぎ出しを行っているのは、ペーパーで出来た傷に粉末を塗り込める為です。こうする事によって金属の細かい荒れを表現しています。
テストして見た感じだと1000番では粗すぎて、2000番まで行くと細かすぎるようでした。

この粉末を塗り込める技法には他にも利点があります。通常だとシルバー系は塗装後に触ると指紋が付いたり輝きを失ってしまうのですが、指紋が付き難くなりティッシュなどで軽く拭くだけでも輝きが復活する点です。また色を完全に被せている訳ではないので、下地を透過させる事も可能となります。ムラがある銀塗装は以前から試行錯誤していたのですが、今回なんとか形になったかなと思います。

また実験的にスモークを吹く前にマスキングテープでラインを引いています。
ガルグレーとスモークの明度差がシルバーを塗布後に現れると思ったのですが、これは少し中途半端な感じになってしまいました。まだ研究の余地が残っていますね。

あとは残りの部分を塗装して、マーキングとウェザリングを施して完成となる予定です。なんとか今年中には完成させたいところです。
では取り敢えず「コリン星のボボ・ブラジル」をインストールして遊ぼうかな。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007/12/12

秘密の取引

「あんたの好きなそうなメガネOLが制服のまま犬やら馬にやられているAVをあげるからさあ、アチキの為になんかプラモでも作ってみなよ」

と或る方に持ち掛けられた。
まあ砕けて云えばリンク先のクリスさんなんですけどね。氏とは私がブログを始めた3年前からお付き合いをさせてもらっています。
ゲームやエミュレーターと云う趣味の一致と、年齢を同じくしている事から話題において共通点の多い事が親しくさせていただいている要因でしょうか。またクリスさんの親しみやすい性格に私は「和み」や「癒し」さえ感じています。

本来ならば喉から手が出るほど欲しいマニアックなAVなのですが、上手い具合に時間を使えていない今日この頃。他人の為に手間暇のかかるプラモを作るなんて……。

「良かったら豊丸が大根を入れてるAVも付け足しとくよ」

OK! 早速クリスさんの希望するプラモの中から選んだHGジオングを買いに走りました。

高まる股間をくの字になって抑え込みながら、あとは塗装して完成と云う段階まで進んでいます。
塗装完成品と云うのがクリスさん唯一の要望だったのですが、個人的に気になる箇所があったので小改造を施しプロポーションを変更、あとはスカート内部をスターウォーズ風にディティールアップしました。

Z01_2Z02_2

仕事の休みに晴天が重なる幸運を入手出来るならば、何とかもう少しで完成しそうです。
最後にクリスさんへお願いです。スカ●ロと陵辱物は苦手なので送っていただかなくて結構です(^^)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »