2008.03.25

警察のエゴ

「早く捕まえてごらん」
事件前日に犯人から挑発された茨城県警は、エリート意識から来る慢心と詰まらないエゴを発揮してしまいました。結果はご存じのように8人の死傷者を出す大惨事へと発展。

事件を未然に防ごうとするならば私服警官を配置する意味はないでしょう。
制服はひと目でそれと判然させる象徴でもある訳ですから、警邏または巡邏している警官がいれば事件は起きなかったかも知れません。

犯人が変装する可能性がある事を考慮し得なかったのでしょうか? いえ看破出来るとするエリートのエゴが感じられます。

事件が起きて周囲から巻き起こった喧騒に慌てふためく私服警官たち。彼らはトランシーバーなどの連絡手段も持参していませんでした。犯人は自らの思うように事を貫徹し得ました。

結局のところ警察は市民を守ってはくれないのです。
今回の事件で分かったのは、事件を未然に防ぐ為の措置以上に警察が自らの面目を守る事に躍起となった事実です。
犯人を捕らえる……ここにしか思い寄らなかったが為に凶行は起きてしまったのです。

「最善を尽くした。不備はなかった」
茨城県警署長の悪びれない自信満々な記者会見模様からもその体質が如実に表れています。

無能だけれどもエリート意識だけには長けている国家警察に、間接的にではあるけれども殺されてしまった犠牲者の方には心よりお悔やみを申し上げます。

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2008.02.17

雑記 080217

●歌手の岡村靖幸さんが2月5日に覚醒剤取締法違反で逮捕されました。三度目となる今回は復帰してから一年ほどしか経っていない事になるのですが、残念ながら遅かれ早かれこうなるであろう事は予想していました。
前回の刑期を全うした氏は早くから精力的に活動し、珍しくテレビ出演などもこなしていたのですが、その姿は再びクスリを始めた事実を裏書きするような挙動しか映し出していませんでした。
氏は奇抜なキャラクターからは想像出来ないほどの繊細さを持った人間だと思えるので、色々な重圧から一時凌ぎの誘惑に負けてしまったのでしょう。
自宅で逮捕された事を考えると、近親者または関係者による通報からのものである筈です。幸か不幸かは別としてこれを良い機会にもう一度再起して欲しいと願っています。
二年以上の実刑が科されていると思うのですが、出所後は施設に入り完全にクスリを絶ってからの完全復活を期待しています。

参考までに関係者の意見も載せておきます。
http://www.fact-mag.com/diary/2008/02/06.html#154952


●悲しいニュースのあとは嬉しいニュース。
ドイツの模型フェスであるニュルンベルグ・トイフェアにて飛行機模型の雄ハセガワ社からマシーネンクリーガーの模型が発売される事が伝わって来ました。第1弾は驚愕失禁ものの「ファルケ」だそうです。
http://ipmsdeutschland.de/Ausstellungen/Nuernberg2008/slides/Hasegawa_MaK_35_02.html
http://ipmsdeutschland.de/Ausstellungen/Nuernberg2008/slides/Hasegawa_MaK_35_03.html

これは期待せずにはいられませんね。ルナダイバーも展示されていた事を考えると人型スーツ以外の立体物を手掛ける方向性なのかも知れません。WAVE社との棲み分けが上手くなされて安定供給される事を切に願いたいところです。


●私個人的には相変わらず停滞中の身であるので書く事もないのですが、先日職場のプリクラ機の中で「手コキ」している高校生カップルを見ました。
お金を入れずに長い間機械の中に入っていたので注意する為にカーテンを開けたらそのような真っ最中だった訳です。厚顔な彼らは驚くでもなく竿を握ったまま、やれば文句ないんだろとばかりに¥400を入れてプレイを継続。いやはや若いって素晴らしいですね。

職場の若い娘に趣味を問うたら、タバコの煙を細く中空に漂わせたあと「恋かな……」と遠い目で云われた。いやはや若いって素晴らしいですね。

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2007.12.27

マイクロソフト エルゴノミックキーボード4000

4000

ここ一週間ほどPCキーボードの調子が悪くて苛々する状態が続いていました。
具体的には「m」と「\」が効いたり効かなかったりする故障です。分解清掃してみたものの改善されたりされなかったり……。よく見ると中のゴム部分が変形していて正常なキータッチを受け付けてくれない状態でした。

約1年前に購入した「MS エルゴノミックキーボード2000」だったのですが、こんなにも早く異常を来すとは予想外でした。ただこれは製品の不備と云うよりも私の使い方に問題があったとした方が正しいと思います。酷使していたとまでは行きませんが、日に何時間も打鍵し続ける事もしばしばですので寿命を迎えたとした方が良いでしょう。

