2012 今年購入したゲーム その12
――TPS
バイオハザード4のSF版と云うのが最も適した表現だと思うのですが、ゲームとしての面白さはオリジナルを凌駕しています。
システムは前作のままに物語を楽しむ方向性の続編となっており、新鮮味はないものの確実に楽しめる作品には仕上がっています。ここはBio Shockと同様で開発費を抑える施策なのかも知れません。
主人公のアイザックが喋り過ぎている嫌いがあり、そこまで物語に没入する事は出来ないのですが、最後まで楽しんでプレイする事が出来ました。
シリーズ未経験の方には是非とも前作からプレイして欲しい傑作となっています。
http://store.steampowered.com/app/47780/
オープンワールドの三人称視点現代劇。
主人公ニコの過去を清算すると云うメインストーリーはありますが、何者にも縛られずリアルなゲーム世界で勝手気儘な生活を送る事が可能です。車による移動が多い事から半分はドライブゲームと呼んでも差し障りないと思います。
これまでのシリーズにあった出鱈目さ加減と破天荒ぶりは形を潜め、あくまでリアルなゲーム世界での出来事を淡々とこなして行く……と云うゲーム性に変化しています。
個人的にはこれまでのGTAシリーズは特に好きでもなかったのですが、今作は楽しんでプレイしています。「ⅴ」が発売されるまでにはメインストーリーをクリアしようかなと思っているものの、このままブラブラと当てもなく楽しみ続けたい欲求も消えません。
http://store.steampowered.com/app/12210/
シリーズ一作目「Hitman Codename47」日本語版以来のプレイ。当時はこの手のステルス・アクションに面白さを見出だせず序盤で放り投げてしまったのですが、10年ほど経って私も大人になったのか楽しんでプレイする事が出来ました。それと本作自体がかなり高い完成度を保っているからとも云えるでしょう。
ステルス物はややともすると、その曖昧なシステムや判定の所為で興醒めさせられてしまうものですが、本作はゲーム的な部分とリアルさの折衷がここぞと云うバランスで纏まっています。自由度も高く試行錯誤しながら最高の称号サイレントアサシンを目指してリプレイしたくなる面白さを所持しているのです。
日本語化出来ないのが残念ですが、単語を拾うだけでも目的が分かるレベルなので問題ないと思います。多くの方に遊んでいただきたいステルスゲームの傑作ですよ。
http://store.steampowered.com/app/6860/
シリーズ最新作「HITMAN ABSOLUTION」のボーナスゲームとして無料配布されたFPSスナイプ物です。
ひとつのステージだけしか遊べず狙撃のみと云う内容なのですが、日本語吹き替えを含め、これがまたかなり素晴らしい作品に仕上がっています。
新作の購入意欲を否が応にも盛り上げてくれる販促として最高級品だと断言出来ます……が、既に発売されている海外での「ABSOLUTION」の評価はかなり微妙な感じですね。
私も当初予約購入しようと思っていたのですが、現在日本からは予約すら受け付けないようになっていますし、日本語も消されてしまった様子。
まあ日本からの購入が解禁される頃には海外では値崩れしている状態になっているでしょうから、購入はそれ以降考えれば良いかなと思っています。
しかし「Sniper Challenge」はボーナスゲームにしておくには勿体ないほどの作品ですので、遊べる環境にある方には絶対的にお奨めします。
http://www.famitsu.com/blog/sqex-ee/2012/09/_pccom.html
steamアカウントがあれば上のURLからダウンロード・コードを入手出来ますよ。
物語性を重視したTPSカバーシューター。未プレイなのですが、これも近い内に遊びたい作品です。
http://store.steampowered.com/app/50400/
取り敢えずこんなところで終わりにしたいと思います。今年購入したゲームの総数は300数十本もありました。その内で遊んだものは十分の一程度でしょうか。クリアまで遊んだものとなるともっと少なくなります。
PCを新調した事で動作スペックを気にしなくて良くなったのが、これだけの本数を購入してしまった原因ですね。以前から気にはなっていたけれどPCの性能を考慮して手を出せなかったもの殆どを買ってしまった形です。また、インディーズのバンドル物を購入しているとどうしても本数は増えて行きますね。
SteamやGreen Man Gaming、GOGなど海外のダウンロードサイトはほぼ毎日75%offのセールを行っているので、それほど欲しくなかったものでもついついカートに詰め込んでしまいます。
この一年で自分の懐は軽くなったものの、ゲームに対する知識はかなり増えたと思うので良しとする事にします。
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