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2011.02.17

My Favorite Game 100 ファミリーコンピュータ編 6

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●エクセリオン
ジャレコ 1985年2月11日発売

原作であるアーケード版ほどクセの強さを感じませんが、十分にエクセリオンの移植が為されていると感じます。
しかし縦画面のゲームを横画面にしてしまうとプレイ感覚は随分と変わってしまいますね。本作ならではの大胆に移動する事が適わずせせこましく感じられますし、敵との距離が近すぎて難易度が変に上昇しているようにも思えてしまいます。それでもゲームとしては完成されているかな。

アーケード版の記事はこちらです。
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2004/11/post_7.html


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●ギャラガ
ナムコ 1985年2月15日発売

原作であるアーケード版は1981年の作品なのですが、この当時でもロングヒットを続けていたゲームであった為、ギャラクシアンやパックマンほど古いゲームと云う印象はありませんでした。それどころか本作独特の高いゲーム性は30年後の現在に於いても色褪せていないと感じます。

本作もオリジナルは縦画面なのですが、そこはナムコット作品ですので絶妙なバランス調整が施されていて、家庭用テレビの横画面でも遜色なく楽しめるようになっていました。敵を倒す部分のゲーム性はアーケード版よりも高く感じるほどです。

アーケード版の記事はこちらです。
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2005/04/post_1.html


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●バンゲリングベイ
ハドソン 1985年2月22日発売

原作は米ブローダーバンド社がホビーパソコン「コモドール64」で前年に発売したものです。ファミコンへの移植版は三大クソゲーの一つとして数えられる事が多いですね。
個人的にはクソゲーだとは思わないのですが、面白さが分かり難いタイプのゲームではあると思います。
ジャンルとしては一応シューティングと云う事になるのでしょうが、ゲーム性の主たる部分は索敵して見付けた工場を爆撃するところにあります。敵戦闘機とのシューティングパートはストレスが溜まるばかりで爽快感などとは無縁とも云えます(原作はもう少しスピード感があり緊迫感に充ちています)。
それでもゲームとしての文法は整っていて地味ながら楽しめる作品になっています。本作をクソゲーに貶めてしまったのは当時「コロコロコミック」と制作元ハドソンが行った販売戦略によるところが大きいのではないでしょうか。何かあらぬ方向に子供たちを期待させておいて、実は大人向きの地味ゲーだった……みたいな感じだったと思います。

本作はトップゲームデザイナーとして現在に君臨している「ウィル・ライト」のデビュー作としても有名ですね。「シムシティ」が世に出る5年前の作品と云う事になります。


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●フォーメーションZ
ジャレコ 1985年4月4日発売

スタジオぬえ制作アニメ「超時空要塞マクロス(1982)」のヒット以降、戦闘機がロボットに変形するゲームが多発しました。本作もその中の一つと云えます。この前年にマクロスの劇場用アニメ「愛・おぼえていますか」が公開されており、その影響下に作られたゲームである事は明白ですね。

マクロスと云うと凄まじい弾幕の中スピーディーな戦闘シーンが繰り広げられる……と云う印象が強いのですが、フォーメーションZは思いっ切り地味なゲームです。
ロボット状態で摺り足移動しながらエネルギーをしこしこ溜めて行き、貧弱な戦闘機状態でこれまた貧弱な敵と交戦する。文字に起こしてもかなり寂しくなってしまう作品と云えます。

しかし、この作品も旧態依然とはしていますが、ゲームの文法としては破綻していないので地味ながら楽しめるタイプではあると思います。現在にリメイクするならば、自機ショットの攻撃を広範化し、敵の物量を何倍にも増やすだけで面白くなりそうな気がします。

それと気になる事がありまして、ボスがグラディウスのビッグコアと瓜二つなんですよね。原作であるアーケード版はグラディウスよりも以前に発表されているので、オリジナルデザインとしては本作に分があります。何か経緯でもあるのでしょうか? それともコナミがパクっただけ?


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●サッカー
任天堂 1985年4月9日発売

「ウイニングイレブン」など当世のポリゴンリアルサッカーゲームで育った方には信じられないでしょうが、任天堂のサッカーと云えば当時最も本物っぽいサッカーゲームだったのです。
本作の発明はBボタンを押す事で操作するキャラを選択出来る……と云う部分にあります。もっと正確に云うとBボタンを押した時点で最もボールに近いキャラを動かせるようになると云うシステムです。これは以後のサッカーゲームにも脈々と受け継がれて行く画期的な操作方法でした。
この操作システムがあって初めて多人数を扱うスポーツゲームがリアルに近付いたとしても大袈裟ではないでしょう。
「ベースボール」の頃には味わえなかった没入感に日々夢中になって家族友人と対戦に明け暮れたものです。
まだ市民権を得る前のサッカー競技でしたから、153万本と云う販売数が如何に凄かったのかを実感されられますね。


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●スペースインベーダー
タイトー 1985年4月17日発売

同社ファミコン参入第一弾ソフトが本作となります。時代後れの感すらも覚えず「何故?」と云った懐疑心さえ抱かせました。もっと平たく云えば「誰が今更……」と云うタイトルであったとした方が正しいでしょうか。
現在から見ればインベーダーが起こした社会的なブーム、全ての始まりを作った功績から一目を於かれる存在である事に相違ないのですが、当時の日々発展して行くビデオゲームの世界からすると、ただ古臭い作品としか見られていなかったのです。
価値がないと云う意味では「骨董になる前の手垢がついた汚い壷」……こんな比喩でも差し支えないと思います。

それでも私はビデオゲームの始祖たる「スペースインベーダー」を所持したいとする気持ちで発売日に購入しました。そうして想像していた以上の悄然を味わいました。
とにかく移植度が低いのです。シンプルな作品ゆえ原作との違いはそうはあるまいと思えそうなものですが、敵インベーダーのグラフィックスはこんなのだったか?と疑問を想起させ、サウンドはもともと内蔵されている音源をそのまま使いました的なお座成り感。タイトーと云うゲームメーカーの劣悪をしか提供してくれませんでした。

ナムコット第一作目の「ギャラクシアン」にはメーカーのポリシーと矜持を感じさせてもらいましたが、タイトーの「スペースインベーダー」にはそのような気骨が微塵も含まれていなかったのです。

この5年後、私はタイトーのゲームセンターにアルバイト入社しました。そうして20年経った現在にも籍を置いているのですが、タイトーと云うゲームメーカーの酷さを日々体感して過ごしています。保守、言い訳、誤魔化し、やっつけ……これら全てがファミコン版「スペースインベーダー」にも込められていたphilosophyだったとは……。

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Comments

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Posted by: dominfo.biz | 2015.04.07 at 02:54 AM

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Posted by: damonnews.info | 2015.08.04 at 10:54 PM

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