キーボードが正常に使えないのは私にとって死活問題ですので、早速ヨドバシカメラへ買い物に行きました。
今回購入したのは「B2M-00010 Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 」です。これまで使っていた「2000」の上位製品となります。
画像を見てもお分かりのように、Vの字に左右分かれたキー配列となっているのが特徴ですね。中央が高く盛り上がっており、端に向かうに従いなだらかに下降線を描く事で指にぴったりとフィットするように出来上がっています。もう少し正確に云えば、肘から手首にかけて自然な姿勢を提供してくれている訳です。これならば長時間の打鍵にも疲労を残さないと思われます。

早速3000文字ほど例し打ちしてみましたが素晴らしいキーボードだと感じました。或る程度のタッチタイピングが出来る方には特にお奨めしたいキーボードだと思います。指に添ったキーが無駄な動きをなくしている事で、より以上の効率性を得られるのではないかと考えます。

ここからは個人的な問題ですので参考程度に読んでください。
私はホームポジションを無視した打ち方をするので若干のやり難さを感じてしまいました。本来ならば左手で打鍵する「6、t、g、b」(実際はかな入力しているので「お、か、き、こ」なのですが)縦配列キーを右手で打つ癖があります。
なので、中央部分に空間のある「4000」には向いていないようでした。キチンとホームポジションを会得する機会であるとも考えられるのですが、長年これでやって来たので今更矯正する気にはなれません。もう少し使ってみて駄目だったら今迄で最も使い易かった「2000」に戻る予定です。
なけなしのお金を奮発して購入したものなのでトホホな気分だっち。

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2007.09.01

雑記070901

一ヶ月も放置してしまったので、たまには何か書いて置こうかなと思い筆を執った次第です。ここ最近遊んだゲームや聴いた音楽などを適当に書いてみます。


034ハーフライフ2

2004年に発売されたWIN用のFPSです。
かなり以前から少しずつプレイしていたのですが、先月やっとシングルモードをクリアしました。
前作であるハーフライフがFPS新時代を切り開いた偉大な作品であるが為に、色々と批判もあるゲームではありますが、個人的にかなり楽しめましたし面白い作品だと思います。

ただパズル要素が強くFPSとしてシューティング要素が低いのが残念ですね。もう少しだけシューティングのシーンが多くロード時間が短ければ良かったなあ。
逆にFPS初心者にはお奨め出来るゲームになっているのではないでしょうか。PCのFPSを好きになれない方の多くが「単調さ」を理由にすると思うのですが、パズル部分がその弱点を補うアクセントとして機能しています。
あとは足枷としかなっていないビーグル搭乗シーンさえなければ……。

ハーフライフ2はそのうちちゃんとした記事を書きたいと思います。



Screenshot7オブリビオン

2006年に発売されたWIN用のシングル専用RPGです。

XBOX360用も発売されたので知名度がぐっと上がりましたね。
前作モローウインドから気になってはいたのですが当時プレイ出来なかったので、個人的にはやっと遊べた感が強いですね。特に日本語化パッチの作成に関わられた有志の方々には感謝の気持ちで一杯です。

ゲームシステムと現在のハード性能が見事に融合した名作だと思います。
でも面白すぎて時間を消費してしまう事から既にアンインスコしてしまいました。続けていたらジャンキーになっていたことは確実です。
不満がある部分もあったのですが、MODを導入する事で自分好みにカスタマイズ出来る融通性は止め時を失うのと、それ自体に面白さがありました。

オブリビオンの記事は書いていたのでアップしようと思ったのですが、ちょうどクリスさんが評価0点と云う記事をアップされたので破棄しちゃいました。反感記事となってクリスさんとの親交が途切れるのを避けます(^^)


Kawamako_4川本真琴

1996年にデビューした女性シンガーソングライターです。
デビューシングルを岡村靖幸さんがプロデュースした事で有名ですけど、るろうに剣心の主題歌のイメージの方が一般的でしょうか。

偶然押入から発掘したのですが、いま聴いてもこれは良いですね。と云うか当時よりも新しい印象を持ちました。
アルバムを2枚だけ出して表舞台から消えてしまった感のある川本真琴さんですが、現在でも名義を変えて活動はしているようです。

