2009.06.11

徒労

親戚の携帯コンテンツ会社からキャラクターデザインの仕事を頼まれました。
簡単なもので良いから二つほどラフを送ってくれとの事だったので、脳内イメージを蓄えながら休日を待ち、正味1時間ほどで以下のキャラクターを書き上げました。

01  とり侍

02  タマ

アイディアは無尽蔵に出て来ましたので、あと二つ三つは送ろうと思っていたものの、取り敢えず不必要だとの事。
キャラクター一体につき幾らかの報酬がもらえる手筈となっており、そのまま採用されるのか、またはどのように使用されるのか等々を併せて楽しみにしつつも連絡の来る時を待っていました。

しかし永らく音沙汰がなかったのでこちらから問い合わせて見ると、企画の意図路線を変更した為にお蔵入りになったとの事。
まあ仕方がないとは思うのですが、ちょっと悲しいので自分のブログだけにでもアップしておこうと思った次第です。

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2009.01.27

神隠し殺人事件

今回の裁判は私たち一般人が参加する事を余儀なくされた「裁判員制度」のモデルケースとなりました。

モデルケース?
冒頭に事件の残虐性をモニターに文字として表示し、検察官がそれを裏書きするように私情と取られても致し方ないほどの熱弁を揮う。
これまでの裁判でもなかった死体画像を公に曝す事で犯行の残忍さを再度植え付ける。
そうして最後には決め付けるように極刑を当たり前だと云い放つ……。

畢竟、裁判員制度とは検察側と裁判所が定めた終着へと手早く急がせる為に私たち一般人を利用した方便なのではないでしょうか?

また裁判所の語るところである「分かり易い裁判」とは他人を罰する経験を持たない私たち一般人に視覚的な衝撃を与え、語勢から生ずる雰囲気で「初めから決められた罰」に賛同せよと云う茶番なのでしょうか?

今回の求刑に異を唱えるものではないのですが、これをモデルケースだと考えると制度の在り方自体に疑問を持たざるを得ないと云うのが正直な感想です。

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2009.01.22

謹賀新年 2009

Cow

あけましておめでとうございます。何を今更と云った感じですけど今年初めての更新なので一応のご挨拶でも。

自身の中だけでやらなければならない事が山積している状態でして、ブログを始めた当初のように毎日更新する事や、詳細なレビューを記したり無駄に長い文章を書く努力を怠っている状態です。

大した発信源を持たない素人である私の個人ブログですので、無理に更新する必要も認めないのですが、アクセス解析を紐解くと毎日訪問なさっている方がいるのもまた事実。
現在は多かった頃と比較すると三分の一ほどのヒット数に落ち込んでいるものの、それでも見に来て下さっている方が存在している僥倖を感じない訳には行きません。

どうせ何かを書くのだったら受け取って下さる方に取って有益なものを記したい……と云う願望があります。しかしこれが為に筆の進みが滞る事も多くなっています。実際、幾つかの記事は書いたものの掲載せずに捨ててしまいました。
ビートルズの全アルバム紹介や光速船(Vectrex)とLYNXの全ゲーム紹介など長文だったりするのですが、読み返してみて自分が書いた意味を見出だせなくなってしまうのです。

他に書いている人もいるだろうから敢えて自分が書いたものをネット上に挙げる必要もなかろう……と云う論理です。
これを考えてしまうと何も出来なくなってしまうのも道理ではあります。自身の存在意義を疑問視するところに繋がっています。

ただ自分が他の方のブログを読むスタンスを考えると杞憂である事実にも行き当たるのです。大抵の場合は暇潰しとして楽しんでいるからに他なりません。
記事の内容にも斬新を感じる事など殆どありません。それでも毎日欠かさずに訪問させていただいているブログが幾つも存在します。
どうして新しい内容でもなく時として興味のない話題、詰まらない日常の記されたブログを読むのかと問われれば、書いている方のキャラクターや性格が訪問している内に判然として来て、どこかで読んだ事のある聞いた事のある内容にも面白さを見出だせるようになっているからだと云えると思います。簡単に云えば知人友人の話を聞いているような感覚でブログを読んでいるのだと云えるでしょう。

リアル知人やリアル友人との会話でも有益な内容は少ないものでしょうし、相対していて退屈で詰まらない瞬間は必ず訪れるものです。だからと云ってそれだけで知己を得た方と袂を分かつ理由とは成り得ません。
これと同様に一度ブックマークして馴染みを得たブログでしたら、興味のない内容でも少し詰まらないと思える内容が書かれていても、また明日の更新を適度な期待を以て待ってしまうのではないかと思われます。

