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2012.07.04

My Favorite Game 100 ファミリーコンピュータ編 48

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●クレイジークライマー
日本物産 1986年12月26日発売

原作は1980年に発表されたAC版です。ビデオゲーム史上最も特異な操作システムを持った作品で、その独創性とそこから生ずるゲーム性はまさしくオンリーワンと呼ぶに相応しい名作に仕上がっています。

レバー2本がそれぞれ左手と右手に連動しており、交互に上下入力する事でビルを登って行きます。この操作感覚は素晴らしいの一語に尽きます。初めて遊んだとしても直感だけで操作する事が出来、思ったように操作出来なかった際のもどかしさも含めて、ビデオゲーム史上初めての体感ゲームと呼べるものに仕上がっています

AC版は1周4面のループなのですが、FC版は全8面のエンドゲームとなっています。
また追加アイテムや隠し要素が加わる事で時代に即した移植作品となりました。これまで忠実な移植と些細な変更しか行っていなかった同社としては大胆なアレンジ作品と云えるでしょう。
ビル内部に侵入する隠し要素以外は、ゲームシステムから逸脱していない良い方向性で纏まっています。

特殊な操作はコントローラーⅠ、Ⅱを同時に使用する事で解決しているものの、AC版のような体感度はかなり減ってしまいました。ソフトに同梱されていた「クライマースティック」も却って使い心地が悪かったと記憶しています。

ファミコン作品として悪い出来映えではなかったのですが、本作の醍醐味はやはりレバー2本を使った直感的な面白さによるところが大きいと再確認させられました。
因みにAC版はレバーを2本用意出来るのであれば、32年後の現在に遊んでも当時と同様のゲーム性を感じられる奇跡の逸品として輝きを失っていませんよ。

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