私の印象だけで云わせてもらうと彼女は所謂「のだめ」ちゃんで音楽業界のローテーションに自分を組み込めなかったのではないのかなと思ってしまいます。曲を聴いた感じだとフリースタイルのものが得意そうだし、歌謡曲として洗練されると個性が低くなると云うジレンマもあったのではないかと思います。

またデビューした当時の不思議少女のイメージに飛び付いた「オタク」層ファンの存在。これは遊佐未森さんも同様で、創作家としての道を閉ざす結果を招いたのではないでしょうか。ここには考察の余地がありそうですね。



Kameアーケロン

モデルカステンからレジンパーツを用いたハイブリッドキットがそろそろ発売されるのですが、以前作った胴体にウェーブのA.F.S mk.Ⅱの四肢を移植して自作してみました。

横山宏さんの作ったオリジナルモデルよりも胴体を長くしています。1983年当時HJ誌に載っていたイラストをもとに個人的な好みで調整したと云う感じですね。
レーザーの筒部分やパイプスプリングの基部もデッチアップ気味。あとは時間を作って塗装したいところです。


あとは「忍者くん」の開幕パターン検証を続けているものの、なかなか進展していないのが現状。
年末用と来年三月に向けて応募小説を書いているのでブログ更新頻度は低くならざるを得ないところです。こんなところでも毎日訪れてくれる方がいるのに申し訳ありません。いつの間にか50万ヒットしていて驚きました。でもオビリビオンを止めたので多少の余裕は出来たかも。

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2007.01.12

ゆく年くる年(了)

タイトーから実質的な解雇処分を受けました。以下要約です。

「仕事が出来ない上に時給の高いパートを引き取るような店舗はない。早く次の仕事を探せ」

思っていた通りの処分ではあります。
お情けとしては、足のない私に通えないだろう遠隔地を指定して、そこで週二回程度の出勤を組んでやるから有り難く思えとも。
契約書類の上で私は週休一日扱いの勤務が約束されているのですが、それを真摯に履行してくれるタイトーでもありません。

移動に関しては人事部の方でスケジュール調整などを検討したそうなのですが、直属の上司が確認を取るまで連絡を寄越さないと云う怠慢振りも発揮してくれました。
まあ、私は東北の本部長に無意味な嫌われ方をしているので、始めから探してくれる気遣いもなかったのだと思います。
偶然にも同月に同営業所内の店舗がもうひとつ潰れる運びとなった事から、優先順位として最下位に回されたのでしょう。

また具体的に閉店の日取り(1月25日)を知らされたのも今月の10日です。ビルのオーナー側に都合があったとしても急な話だと云えますね。
因みに前年にも同営業所内で1店舗が閉店しているのですが、この時など閉店の一週間前まで働いているクルーは何も知らされていませんでした。そして何の保証も付けて貰えないままポイ捨てされています。

長年働いているのでタイトーが如何に酷い会社であるか分かってはいるのですが、諦念の内にも悄然の感が強く芽生えてしまいます。


とは云っても社会生活を続けて行く為には後ろばかりを気にしてはいられません。
早速求人情報誌やネットを使い次の職場を探しているのですが、なかなか意に添うような所は見付かりませんねえ。

取り敢えず私の目標が40歳までに純文学三大誌(文學界、群像、すばる)のいずれかで賞を取り、小説家としてプロデビューすると云うものになっています。
容易いものではない事は重々承知していますが、自らの才能のなさを考慮して寝る時間も惜しみ勉学に勤しんでいる積もりではあります。

先年初めて応募した群像で一次通過した際は、意外と簡単に進めるのではないかと思ったものの、そんな筈もなく一年を経過してしまいました。
これが一次通過するならば、この内容であれば二次は堅いとして応募したものは箸にも棒にもかからず惨敗。
文學界に応募しようと書いていたものはPCの不調の為にデータが消えてしまうなど、停滞を約束されているのが現状となっています。

妻と二人で慎ましく生活出来る程度の給料しか望まないとしても職場が見付からない。
今年37歳になる事から年齢制限で弾かれ、資格を所持しない負は面接に赴くまでの土壌も用意しません。失業保険で急場を賄おうにも、身内の借金をはらわなければならない都合上それでは暮らして行けない。妻が精神の病を患っている事から、不安を与えたくないので転職の件は話せない……。中年のリストラとは大変なものなのですね。いま本当に実感しています。

東北の仙台であるにも関わらず雪が降らなかった2006年はいつの間にやら過ぎ去り、何らかの選択を迫られるだろう新しい2007年になってしまいました。さて今年は私に取ってどんな年になるのでしょうか。

でも「人生負け組フリーター趣味のブログ」ぽくはなって来たな。

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2006.12.31

ゆく年くる年 (下)

