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2025/02/15

Bloodborne

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2015年に発売されたフロム・ソフトウェアの死にゲーです。
DARK SOULSシリーズとは直接関係のない物語ですが、ゲームシステムの根幹は踏襲されたものとなっていますので、シリーズ経験者であれば問題なく楽しめる内容となっています。

 

とは言え本作独自で他作品には搭載されなかったシステムが幾つかあり、ゲーム性は似ているものの独特な味わいがありますね。
フロム・ソフトウェア作品の特徴とは正しくこの部分であり、ゲームシステムや操作回りは大体同じなのですが細部で味付けを変えて来ます。

 

シリーズいずれかの作品に面白さを見出せればゲームシステムが同様なので、他作品でも楽しみ方が担保されているのです。
その上で多くが語られない奥深い物語と暴力的な高難度のゲーム性でユーザーを虜にしています。言ってしまえば「過激な水戸黄門」とも評する事が出来るのではないでしょうか。

 

フロムゲーのユーザーは多くの変化を求めていません。
Demon's Soulsを経てDARK SOULSでほぼ完成した現在のゲームシステムの中で永遠に遊び続けていたいと思っています。
ゲームシステムの根幹を変えずに細部でのみ変化を付け楽しませる。これはフロム開発が自らに課した縛りゲーであるのかも知れません。

 

昨今中華メーカーを筆頭にフロム風の死にゲーが増え続けていますが、完成度の点から言って勝負にもなっていないのが正直なところ。Unreal Engine 5の美麗な映像だけでは一太刀も浴びせられていませんね。
時代に埋もれて行く事を余儀なくされたゲームに時間を費やすのなら、これから10年20年先も遊び続けられる本家だけで十分だと思わされます。これが他社の死にゲーがメディアに評価されていても想定以上のヒット作品とならない原因でもあると考えます。

 

フロム・ソフトウェア現社長でありシリーズの原作者兼ディレクターとプロデューサである宮崎英高氏が健在であり続ける限り、私たちは安心してフロムの死にゲーを楽しむ事が出来るでしょう。
ただ前回の記事で私が勝手に演繹したエルデンリングDLC宮崎さんあまり噛んでない説が事実であったならば後進の育成と言う意味で多少の不安もあったりしますけどね。

 

 

余談
PS4のBloodborneには海外の方が作った60fpsでプレイ出来るMODやバグフィックスMODがあり快適なプレイを約束されていたのですが、最近のアップデートで利用出来なくなってしまいました。
これは発売10周年の3月26日に向けて何かある前兆なのかも知れないと期待しています。

 

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