ブログ文化が華開いたのはまさしくこんな部分にあるのではないかと考えます。
対人関係が希薄になりつつある現在、能動と云う努力を必要とするリアル人間との交際会話よりも、無数にあるネット上の情報を受動的な立場で楽しむ……顔が見えなくても性格が或る程度に於いて顕わになっていて安心ですし、駆け引きに傷付く事なく引き際だって自分次第。

これが悪い事ではありませんしネット社会の自然なのではないでしょうか。
そう考えると何も肩肘張らず私も気の向くまま駄文を垂れ流しても良いのかなと思う訳です。
変な初心表明になってしまった感もありますが、これからは機を見て適当な記事を多く更新して行きたいなあと思っちゃったりなんかして(^^)

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2008.03.25

警察のエゴ

「早く捕まえてごらん」
事件前日に犯人から挑発された茨城県警は、エリート意識から来る慢心と詰まらないエゴを発揮してしまいました。結果はご存じのように8人の死傷者を出す大惨事へと発展。

事件を未然に防ごうとするならば私服警官を配置する意味はないでしょう。
制服はひと目でそれと判然させる象徴でもある訳ですから、警邏または巡邏している警官がいれば事件は起きなかったかも知れません。

犯人が変装する可能性がある事を考慮し得なかったのでしょうか? いえ看破出来るとするエリートのエゴが感じられます。

事件が起きて周囲から巻き起こった喧騒に慌てふためく私服警官たち。彼らはトランシーバーなどの連絡手段も持参していませんでした。犯人は自らの思うように事を貫徹し得ました。

結局のところ警察は市民を守ってはくれないのです。
今回の事件で分かったのは、事件を未然に防ぐ為の措置以上に警察が自らの面目を守る事に躍起となった事実です。
犯人を捕らえる……ここにしか思い寄らなかったが為に凶行は起きてしまったのです。

「最善を尽くした。不備はなかった」
茨城県警署長の悪びれない自信満々な記者会見模様からもその体質が如実に表れています。

無能だけれどもエリート意識だけには長けている国家警察に、間接的にではあるけれども殺されてしまった犠牲者の方には心よりお悔やみを申し上げます。

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2008.02.17

雑記 080217

●歌手の岡村靖幸さんが2月5日に覚醒剤取締法違反で逮捕されました。三度目となる今回は復帰してから一年ほどしか経っていない事になるのですが、残念ながら遅かれ早かれこうなるであろう事は予想していました。
前回の刑期を全うした氏は早くから精力的に活動し、珍しくテレビ出演などもこなしていたのですが、その姿は再びクスリを始めた事実を裏書きするような挙動しか映し出していませんでした。
氏は奇抜なキャラクターからは想像出来ないほどの繊細さを持った人間だと思えるので、色々な重圧から一時凌ぎの誘惑に負けてしまったのでしょう。
自宅で逮捕された事を考えると、近親者または関係者による通報からのものである筈です。幸か不幸かは別としてこれを良い機会にもう一度再起して欲しいと願っています。
二年以上の実刑が科されていると思うのですが、出所後は施設に入り完全にクスリを絶ってからの完全復活を期待しています。

参考までに関係者の意見も載せておきます。
http://www.fact-mag.com/diary/2008/02/06.html#154952


●悲しいニュースのあとは嬉しいニュース。
ドイツの模型フェスであるニュルンベルグ・トイフェアにて飛行機模型の雄ハセガワ社からマシーネンクリーガーの模型が発売される事が伝わって来ました。第1弾は驚愕失禁ものの「ファルケ」だそうです。
http://ipmsdeutschland.de/Ausstellungen/Nuernberg2008/slides/Hasegawa_MaK_35_02.html
http://ipmsdeutschland.de/Ausstellungen/Nuernberg2008/slides/Hasegawa_MaK_35_03.html

これは期待せずにはいられませんね。ルナダイバーも展示されていた事を考えると人型スーツ以外の立体物を手掛ける方向性なのかも知れません。WAVE社との棲み分けが上手くなされて安定供給される事を切に願いたいところです。