仲間と別れる寂寥感の他には、パンを得る為の実際的な不安を感じます。
私は準社員として契約している事から他店舗への異動が約束されてはいます。しかし、これまでタイトーで働き見て来た不義理の数々に、我が身を打ち震わせない訳には行きません。

契約上で仕方がないから他店舗へ異動。その異動先で出勤日数を減らす。生活出来ない人は自主退社……。または通えないだろう遠隔地に異動。嫌なら辞めて下さい。これがタイトーのやり方です。

正直云って私は仕事の出来る管理者ではありませんでした。小乗仏教の原始的な教えとしてある、自らを全うすると云う意味での仕事には邁進する覚悟を持っています。具体的に云えば目の前にある仕事に悔いを残したくないとする我が儘だけは人一倍ある積もりなのですが、それは店舗内での仕事にすると心を込めた単体への接客であったり、手を抜かない掃除だったりします。
こと管理者として最も大事だと思われる売上を伸ばす方向性を定めたり、それを従業員に教育すると云ったリーダーシップを所持せずに過ごして来てしまいました。
これは自分さえちゃんとやっていれば救われるとする自己満足と、この仕事が天職ではないと考える無責任に他ならないでしょう。

また実際の私を知っている方は社交性に長けているとお思いかも知れませんが、事実は逆を向いています。適う事ならば人間との接触を避けたいくらいに考えています。
これが次の職場へ赴く際の不安材料ともなっています。これまでは長く同じ職場にいた為に自らのキャラクターが確立されていました。仲間内には云わずもがな、タイトー内であれば「エロ暴れん坊」「問題児」くらいの情報が流通している事でしょう。

全く新規の職場へ行き着いた際には、一から自己紹介をしなければ許されない環境に置かれる筈です。はっきり云って面倒臭いですし、自身が受け入れられるものだとも思えません。また何かなめられるような態度を見せられでもしたら暴力事件のもと退社させられる可能性も大なるところです。

その前に仕事が見付かるのか? と云う問題が浮上して来ます。
相応に見られた事はないのですが36歳と云う年齢もネックとなるでしょうし、運転免許証はおろか役に立つ資格ひとつすら持っていません。レトロゲームに詳しい、プラモが作れる、ちょっと文章と絵が描ける、意外とSEXが上手……う~む、まったく役に立ちませんねえ。

妻を養えるだけの食い扶持が稼げるなら死体洗いでも何でもする積もりではありますが、今日日それさえもコネがなければ出来ないそうです。世知辛い世の中に出て行かなければならない自らの非力さを痛感させられますね。

ここらを考えるとこのままタイトーのお世話になるしかないのかなあとも思います。最悪減らされた出勤の分はコンビニを掛け持ちして賄う事になるでしょうか。
根が楽天家なので実際はそれほど不安視してもないんですけどね。この程度で悩む神経の持ち主だったら今迄生きて来られなかった事でしょう。

……もう一回くらい続きます。

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2006.12.30

ゆく年くる年 (中)

来年早々に生活の地盤が緩む事となりそうです。
いま働いている店が潰れてしまう事になったからです。二十歳の頃に入社して16年……いやはや長く働いたものです。アルバイト採用から始まり程なくして準社員にさせられると、本人の意志とは関係なく店舗の管理者を任される立場となりました。まあ、砕けて云いますとタイトーのゲーセンで店長をやっていた訳です。

仙台の繁華街にある店で、売り上げの良い時分には新宿歌舞伎町に次ぐ坪単価を稼いでいた事もあったそうです。私が働き出した頃には既に右肩下がりとなっていたものの、それでも現在の10倍近い売り上げを誇っていました。
しかし数年前から赤字店舗の烙印を押され、閉店するのも時間の問題かと囁かれていた事もあり心の準備は出来上がっていたのですが、実際に引導を渡されると格別な感慨を提供させられるものですね。
物事に拘泥する性質でもないので悲しいとか悔しいなど具体的な負の感情が生ずる訳でもないのですが、漠然とした寂寥感は確かに残ります。その出所を探れば人に帰結する事でしょう。

私は友達とか仲間と云う表現に虫酸が走るひねくれ者なので安易には使いたくないのですが、便宜上ここでは仲間と云う言葉で進めたいと思います。
小さな店で人員を多く必要としない形態であった為、常に6人程度の最小構成で運営していた事になります。人数の多いところではそれ相応の難しさ、少ないところでもそれなりの問題はあるものだと思います。私たち仲間はその点では上手く交際していた方だと云えるでしょう。会社からは変人の巣窟、落ちこぼれの集まりなどと揶揄される事が多かったものの、皆が皆個性的で善良な人間でした。

