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2009/01/28

BIO SHOCK

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思いがけなく或る種のジャンルのゲームを無性に遊びたくなる時があります。
前回はレースゲームに欲求の手が伸びた結果「OUTRUN C2C」をインストールした訳ですが、今回はFPS(一人称視点シューティング)ゲームを脳が欲していました。

私は飽きっぽい性格なので早速「OUTRUN C2C」に見切りを付けた事になります。ここには飽和と云う理由以外の原因が隠されているのだと思います。
別の言葉で簡単に表現するならば「諦念」と云う文字を当てはめる事が出来るでしょう。

「OUTRUN C2C」を自分が思ったような操作性で遊べなかったが故の逃避とも考えられるのです。
飽きっぽいと云う言葉の裏には我儘を通せない稚気と、思い通りを振る舞えなかった技術力の不足が込められている事になります。
好奇心を奮い立たせられず根気を見出だせなかった者には、甘露と云う充溢した瞬間は訪れない道理なのも知っています。
それでも物に溢れたこの現在ですから多少の時間と金子があれば、矢継ぎ早に次々へと進めてしまうのもまた事実。これが良い事なのか悪い事なのかは閑却しておいて取り敢えず「バイオショック」をインストールして見ました。

FPSは「ハーフライフ2」をクリアして以来なので随分と久し振りに遊ぶ事となります。その間「DOOM 3」と「UNREAL 2」をインストールしているのですが、どちらも肌に合わないような気がして直後に放擲してしまいました。

で「バイオショック」なのですが、なかなか良く出来た作品のようです。まだ序盤を遊んだに過ぎないものの充分楽しんでプレイしています。
しかし当初自分が遊びたかったシューティング要素バリバリのゲームではありませんでした。近距離武器が強い事から特殊攻撃で敵の動きを封じ込めて接近戦……と云うプレイスタイルになりがちなんですよね。また特殊攻撃や味方が勝手に敵を倒してしまう事も多いかな。どちらかと云うと「オブリビオン」などのRPGに類似したゲーム性となっています。

これは「バイオショック」に非がある訳ではなく、そのようなゲームだと知らずに選択してしまった自分のミスではあります。清純な女の子と交際したかったのに実際は夜を激しく求めて来るタイプだった……みたいなもので、これはこれでOKと云えなくもありません。
FPSにしてはキチンとした物語性もあり、元々コンシューマ用に開発された作品なので海外ゲームにありがちなプレイヤーを突き放した意地悪さもありません。ちょっと簡単過ぎるので歯応えはないものの万人にお奨め出来る良作だと云えるでしょうね。

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