●私個人的には相変わらず停滞中の身であるので書く事もないのですが、先日職場のプリクラ機の中で「手コキ」している高校生カップルを見ました。
お金を入れずに長い間機械の中に入っていたので注意する為にカーテンを開けたらそのような真っ最中だった訳です。厚顔な彼らは驚くでもなく竿を握ったまま、やれば文句ないんだろとばかりに¥400を入れてプレイを継続。いやはや若いって素晴らしいですね。

職場の若い娘に趣味を問うたら、タバコの煙を細く中空に漂わせたあと「恋かな……」と遠い目で云われた。いやはや若いって素晴らしいですね。

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2007.12.27

マイクロソフト エルゴノミックキーボード4000

4000

ここ一週間ほどPCキーボードの調子が悪くて苛々する状態が続いていました。
具体的には「m」と「\」が効いたり効かなかったりする故障です。分解清掃してみたものの改善されたりされなかったり……。よく見ると中のゴム部分が変形していて正常なキータッチを受け付けてくれない状態でした。

約1年前に購入した「MS エルゴノミックキーボード2000」だったのですが、こんなにも早く異常を来すとは予想外でした。ただこれは製品の不備と云うよりも私の使い方に問題があったとした方が正しいと思います。酷使していたとまでは行きませんが、日に何時間も打鍵し続ける事もしばしばですので寿命を迎えたとした方が良いでしょう。

キーボードが正常に使えないのは私にとって死活問題ですので、早速ヨドバシカメラへ買い物に行きました。
今回購入したのは「B2M-00010 Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 」です。これまで使っていた「2000」の上位製品となります。
画像を見てもお分かりのように、Vの字に左右分かれたキー配列となっているのが特徴ですね。中央が高く盛り上がっており、端に向かうに従いなだらかに下降線を描く事で指にぴったりとフィットするように出来上がっています。もう少し正確に云えば、肘から手首にかけて自然な姿勢を提供してくれている訳です。これならば長時間の打鍵にも疲労を残さないと思われます。

早速3000文字ほど例し打ちしてみましたが素晴らしいキーボードだと感じました。或る程度のタッチタイピングが出来る方には特にお奨めしたいキーボードだと思います。指に添ったキーが無駄な動きをなくしている事で、より以上の効率性を得られるのではないかと考えます。

ここからは個人的な問題ですので参考程度に読んでください。
私はホームポジションを無視した打ち方をするので若干のやり難さを感じてしまいました。本来ならば左手で打鍵する「6、t、g、b」(実際はかな入力しているので「お、か、き、こ」なのですが)縦配列キーを右手で打つ癖があります。
なので、中央部分に空間のある「4000」には向いていないようでした。キチンとホームポジションを会得する機会であるとも考えられるのですが、長年これでやって来たので今更矯正する気にはなれません。もう少し使ってみて駄目だったら今迄で最も使い易かった「2000」に戻る予定です。
なけなしのお金を奮発して購入したものなのでトホホな気分だっち。

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2007.09.01

雑記070901

一ヶ月も放置してしまったので、たまには何か書いて置こうかなと思い筆を執った次第です。ここ最近遊んだゲームや聴いた音楽などを適当に書いてみます。


034ハーフライフ2

2004年に発売されたWIN用のFPSです。
かなり以前から少しずつプレイしていたのですが、先月やっとシングルモードをクリアしました。
前作であるハーフライフがFPS新時代を切り開いた偉大な作品であるが為に、色々と批判もあるゲームではありますが、個人的にかなり楽しめましたし面白い作品だと思います。

ただパズル要素が強くFPSとしてシューティング要素が低いのが残念ですね。もう少しだけシューティングのシーンが多くロード時間が短ければ良かったなあ。
逆にFPS初心者にはお奨め出来るゲームになっているのではないでしょうか。PCのFPSを好きになれない方の多くが「単調さ」を理由にすると思うのですが、パズル部分がその弱点を補うアクセントとして機能しています。
あとは足枷としかなっていないビーグル搭乗シーンさえなければ……。

ハーフライフ2はそのうちちゃんとした記事を書きたいと思います。



Screenshot7オブリビオン

2006年に発売されたWIN用のシングル専用RPGです。

XBOX360用も発売されたので知名度がぐっと上がりましたね。
前作モローウインドから気になってはいたのですが当時プレイ出来なかったので、個人的にはやっと遊べた感が強いですね。特に日本語化パッチの作成に関わられた有志の方々には感謝の気持ちで一杯です。