個性的とはどう云ったものだと思われるでしょうか?
個人と云う字ズラから見ても人にはそれぞれの特徴がある筈です。千差万別、十人十色、同様が存在しないにも関わらず、敢えて個性的と云う表現が使用される意味を見出だせません。それでも個性的と云う言葉が良い方向で使われる理由は没個性が悪として存在するからです。
没個性とはこれも字ズラ通りに個性を抑えていると云う意味に介せます。個性を隠す理由は世間への迎合として間違いないでしょう。世間とは個が見渡せる程度の範囲でしかありません。人はその狭い世界で自らを恙なく活動させる為に没個性を発揮するのです。特例を許さない日本と云う国家が徳川時代に設えた保守の推薦です。

貴方は流行に乗る事の便利さを痛感した事はおありでしょうか? また自らの経験と知識からのみ導き出される批評眼に重きを置いて言動を顕わとしていますか? また他人の批評眼を相違からのみで批判した事がありませんか?

個性とは偽らない自分です。阿る事を知らない思想です。他人を遮らない融通です。そして他人を労る行動が人間を人間らしくする道徳なのです。ここに至って個が完成するものだと信じています。

私と職場を同じくする仲間はこの点に於いて個性的でした。逆に云うと、自らに嘘をつき見栄を張る人、自身がどこから生まれ出たものか判然していない人、自らの庭園を恥だとして公とする事に躊躇する人……これらの人にとっては決して馴染めない職場であった事も想像に難くありません。嘘はその場で容易く看破され、恥部を冗談として周囲に云いふらされるのですからたまったものじゃなかったでしょうね。辞める人は三日と保たず、長くなれば五年、十年選手となる事が実績とも受け取れます。T大学法学部を卒業したにも関わらずフリーターとなってしまった不憫な子まで存在します。これは私たちの責任……なのかな? まあ本人の選んだ道ですから知ったこっちゃないとしても良いでしょう。

仕事と私生活の境界線を設ける事なく密な関係を続けて来た仲間との別れが寂寥感の出所なのは確かです。退職したものの交歓を継続している仲間も存在します。職場がなくなるとこのような人たちとも相対する機会が失われる事になります。中にはニート状態の人もいて、唯一世間への窓口となっている感もあるので残念としか云い様がありません。
だからと云って無理に機会を設けてまで会う必要も感じられなかったりします。世間的に見て、それは仲間ではないのではないか?と云われても仕方がないのですが、ここらへんは自然の流れを重んじるばかりに冷酷と取られる由縁ともなっています。
どうしてもと云う場合はメッセンジャーやmixiなんかで連絡が付けられるから大丈夫だろうとしか考えていないんですけどね。

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2006.12.28

ゆく年くる年 (上)

2006年今年も残り僅かと云う事で一年を総括して見ようかなと思います。
本来このブログでは個人的な日記や日々の所感などは書かないとする制約を以て進めて来た積もりなのですが、たまには枷を外して徒然なるままを書き記して置くのも一興かなと考えた次第であります。

個人的な日記をwebで公とするのを潔しとしない理由は、一庶民に過ぎない私の退屈な日常など誰も期待していないだろうし、興味も持ち得ないだろうとする考えから来ています。
もともとがOKINIIRIと云うタイトルの示すように、私個人の趣味に適うゲームや小説などをアトランダムに紹介する目的で以て始めたブログではあります。幾つかの例外はあったかも分かりませんが、ひとつひとつの記事に何らかのテーマを埋め込む事で文章を綴って来ました。

あくまで客観の目で分析したものを俎上して来た積もりではあるのですが、揮う筆には個人的な好悪や全てを看破出来なかったが故の偏見と云う癖が現れている筈です。これは均衡を取れない秤が極端に傾くのと一般の作用だとも云えるでしょう。
個人の極端や偏見は時として、それを許容出来ない他人へと不快感を提供してしまうものです。一時期2ちゃんねるで結構な攻撃を受けてしまいました。
実際に難癖を付けていたのは極少数(多分1名のコナミ信者で私とネット上での関係があった或る人物)でしかなく、幾人かの見ず知らずの方がフォローしてくれていた事には少しく喜悦を覚えました。

