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2011.03.05

My Favorite Game 100 ファミリーコンピュータ編 17

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●カラテカ
ソフトプロ 1985年12月5日発売

米ブローダーバンド社が1984年に発売したApple II版が原作となってます。
本作も日本国内では「クソゲー」の大本命として語り継がれて来ました。しかし、これは移植版が異様にチープだっただけで、本家Apple II版はとても素晴らしい作品に仕上がっています。

Apple IIの記事はこちらです。
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2006/01/strongstrong_d9b4.html


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●ルナーボール
ポニーキャニオン 1985年12月5日発売

原作は同年に発売された国産PC、PC-8801版で以後ファミコンとMSXに移植されています。制作は後日「ぷよぷよ」「ザナック」を開発する事になる「コンパイル」社です。

ゲーム内容は、様々な形の台がある創作ビリヤードとでも云うべきものとなっています。
どちらかと云えばマイナー作品に分類されてしまうだろう本作ですが、これが非常に良く出来ています。ボールの挙動はなかなかリアルですし、操作性も及第点以上、お洒落な佇まいを有している事もポイントが高いですね。なによりゲームとして面白い作品に仕上がっています。
根を詰めて遊ぶタイプではないでしょうが、激しいアクションゲームの合間にプレイするのに適したテーブルゲームと云った感じです。現在に遊んでも古臭さを認められない稀少な作品とも云えるでしょうね。


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●スターラスター
ナムコ 1985年12月6日発売

ナムコット初の完全オリジナル作品にして最高の完成度を誇るストラテジー・シューティング物です。ひいてはファミコン史上に残る不朽の名作だと個人的に思っています。

平面MAPによる知的戦略パートと3Dシューティング部分が見事に融合して楽しませてくれます。これにランダム要素が加わっている事で全く飽和感を覚えないように仕上がっているのです。難易度も絶妙で遊び込む事で俄然楽しくなるタイプの作品だとも云えますね。

26年後の現在に見ても埃をかぶっていないゲーム内容。いまから遊び始めても遅くないと思える稀有な作品です。

以前書いた記事はこちらです。
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2004/11/post_5.html


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●スペランカー
アイレム 1985年12月7日発売

原作はATARI400-800で1983年に発売されていますが、有名なのは翌'84年にブローダーバンド社から発売されたコモドール64版と云う事になるでしょう。

本作も当時からクソゲーの最右翼として扱われていましたが、どうも最近ではクソゲーたりえた部分が味わいかのように受け取られている感がありますね。私もこの風潮には首肯する立場におり大好きな作品となっています。

当時クソゲーとされたのは、そのミス判定のシビアさによるものでした。特にジャンプなどの落下ミスの部分ですね。自機の身長と同程度の高さから落ちただけでミスとなるのは理不尽な感を受けました。
しかし、ゲーム全体のMAP構成や個々トラップの配置などを考えるに極端なシビアさではないように思えます。原作は身長の三倍距離を落下する事でミスとなるのですが、ファミコン版はファミコン版で独特な良バランスの上で成り立っているように感じます。

当時クソゲーとされたのは「スーパーマリオブラザーズ」ブームの渦中にあったからだと考えます。全てのジャンプアクション物はスーパーマリオを基準として考えられてしまった為、ジャンプ→落下死亡が嘘のように多発する「スペランカー」はゲームとして信じ難いものと写ってしまったのではないでしょうか。
根本ゲームシステムと狙うゲーム性が異なるのであれば、ジャンプの性能やミス判定も違って当然であるはずです。しかしスーパーマリオの影響下に全ファミコンゲームがあった時代、その当然が異質として受け入れられなかったと見ます。

現在に本作が再評価されているのは、スーパーマリオの呪縛から私たちがやっと解き放たれつつある証拠と云えるのかも知れません。

アーケード版の記事はこちらです。
http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/2004/10/post_17.html


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●超時空要塞マクロス
バンダイ 1985年12月10日発売

販売はバンダイなのですが制作がナムコと云う変わったタイトルです。当時バンダイ内では開発体制が整っておらず、外注と云う形でナムコが制作を請け負った……みたいな感じだと思います。

ナムコが作っているので安心して楽しめる小品となっています。特にマクロスである必要も認められませんが、それなりの雰囲気を味わえる強制横スクロール・シューティング物ですね。操作性は良好で難易度は比較的低めに設定されておりストレスなく遊べるものの、これと云って特徴のない作品と取る事も出来ます。当時のナムコでしたら手を抜いたとしてもこの程度の作品ならば量産出来たでしょうね。

追記2011.4.2……版権問題でゴタゴタがあったそうで、ナムコからのリリースが許可されずバンダイからの発売となったとの事です。

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