ゲームシステムと現在のハード性能が見事に融合した名作だと思います。
でも面白すぎて時間を消費してしまう事から既にアンインスコしてしまいました。続けていたらジャンキーになっていたことは確実です。
不満がある部分もあったのですが、MODを導入する事で自分好みにカスタマイズ出来る融通性は止め時を失うのと、それ自体に面白さがありました。

オブリビオンの記事は書いていたのでアップしようと思ったのですが、ちょうどクリスさんが評価0点と云う記事をアップされたので破棄しちゃいました。反感記事となってクリスさんとの親交が途切れるのを避けます(^^)


Kawamako_4川本真琴

1996年にデビューした女性シンガーソングライターです。
デビューシングルを岡村靖幸さんがプロデュースした事で有名ですけど、るろうに剣心の主題歌のイメージの方が一般的でしょうか。

偶然押入から発掘したのですが、いま聴いてもこれは良いですね。と云うか当時よりも新しい印象を持ちました。
アルバムを2枚だけ出して表舞台から消えてしまった感のある川本真琴さんですが、現在でも名義を変えて活動はしているようです。

私の印象だけで云わせてもらうと彼女は所謂「のだめ」ちゃんで音楽業界のローテーションに自分を組み込めなかったのではないのかなと思ってしまいます。曲を聴いた感じだとフリースタイルのものが得意そうだし、歌謡曲として洗練されると個性が低くなると云うジレンマもあったのではないかと思います。

またデビューした当時の不思議少女のイメージに飛び付いた「オタク」層ファンの存在。これは遊佐未森さんも同様で、創作家としての道を閉ざす結果を招いたのではないでしょうか。ここには考察の余地がありそうですね。



Kameアーケロン

モデルカステンからレジンパーツを用いたハイブリッドキットがそろそろ発売されるのですが、以前作った胴体にウェーブのA.F.S mk.Ⅱの四肢を移植して自作してみました。

横山宏さんの作ったオリジナルモデルよりも胴体を長くしています。1983年当時HJ誌に載っていたイラストをもとに個人的な好みで調整したと云う感じですね。
レーザーの筒部分やパイプスプリングの基部もデッチアップ気味。あとは時間を作って塗装したいところです。


あとは「忍者くん」の開幕パターン検証を続けているものの、なかなか進展していないのが現状。
年末用と来年三月に向けて応募小説を書いているのでブログ更新頻度は低くならざるを得ないところです。こんなところでも毎日訪れてくれる方がいるのに申し訳ありません。いつの間にか50万ヒットしていて驚きました。でもオビリビオンを止めたので多少の余裕は出来たかも。

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2007.01.12

ゆく年くる年(了)

タイトーから実質的な解雇処分を受けました。以下要約です。

「仕事が出来ない上に時給の高いパートを引き取るような店舗はない。早く次の仕事を探せ」

思っていた通りの処分ではあります。
お情けとしては、足のない私に通えないだろう遠隔地を指定して、そこで週二回程度の出勤を組んでやるから有り難く思えとも。
契約書類の上で私は週休一日扱いの勤務が約束されているのですが、それを真摯に履行してくれるタイトーでもありません。

移動に関しては人事部の方でスケジュール調整などを検討したそうなのですが、直属の上司が確認を取るまで連絡を寄越さないと云う怠慢振りも発揮してくれました。
まあ、私は東北の本部長に無意味な嫌われ方をしているので、始めから探してくれる気遣いもなかったのだと思います。
偶然にも同月に同営業所内の店舗がもうひとつ潰れる運びとなった事から、優先順位として最下位に回されたのでしょう。

また具体的に閉店の日取り(1月25日)を知らされたのも今月の10日です。ビルのオーナー側に都合があったとしても急な話だと云えますね。
因みに前年にも同営業所内で1店舗が閉店しているのですが、この時など閉店の一週間前まで働いているクルーは何も知らされていませんでした。そして何の保証も付けて貰えないままポイ捨てされています。

長年働いているのでタイトーが如何に酷い会社であるか分かってはいるのですが、諦念の内にも悄然の感が強く芽生えてしまいます。


とは云っても社会生活を続けて行く為には後ろばかりを気にしてはいられません。
早速求人情報誌やネットを使い次の職場を探しているのですが、なかなか意に添うような所は見付かりませんねえ。