また反対では意見に共感してくれている方もあり、私の記事を紹介してくれていたり引用しているサイト様も案外多く見受けられました。それは個人ユーザーであったり雑誌のライターであったりゲーム制作者など多岐に渡っていて驚かされました。きろ様のサイト経由でEMU FRANCEに紹介された事も大きかったようで、以後様々な国の方が訪れるようにもなりました。
そこから交歓を組みするようになった数人も存在します。未だお互いの顔も見知らぬオンラインの知人と云える方たちですが、腹蔵なく語り合える間はお付き合いさせていただきたいと願っております。

リアル友人との別離もありました。
小学校の同級生であった彼とは二十歳の頃にあった同窓会以降10数年来の付き合いだったのですが、詰まらない事で袂を別った事になります。
具体的に云うと、私の悪口を書いたメールを送信ミスして私に送って来たのです。
これについて私は何とも思っていないのですが、彼が過剰に気にしているようで以後顔を見せなくなってしまいました。
私も彼も聖人君子ではない訳ですから、相互に不満を持っていても不思議には当たりません。正直に云えば、私が彼の悪口を他人に漏らした事だって少なからずあるのです。結局は露見したかどうかの違いでしかありません。自らのさもしい口を棚に上げてまで友人を非難するほどの偽善は持ち合わせていないのです。また自分の知らないところで何らかの非難を受けているのは当然の事なのではないでしょうか? 皆さんにも経験がある筈です。当然ないとは云われないでしょう。

善意があれば相対して悪を指摘する事も出来ますし、悪意があればそれは別の他人に媚びる為の技巧なのかも知れません。ただ単に嫌われていると云う可能性も否定出来ません。私にはどちらでも関係のない事としか受け取れないのです。自らの悪口を書かれたメールを読んで内容にほくそ笑んだくらいですから、冷めているとすればそう云えなくもないのでしょうね。

だらだらと次回に続きます……

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2006.10.09

2周年

2nd

更新をさぼっている間に当ブログも2周年を迎えてしまいました。
このような記念日を記事にする意味も感傷も、ましてや思い入れだって正直ないに等しいのですが、この1年自分が如何に停滞していたかを公に懺悔する意味では必要なのではないかとも考えます。
そうして見失いかけている過大な目標を新たとし、また来年同じ懺悔を繰り返す過ちを入手するのです。

振り返って今年は相も変わらず停滞の年度でした。
大雑把な目標を決めて退屈な日々を積み重ねているのですが、計算の甘さが未熟を克服する事も許さず、怠惰が惰性を性癖と変遷せしめ詰まらない足を前進させません。
結果を欲している訳でもない脳が図らずも焦慮を眼前に用意すると、恐怖がまた足を重くしてしまうのです。
ここ十年来の変わらない創作に向けた自分を発見する瞬間でもあります。
多分正解だとする物を握ってはいるものの、何か恐れていて手のひらにある物を凝視し得ない臆病を体現しているとも云えます。自らがそう信ずるダイヤがギヤマン細工である可能性を否定したがっているのかも知れません。

私生活に於いては近親者の死を中心として、そこに群がる縁者が織り成す地獄絵図をじっくりと鑑賞出来ました。
個々のエゴから生ずる大小様々色取り取りの計算は、私に苦々しい憐憫を感じさせたに過ぎません。これが為にも生への執着は今迄以上に薄く感じられるようになりました。ここに可否の別はありません。
教訓めいた事を云わせてもらうならば「貧乏は血縁の中にも平然と垣根を作る」……ただこれだけの事でした。結果、私の母が幻想世界に籍を置く存在になった事実が残るのみです。

燕雀な私に取っては耐え難い娑婆苦である現実ですが、物理的に自らを解放する自由も手に入れていません。よって更新頻度も低くなっている当ブログではありますが、まだ継続して行きたいと考えている所存です。

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2006.09.07

it's a boy

Japan

礼宮さまと紀子さまの間に親王がご誕生。
皇室典範の改正が棚上げ。次期総理は安倍晋三氏。
果たしてどうなるのだろうか……

男子誕生への重圧から雅子さまが解放されるだろうとの報道。
果たしてそうなのだろうか……

嫡子長男の因襲。女性天皇の稀有。
果たして何を守り何を壊さなければならないのか……

これから数十年に渡り繰り広げられるであろう暗闘は、計り知れない愛憎劇となり、日本と云う国家の象徴を揺るがす問題となるのかも知れない。
しかし私たちは市井で保守を堅持する夢を貪り続けるだけの存在に過ぎない。

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2006.07.23

罪と罰

Tonbo先日、極楽とんぼの山本さんが未成年者への婦女暴行の廉で送検されました。
それについては特に思うところもないのですが、以後の関係者や知人友人のコメント態度に釈然としないものを感じてしまいます。

