ケロメカ 塗装中
梅雨は模型を塗るに適した季節ではないのですが、機を見て少しずつ筆を動かしています。
塗装に向いていないのは湿気に依る「カブリ」が発生してしまう所為です。これは模型と塗料の間に水分が入り込む事で現れる「曇り」だと思っていただければ分かり易いでしょうか。もっと簡単に云えば期せずして白化してしまうのです。意図せずに変色してしまう事から模型制作する際の禁忌とされています。
しかしこれを意図して表現出来ないものかと以前から考えています。
実際にある建機や重機など身近にあるメカなんかを観察していると、塗料とは別物の白い汚れや何かが付着しているんですよね。これを「カブリ」を用いて表現出来ないものかと。
スケールエフェクト的にも縮尺模型ですから白っぽくした方がリアルに見えると云う事もあります。
今回は実験する時間がないので普通に塗っていますが、近い内にスチームを焚きながら塗装するなど研究して見ようと思っています。
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