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2011.02.09

My Favorite Game 100 ファミリーコンピュータ編 4

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●アーバンチャンピオン
任天堂 1984年11月14日発売

ファミコン初の対戦格闘物ですね。攻撃力の強弱、攻撃方向の指定、防御と格闘ゲームの基礎がこの頃から既に確立されています。勝敗も3ラウンド先取と現在の形を先取り。対戦プレイも搭載されており、友人たちと熱くなりながら遊んだものです。

ゲームシステム自体は良く考えられていて素晴らしいのですが、こと一人で遊ぶCPU戦は遊んでいて楽しいタイプの作品とは云い難いかも知れません。
グラフィックスの細かな差異で敵の攻撃方向を見分けなければならない部分や、攻撃等のアクション後に操作を受け付けない時間が多くある事、これらは電卓のボクシングゲームから何ら発展していませんでした。

しかしガチャプレイの対戦でも多いに盛り上がれたのですから、これが制作の意図したものだとすれば失敗ではなかったのでしょう。企画者は新しい轍を数多く残された横井軍平さんですしね。


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●マッピー
ナムコ 1984年11月14日発売

原作であるアーケード版が1983年5月発表であるので、1年半後に移植されたファミコン版マッピーはまだまだ新しい作品と云う印象。ゲーム少年たちにとって最新のアーケードゲームが家で遊べると云うのは何よりの幸せでした。

アーケード版は縦画面モニター仕様でニャームコ屋敷6階建て、ファミコン版は家庭用テレビですので横画面でニャームコ屋敷5階建て。この一階の差でプレイ感覚が随分違うものなんだなと思いました。プレイフィールドが狭くなる事で視認性が低くなり、敵キャラクターの動きが把握出来なくなる分で戦略性が損なわれる結果を招いているのです。

アーケード版を遊んでいた私はファミコン版マッピーが非常にせせこましいゲームに感じられて仕方ありませんでした。それでも移植する際に絶妙な細かいアレンジが為されていた事で、マッピーと云う作品の価値が落ちないようになっている努力も感じられました。これはナムコットシリーズ全般に施されている美点ですね。
操作性も良く、家庭用ならではの難易度調整、グラフィックスとサウンド関係もファミコンではこれ以上は出来ないだろうと云うところで完成されています。
アーケード版ではドアダッシュする際にアイテムが取れないと云う不備も改善されています。

トータル売上71万本。

アーケード版の記事はコチラです
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2005/04/post_39f2.html

それとあまり語られないところですが、家庭用ゲーム機にアーケード作品が移植されると、モニター解像度が低い関係からゲーム性がマイルドになると云う特性があります。
現在の家庭用テレビ環境では起こり得ない事案でしょうが、ここにはゲーム性の秘密を紐解く鍵が眠っていると云えるでしょう。


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●クルクルランド
任天堂 1984年11月22日発売

固定画面アクションパズル物。面内に隠されている金塊を自機が通過する事で発見し、全ての金塊を出現させれば1面クリア。
自機は常に前進していて、十字キーを入れた際に軸を使い方向転換する事が出来る……と云う特殊な操作方法を持っています。二人同時プレイも可能です。

現在の目で見ると素晴らしいゲームシステムを持った作品だと分かるのですが、当時は操作方法が難しく感じられてすぐに放擲してしまいました。思うように自機を動かせるようになればかなり面白いゲームなのではないでしょうか。勿体ない事をしたなと今更ながら後悔しています。
時間があったら完全版であるディスクシステムの方で遊んでみたいと思います。


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●エキサイトバイク
任天堂 1984年11月30日発売

縦に4ラインの移動軸を持った横スクロールアクションゲームです。この作品も男子たちから絶大な人気を博していました。
スーパーカーブームほどではなかったものの当時の少年たちにおいてバイクもまた憧れの乗り物でした。引退したてのケニー・ロバーツもまだまだ大人気でしたし、邦画「汚れた英雄」のダーティーでエロティックな主人公を演じた草刈正雄にも密かに憧れたものです。

ゲームの方はWGPではなくモトクロス選手権なのですが、バイクレースである事に変わりはありません。これだけで心をがっちりキャッチされたも同然です。
遊んでみればゲーム内容もまた素晴らしく売上本数157万本の大ヒットを記録しています。

本作の発明は十字キーの左右で重心移動を行うと云う部分にあると思います。それに依ってジャンプする際の角度飛距離を調整出来るのです。また平地移動時にも重心を後ろに傾ける事でウイリー走行すれば、突起物を物ともせず走り抜ける技も可能となります。
程よいスピード感とテクニカルな操作から得られる充実感。上達する事で得られる大ジャンプの爽快感、オーバーヒート寸前のジレンマなど、全てが極上のゲーム性へと結び付いていました。

また当時のゲームでは珍しくなかったエディットモードですが、自分の作ったコースを遊ぶ楽しさ、他人に遊んでもらう際の感覚は至福の時を与えてくれました。

1人プレイ専用のレース物ではありますが、敵CPUとの競争などは今で云うマリオカートのイライラ感を提供せられて熱くなってしまいます。ファミコンオリジナルゲームひとつの頂点にある作品としても差し支えないのではないでしょうか。宮本茂さんの代表作のひとつであるとも考えます。

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Comments

Posted by: true skate android hack | 2014.12.19 at 12:42 PM

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