確か山本さんって以前から少女好きをメディアで公言していましたよね。ましてや乱れた性生活をネタにして糊口を潤していた感さえあったと記憶しています。
と云う事は、関係者や知人はおろか相方である加藤さんだって事件に繫がり兼ねない彼の日常を認識していた筈なのです。

謝罪会見で見せた加藤さんの涙は本物である事に疑いを持ちません。
しかし最も身近にいて誘掖してあげられる立場にいた人の涙としては信用を置けません。そこには上滑りだけを良しとする曖昧な関係をしか想起出来ないからです。公で涙を流す前にやるべき事があったのではないか。長年苦楽を共にして来た相棒であるからこそ、指摘し難いだろう案件を敢えて指摘しなければならない苦い時間が必要だったのではないか。

テレビ局側も被害者面をして苦々しい態度を顕わとしています。
山本さんの性生活やロリータ嗜好を面白おかしく電波に乗せて全国へ発信していたのはどこの誰ですか? そりゃあ番組差し替えやら放送延期などで忙しい事でしょう。しかし散々無責任を消費するだけとしいて、いまさら被害者面するなんてムシが良すぎますよ。

事件として発覚したから個人が悪人へと豹変する訳ではないのです。
悪を行った時点で個人は悪となり断罪せられる権利を有してしまうのです。現在の風潮では犯罪を行なっても逮捕されるところまで進まなければ良しとなっていますよね。社会がそれを許容してくれている訳です。村上ファンドしかりホリエモンしかりです。

はっきり行ってモラルが低下しているのだと思います。悪を悪として判断し裁断出来る規矩が教育されていないのでしょう。
以前NHKの若者討論番組を見ていた際に「どうして人を殺しちゃあ駄目なんだ?」と云う意見があって大きな衝撃を受けました。これについては推して行くと別次元の話になりそうなので省きますが、これほどまでに日本が進めて来た道徳が退嬰を欲しいままにしてしまっているのです。

知り合いの大学生のブログを読んだところ今回の山本事件については、ただ大好きなテレビのコーナーがどうなるのかと云う心配しか書いてありませんでした。好き嫌いを超越したところに道徳はあるものですが、それを前提とした個人の考えさえ脳を働かせていないようです。
中国人の民意が低いと云う前に、自国の基盤たる思想道徳を見詰め直す時期にあるのではないでしょうか。早めに手を打たないと少子化問題と合わさる事で、取り返しの付かない未来が約束されているものと感じています。

まあ、しかし今回の事件を殊更大きくしてしまう引き金を仕組んだのは金ちゃんなんですけどね。

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2006.05.25

一太郎体験版

1taro01現在の私はマイクロソフトWordとジャストシステムのATOKを用い文書を作成しています。
WordはもともとPCにバンドルされていたから使い始め、ATOKはMS-IMEの馬鹿さ加減に辟易したがため導入したものです。ワープロ専用機である文豪から移行して5年以上このような環境で作業して来ました。

特に不備を感じたりした事もなかったのですが、今回ジャストシステムから一太郎2006の体験版が同社ホームページよりダウンロード出来るとのメールを受け取り、早速試しに使っている次第であります。

仕事から帰宅して今迄四時間ほど色々使ってみた結果なのですが、正直な感想素晴らしいワープロソフトだと思います。

文章を書くと云う意味ではWordでも普通に事足りていたと云えますが、一太郎に備わった様々な機能はその一つ上を行くものだと感じました。
先ず書式設定の融通が利き文字ピッチなどから外観が崩れない部分が良いですね。ここはWordでは如何ともし難い部分だっただけに嬉しいところです。

文書をイメージファイルとしてウィンドー内に並列させられるシステムも大変助かります。私は一度執筆した長い文章(原稿用紙で云うと100~300枚)を幾度となく繰り返して書き直す作業をしますので、横に参照出来るデータがあるのとないのとでは効率が全く変わって来てしまいます。
今迄はWordを二つ起動してウィンドー枠を調整しながら並列させていた事を考えると、このシステムによる恩恵は測り知れません。

Wordで云うところの作業ウィンドーであるナレッジウィンドウも使い勝手とカスタマイズ性で優れています。
文書中の文字を指定する事で辞書引きや連想変換が出来たり、メモパッドを表示出来る部分は作業効率を大幅に高めてくれそうだと思います。能く使うアプリケーションを登録しておけるのも良いですね。辞書を3種類ほど併用している身としては非常に助かります。

