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2021.03.06

グスタフ・バリエーション

A01

傭兵軍(連合国イメージ)とシュトラール国(ドイツ軍イメージ)の戦争がマシーネンクリーガーの物語設定となっています。それ以上の知識は特に必要なく、ただ格好いいメカ同士が戦っているとだけ思えば十分です。

 

グスタフはシュトラール軍の主力パワードスーツとして多くの派生型を持っています。
画像は右から
P.K.A. Ausf G グスタフ
P.K.A. Ausf F フリードリヒ(現地改修型ダウングレード)
P.K.A. Ausf D ドーラ(その更に現地改修型)
と言うような設定です。

 

詳しくない方からすれば何れも同じ機体に見えてしまうかも知れませんが、よく見ると細部が随分違っているんですよ。
実際にある兵器開発史のようにひとつのメカが派生しく行くリアルさが堪りません。傍目には同じ機体なのに作って見るとその差異に気付ける…これも模型ならではの楽しさと言えるでしょう。

 

右のグスタフは仮組み状態で素のキット。真ん中のフリードリヒは製品を改修したもの。左のドーラはキットが発売されていないので、フリードリヒから改造したものとなっています。
全てのメカをキット化すると原作者の横山先生が発言していますので、敢えてドーラを作る必要もなかった訳ですが、ついつい手を出してしまいたくなるのもモデラーの性。

 

フリードリヒからドーラへの改造は簡単に見えるかも知れませんが、実は結構難しい。
胴体横キャノピー部分の位置と大きさが違うのでバランスの摺り合わせが必要です。その上で腕の取り付け位置を前方へ移動調整。シーリングのみの二の腕も悩みどころですが、ここはアルミ線を芯にして熱収縮チューブで作りました。
左手ガンサイトは真鍮の挽物で製作。この手のオプションパーツは比較的簡単な部分です。
腰や足首の横シールドなどは旧キットPKAから流用します。他フレーダーマウスのパーツも必要です。

 

ドーラを作る際に最も難しいのがパイロットの位置調整です。腕の生え際が違うのでそのままだと繋がりが悪く不自然に見えてしまいます。ここに一番時間を掛けた分ちゃんとパイロットがスーツを着込んでいるようになったかと思います。

 

あとはお楽しみの塗装なのですが、家庭の事情でなかなかシンナーを使えない現状。工作まで終わったプラモが増えて行くのです。

 

A02

DとFの違い。側面キャノピーと二の腕が大きな相違点。

A04

Fの素組み状態。手を入れなくても十分の格好良さ。

A05

FとGの違い。ぱっと見は殆ど同じ。

A06

背面。積んでいるエンジンが大きな相違点。


グスタフ系はフィギュア塗装が障害となって敬遠している方も多いと思うのですが、超カッコイイ機体なので、そんなの気にせずにガンガン作って欲しいですね。フィギュアの成形色が考えられた肌色なのでスミ入れするだけでも良いと思います。また腕前は追々上がって行くものですから練習あるのみです。失敗したらシンナーにドボンしてやり直せば良いのです。

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