取り敢えず私の目標が40歳までに純文学三大誌(文學界、群像、すばる)のいずれかで賞を取り、小説家としてプロデビューすると云うものになっています。
容易いものではない事は重々承知していますが、自らの才能のなさを考慮して寝る時間も惜しみ勉学に勤しんでいる積もりではあります。

先年初めて応募した群像で一次通過した際は、意外と簡単に進めるのではないかと思ったものの、そんな筈もなく一年を経過してしまいました。
これが一次通過するならば、この内容であれば二次は堅いとして応募したものは箸にも棒にもかからず惨敗。
文學界に応募しようと書いていたものはPCの不調の為にデータが消えてしまうなど、停滞を約束されているのが現状となっています。

妻と二人で慎ましく生活出来る程度の給料しか望まないとしても職場が見付からない。
今年37歳になる事から年齢制限で弾かれ、資格を所持しない負は面接に赴くまでの土壌も用意しません。失業保険で急場を賄おうにも、身内の借金をはらわなければならない都合上それでは暮らして行けない。妻が精神の病を患っている事から、不安を与えたくないので転職の件は話せない……。中年のリストラとは大変なものなのですね。いま本当に実感しています。

東北の仙台であるにも関わらず雪が降らなかった2006年はいつの間にやら過ぎ去り、何らかの選択を迫られるだろう新しい2007年になってしまいました。さて今年は私に取ってどんな年になるのでしょうか。

でも「人生負け組フリーター趣味のブログ」ぽくはなって来たな。

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2006.12.31

ゆく年くる年 (下)

仲間と別れる寂寥感の他には、パンを得る為の実際的な不安を感じます。
私は準社員として契約している事から他店舗への異動が約束されてはいます。しかし、これまでタイトーで働き見て来た不義理の数々に、我が身を打ち震わせない訳には行きません。

契約上で仕方がないから他店舗へ異動。その異動先で出勤日数を減らす。生活出来ない人は自主退社……。または通えないだろう遠隔地に異動。嫌なら辞めて下さい。これがタイトーのやり方です。

正直云って私は仕事の出来る管理者ではありませんでした。小乗仏教の原始的な教えとしてある、自らを全うすると云う意味での仕事には邁進する覚悟を持っています。具体的に云えば目の前にある仕事に悔いを残したくないとする我が儘だけは人一倍ある積もりなのですが、それは店舗内での仕事にすると心を込めた単体への接客であったり、手を抜かない掃除だったりします。
こと管理者として最も大事だと思われる売上を伸ばす方向性を定めたり、それを従業員に教育すると云ったリーダーシップを所持せずに過ごして来てしまいました。
これは自分さえちゃんとやっていれば救われるとする自己満足と、この仕事が天職ではないと考える無責任に他ならないでしょう。

また実際の私を知っている方は社交性に長けているとお思いかも知れませんが、事実は逆を向いています。適う事ならば人間との接触を避けたいくらいに考えています。
これが次の職場へ赴く際の不安材料ともなっています。これまでは長く同じ職場にいた為に自らのキャラクターが確立されていました。仲間内には云わずもがな、タイトー内であれば「エロ暴れん坊」「問題児」くらいの情報が流通している事でしょう。

全く新規の職場へ行き着いた際には、一から自己紹介をしなければ許されない環境に置かれる筈です。はっきり云って面倒臭いですし、自身が受け入れられるものだとも思えません。また何かなめられるような態度を見せられでもしたら暴力事件のもと退社させられる可能性も大なるところです。

その前に仕事が見付かるのか? と云う問題が浮上して来ます。
相応に見られた事はないのですが36歳と云う年齢もネックとなるでしょうし、運転免許証はおろか役に立つ資格ひとつすら持っていません。レトロゲームに詳しい、プラモが作れる、ちょっと文章と絵が描ける、意外とSEXが上手……う~む、まったく役に立ちませんねえ。

妻を養えるだけの食い扶持が稼げるなら死体洗いでも何でもする積もりではありますが、今日日それさえもコネがなければ出来ないそうです。世知辛い世の中に出て行かなければならない自らの非力さを痛感させられますね。

ここらを考えるとこのままタイトーのお世話になるしかないのかなあとも思います。最悪減らされた出勤の分はコンビニを掛け持ちして賄う事になるでしょうか。
根が楽天家なので実際はそれほど不安視してもないんですけどね。この程度で悩む神経の持ち主だったら今迄生きて来られなかった事でしょう。

……もう一回くらい続きます。

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2006.12.30

ゆく年くる年 (中)

