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2014.04.01

2014 最近遊んだゲーム その06

01
Sine Mora
弾幕横スクロール体力制シューティング。
グラフィックスが綺麗で演出も素晴らしく物語性を感じさせてくれます。とても真摯に作られている作品と云えるでしょう。が、シューティングゲームとして特に面白くないと云うのが正直な感想。

シューティングゲームを好きな方が理想を追い求めて作ってはみたものの、自身の骨身を形成したはずのアーケード作品には到底敵わなかった……と云う流れが見えるようです。

最近のPCがオリジナルの2Dシューティング及び2Dアクションの陥り易い罠なのですが、非常にせせこましいゲーム性になってしまっているのです。
これはモニターの解像度と自機及び敵キャラクター、地形を含むグラフィックスの相性が悪い為に起こる懸案です。その為にキャラの移動範囲、移動速度、ダイナミズムがアンバランスになってしまうのです。
詳しい事は省きますが、このゲーム性に直結する部分を気に掛けているインディーの作者は殆ど存在していませんね。まだまだ80年代の作品から学ばなくてはならない事は多そうです。

フォローするようですが実際は悪い作品ではありませんので、購入して損をする事はないと思います。Gダライアスばりの演出は一見の価値ありですよ。


02
Jets'n'Guns Gold
レトロ風味溢れる横スクロールシューティング。
この作品もSine Moraが抱えている問題を同様に体現しています。せせこましい感はこちらの方が顕著ですね。
アーケードのシューティングと云うよりも家庭用のシューティングに近いチープなゲーム性に留まっています。

この作品で上記問題を手軽に解消するのであれば、上下スクロールさせないだけでも良いのですけれどね。たったそれだけでもゲーム性が大きく飛躍し、ゲーム進行に大きな流れを付与出来るはずです。

しかし本作はプレイを重ねる事でお金を貯めて行き自機をパワーアップさせるタイプですので、最終的には良くも悪くもかなり大味なゲーム性へと変化して行きます。


03
Ultratron
「Robotron 2084」クローン。二つのレバーを使用し自機移動と攻撃方向を別々に指定出来る全方向シューティング。
個人的に好きな作品です。Robotronは海外で根強い人気を持っているのでピンポイントでしょうが需要はあるのかなと思います。

この作品は原作Robotronに比べるとプレイフィールドが狭く感じられます。
Sine MoraやJets'n'Guns Goldとは別のせせこましさを持っていると云えるでしょう。パワーアップの派手さを伴っているので特にそう感じてしまいます。
ここらのバランス感覚は80年代のアーケードゲームにまだまだ敵いませんね。


04
Titan Attacks!
Ultratronと同じPuppy Gamesの作品。こちらは「スペースインベーダー」のクローンとなっています。
現代風にリメイクするならこんな感じになるだろうなとは思います。詰まらなくはないのですがすぐに飽きてしまいますね。

この作品もプレイフィールドが狭く感じられるタイプ。キャラの大きさ、その移動速度、空間の幅……これはと云うバランスに調整する事の難しさを物語っています。


05
Hotline Miami
見下ろし型の任意方向スクロール・アクションシューティング。
自分も敵(ザコ)も一発食らったら即死と云うシビアなシステムなのですが、特に理不尽さを感じないバランスが保たれています。

本作は今回紹介した中で最もゲーム画面内の視認性に優れていると云えるでしょう。
キャラがそこそこ大きいので面内を全て把握する事は出来ない上に、画面外からの攻撃で死ぬ事も多いもののゲームとしての視認性に納得が行くのです。

ここは実際のプレイを通して確認していただきたいと思います。ゲームシステムとキャラの性能などが絶妙なバランスで成立されているのです。このような作品こそが80年代アーケードビデオゲームの正統な後継者だと肯がえるでしょう。

頻繁にセール価格となりますし最近のアップデートで日本語にも対応されました(ちょっと変な翻訳ですけど)。
見た目だけのレトロ風味作品とは一線を画していますのでプレイする価値は大と云えますよ。

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