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2011.11.22

My Favorite Game 100 ファミリーコンピュータ編 45

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●光神話 パルテナの鏡
任天堂 1986年12月19日発売(FCD)

基本的にはサイドビューのジャンプアクションシューティング物となっていますが、最終面だけ強制横スクロールのシューティング面となっています。

最近ですと任天堂の作品と云うだけでゲーム内容のクオリティは保証されており、まずハズレはないだろうとする安心感が定着していますが、この当時はアタリハズレのムラがある印象が強かったと云えます。
特にディスクシステムの作品にはハズレが多いとされていました。「謎の村雨城」はもとより、現在では名作の誉れ高い「メトロイド」も駄作扱い、「スーパーマリオ2」もその難度が高すぎる事から賛否両論がありました。ゼルダの続編「リンクの冒険」もジャンプアクションにゲームシステムが変更された事で怪訝を催した方も多いかと思います。

本作「光神話 パルテナの鏡」もクソゲーのレッテルを貼られていたと云えるでしょう。
地味なゲーム内容、冴えないグラフィックス、理不尽な難易度、人を小馬鹿にしたようなふざけた演出……などなど、クソゲーまでは行かないにしても良質な作品とは云い難いとするのが正直なところでした。

ギリシャ神話をモチーフにした世界観が受けてか海外では人気があり続編も出ているものの、私たち日本人には感情移入出来るものではなかったと云わざるを得ません。とは云いながら本作は売上109万本のミリオン作品となっています。ディスクシステムのユーザーが新作に飢えていた事の証明かも知れません。併せてクリスマス商戦に乗ったのが大きかったと見るべきでしょうか。

ゲームシステムだけ見ると「メトロイド」の義兄弟か従兄弟あたりに位置する内容となっています。メトロイドは探索に重きが置かれて、パルテナの鏡はジャンプアクションに傾いていると云えば良いでしょうか。この相違は「ゼルダ」と「村雨城」の関係にも近いと云えますね。

本作では他のアクションゲームではあまり見られない経験値システムが取られています。
敵を倒した際に出現するハンマーを取得する事で経験値が溜まって行くのですが、リアルタイムではなく、面クリア時に溜めたハート相応のレベルが上昇するものとなっています。
これは他のゲームで云うと「ウィザードリィ」の宿屋でレベルアップするシステムと同様であると云えますね。

敵が無限湧きするシステムなので、如何に序盤で我慢して経験値を稼ぐかが重要となります。ちまちまと地道に経験値稼ぎするのが好きな方でしたら楽しめるとは思うものの、これは一般的に面白い作業とは云えないでしょうね。敵の動きもいらやしいものが多い事から苛々させられるのもマイナス部分ですし、アイスクライマーよろしくスクロールさせた後に画面外に落ちてしまっても死亡。挙げ句「ヤラレチャッタ」と云う文字とおちゃらけた音楽……これはクソゲーと呼ばれても致し方ないでしょう。

個人的には地味な経験値稼ぎも含めて嫌いなゲームではありません。我慢を積み重ねた末に入手出来るパワーアップの爽快感はなかなかのものでしたし、ゲーム内容も最初に受ける印象よりもバラエティに富んでいて楽しませてくれます。最終面の横スクロールシューティングもワクワクさせられます。

しかし今から遊び始めて楽しめる作品ではないでしょうから、カービィの桜井政博さんが現在制作しているNITENDO3DSの新作に期待した方が良さそうですね。

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2011.11.20

有野課長が来た!!

昨日「ゲームセンターCX チャリティーイベント~東北出張 2011秋」が実施され、私の働いている店舗へ有野課長並びに番組スタッフの方々が来店されました。

このイベントは東日本大震災を受けてのボランティア活動となっており、内容としては有野課長、また番組スタッフの方たちとの握手会と呼べるものでした。600人を越えるファンの方々が集まり、皆が皆大いに喜び勇気付けられる結果を得ました。

イベント終了後の有野課長は普段私たちが使っている休憩室でNINTENDO3DSを操作していました。多分、すれ違い通信の整理か何かをしていたのかと思います。
茶目っ気も発揮していただき、灰皿や机に悪戯書きまで残して行ってくれました。私がいつも座っている場所には「有野課長の席」と書いてありました。
またクルーの女の子がからかわれて嬉し泣きすると云う一幕も。彼女は震災の被害が大きかった地域に住んでいる子なので喜びもひとしおだったと思います。

私はカメラマン阿部さんのファンなのですが、氏がとても礼儀正しい方で安堵しました。
イベント後に挨拶すると丁寧な受け応えで労いの言葉を掛けていただきました。優しい笑顔が印象的でもっと好きになってしまいそうです。
管さん、タニーさん、中山さん、皆さん気さくな方で番組を見たままと云った感じでした。

同日に福島と仙台でイベントが行われると云う強行軍の中、尽力していただいた関係者の方々には感謝し尽くしても足りないくらいです。集まったファンの方たち同様、一被災者である私たち店舗クルーも本当に勇気付けられました。未だ個々に残る震災の爪痕ですが、このような力添えを元にでも消えて行ったら良いなあと思った次第です。

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