来年早々に生活の地盤が緩む事となりそうです。
いま働いている店が潰れてしまう事になったからです。二十歳の頃に入社して16年……いやはや長く働いたものです。アルバイト採用から始まり程なくして準社員にさせられると、本人の意志とは関係なく店舗の管理者を任される立場となりました。まあ、砕けて云いますとタイトーのゲーセンで店長をやっていた訳です。

仙台の繁華街にある店で、売り上げの良い時分には新宿歌舞伎町に次ぐ坪単価を稼いでいた事もあったそうです。私が働き出した頃には既に右肩下がりとなっていたものの、それでも現在の10倍近い売り上げを誇っていました。
しかし数年前から赤字店舗の烙印を押され、閉店するのも時間の問題かと囁かれていた事もあり心の準備は出来上がっていたのですが、実際に引導を渡されると格別な感慨を提供させられるものですね。
物事に拘泥する性質でもないので悲しいとか悔しいなど具体的な負の感情が生ずる訳でもないのですが、漠然とした寂寥感は確かに残ります。その出所を探れば人に帰結する事でしょう。

私は友達とか仲間と云う表現に虫酸が走るひねくれ者なので安易には使いたくないのですが、便宜上ここでは仲間と云う言葉で進めたいと思います。
小さな店で人員を多く必要としない形態であった為、常に6人程度の最小構成で運営していた事になります。人数の多いところではそれ相応の難しさ、少ないところでもそれなりの問題はあるものだと思います。私たち仲間はその点では上手く交際していた方だと云えるでしょう。会社からは変人の巣窟、落ちこぼれの集まりなどと揶揄される事が多かったものの、皆が皆個性的で善良な人間でした。

個性的とはどう云ったものだと思われるでしょうか?
個人と云う字ズラから見ても人にはそれぞれの特徴がある筈です。千差万別、十人十色、同様が存在しないにも関わらず、敢えて個性的と云う表現が使用される意味を見出だせません。それでも個性的と云う言葉が良い方向で使われる理由は没個性が悪として存在するからです。
没個性とはこれも字ズラ通りに個性を抑えていると云う意味に介せます。個性を隠す理由は世間への迎合として間違いないでしょう。世間とは個が見渡せる程度の範囲でしかありません。人はその狭い世界で自らを恙なく活動させる為に没個性を発揮するのです。特例を許さない日本と云う国家が徳川時代に設えた保守の推薦です。

貴方は流行に乗る事の便利さを痛感した事はおありでしょうか? また自らの経験と知識からのみ導き出される批評眼に重きを置いて言動を顕わとしていますか? また他人の批評眼を相違からのみで批判した事がありませんか?

個性とは偽らない自分です。阿る事を知らない思想です。他人を遮らない融通です。そして他人を労る行動が人間を人間らしくする道徳なのです。ここに至って個が完成するものだと信じています。

私と職場を同じくする仲間はこの点に於いて個性的でした。逆に云うと、自らに嘘をつき見栄を張る人、自身がどこから生まれ出たものか判然していない人、自らの庭園を恥だとして公とする事に躊躇する人……これらの人にとっては決して馴染めない職場であった事も想像に難くありません。嘘はその場で容易く看破され、恥部を冗談として周囲に云いふらされるのですからたまったものじゃなかったでしょうね。辞める人は三日と保たず、長くなれば五年、十年選手となる事が実績とも受け取れます。T大学法学部を卒業したにも関わらずフリーターとなってしまった不憫な子まで存在します。これは私たちの責任……なのかな? まあ本人の選んだ道ですから知ったこっちゃないとしても良いでしょう。

仕事と私生活の境界線を設ける事なく密な関係を続けて来た仲間との別れが寂寥感の出所なのは確かです。退職したものの交歓を継続している仲間も存在します。職場がなくなるとこのような人たちとも相対する機会が失われる事になります。中にはニート状態の人もいて、唯一世間への窓口となっている感もあるので残念としか云い様がありません。
だからと云って無理に機会を設けてまで会う必要も感じられなかったりします。世間的に見て、それは仲間ではないのではないか?と云われても仕方がないのですが、ここらへんは自然の流れを重んじるばかりに冷酷と取られる由縁ともなっています。
どうしてもと云う場合はメッセンジャーやmixiなんかで連絡が付けられるから大丈夫だろうとしか考えていないんですけどね。

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