The Binding of Isaac
最近は纏まった時間が融通出来ない為かストーリー性のある大作ゲームなどには手を付けられない状況。そんな中ずっと遊び続けているのが本作「The Binding of Isaac 」となっています。
インディーゲーム「Super Meat Boy」の開発チームが遊び半分で作り始めた作品で、公式リリース後から徐々に人気を博して行き、一年近く経った現在では70万本まで売上を伸ばしています。
ゲーム内容を簡単に説明するならば、初代ゼルダのダンジョンマップ内で行うアクションシューティングと云えば分かり易いと思います。
もともとゼルダを参考にして作られた事は明白であり、鍵と扉、アイテムの関係。隠し部屋の配置出現方法などからオマージュが窺えます。
本作ならではの特徴としては攻撃システムが完全なシューティング物(Robotron:2084風味)となっている事と、マップ生成とアイテム出現がランダムに振られているところですね。
選択出来る自機キャラが複数存在する事と相俟って、毎回のプレイが確実に新鮮さを保っていますし、遊べば遊ぶほどアイテムや敵の種類が増えて行く施策も採られています。
特にアイテムの種類効果が膨大で入手したものによってプレイ感覚が変わってしまうのも面白い部分です。アイテムの引きにより難易度がかなり変わる内容でもある為、運ゲーと見なされる向きもあると思いますが、知識の蓄積でカバー出来る懐の深さも同居しています。
アイテムを入手する事で自機キャラであるアイザックくん他がグラフィカルに変化して行くところも大きな見物です。
一日1プレイと云った感じで遊んでいたのですが、総プレイ時間で云うと80時間を超えていると思います。途中steam cloudを切っていたので換算されていない分はもう少し多いかも知れません。
私のようなレトロゲーム好きでも夢中で遊べる新作としてオススメしたい作品です。……が、ゲーム内の表現にエログロ及び、キリスト教への揶揄が含まれている事から、万人が楽しめるとは云えない内容ともなっています。任天堂携帯ゲーム機での開発が認可されなかったと云う話もあります。
しかし、ゲームとして最高の面白さを誇る作品である事には疑いを持ちませんので、毒も含めて多くの方にお奨めしたいところです。以下にyoutubeの動画を貼って置きますのでご確認のほどを。
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