他にも文書以外の余白にカーソルを置くと簡単な操作アイコンが出現したり初心者の方でも扱い易い機能が目立ちます。まあ、ここら辺のシステムは使っている内に邪魔になる部分でしょうが。

そして何よりもWord以上に優れていると思われるのが見た目の美しさです。
Wordは文章作成と云う意味で不備がないと書きましたが、グラフィカルな印象が重いと感じませんか? 文書ウィンドーの背景が濃い灰色だからだけではなく、全体がなんとなく暗然としているように感じられます。
今回、一太郎を使っていて最も痛感したのがこの部分でした。長時間の作業に耐え得る視覚効果を持っていると思います。背景ウィンドーが爽やかなスミレ色なのを始め、薄いグリッド線が安心感を与えているようです。ツールバーの並びなどにも美しさを感じてしまいました。

1taro_1

体験版ダウンロードの報せから暫くして導入した事になるのですが、これほど素晴らしいものなのだったらもっと早く導入して置けば良かったと思います。躊躇していた理由は使い慣れていたWordへの忠誠と云う名の保守、体験版の448MBと云う容量を考えたダウンロード時間の無駄……だった訳ですが、給料も近い事だしパッケージ版を購入する事に決めてしまいました。

以下に体験版ページへのリンクを貼って置きますので興味のある方はどうぞ。
http://www.ichitaro.com/2006/try/?m=jui16p02

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2006.03.15

マーフィーズゴースト

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珍しく雑記です。
一週間ほど前に見たことのないエラーとともにパソコンが動かなくなってしまいました。
まずOSさえ立ち上がらず、起動したとしても数分後にはまた落ちると云った感じでした。セーフモードや回復コンソールでコマンドを総当たりさせて見たものの症状に変化はなし。

もうどうしようもないかなと思いハードディスクを初期化してしまいました。まだバックアップしていない大事なデータも多く残っていたのですが、パソコンが使えないのであれば致し方ないだろうと腹を決めての行動でした。

中身の綺麗になったパソコンは当初調子良く動いていたものの、二日目にまた同様なエラーで起動しなくなってしまいました。
五年ほど酷使して来たパソコンだったので買い換え時なのだろうと諦めて、次に購入する機種の選定と金策に労を取るべく動き始めたのですが、気に掛かる事が頭に残っており、もう一度パソコンの電源を入れ調査して見ました。

結果から云うと一年前に増設したメモリーがへたっていただけだったのです。
てっきりOSかハードディスクの破損だとばかり考えていたので意外な感に打ちのめされました。以前のメモリーに差し替えたところ何事もなく動いています。最初に気付いていれば初期化しなくても済んだのに……。

と云う訳でここ一週間はトラブルの対処と初期化、そして以前のシステム構築を取り戻すべく無駄に時間を費やしていました。

消してしまったデータの中には様々なものがありました。その中でも特に悄然の感を強くさせられたのが、ウィザードリィのキャラデータです。
WIN98の頃から手塩に掛けて育てて来た私の分身とも云えるキャラデータだったのです。ウィザードリィを遊んでいた方でしたらこの気持ちも分かっていただけるかと思います。
ドラクエのような由緒正しき血縁を持つ勇者でもない駄馬とも取れる私の作った無名の戦士たちは、様々な冒険と苦難をリセット技で乗り越えて今迄生きて来ました。しかしパーティーは全滅した……。

余談ですが、歌手の谷山浩子さんはAPPLEⅡからのウィズユーザーで、パーティーがテレポートの罠で石に埋まり全滅した時に三日間ほど泣いて暮らしたそうです。この逸話は中学生の頃にラジオで聞いたものなのですが未だに憶えています。

どうしても彼らを諦め切れないセンチメンタルでてんぷらサンライズな私は、今日仕事から帰宅して新たなキャラクターを作り過去の決別とし、ニューカマーと三時間ほどマーフィーズゴーストを大量虐殺してしまいました。上の画像がその結果です。

WIN95の頃にローカスから発売されたリルガミンサーガはウィザードリィの初期三部作がセットされていて大変お得ですね。操作性が当時としては最善のものとなっていてストレスも感じさせません。踏破した部分が2Dマップとして表示されるので初心者でも楽しめる工夫が為されています。
不親切なRPGですので万人にお奨め出来るゲームではないのですが、一度憶えてしまえば正しく一生を共に出来るであろうコンピュータRPGの傑作だと思います。

私もこれから暇な時にちくちくとキャラを成長させて、地下10階のアイテム探しに没頭しようと思っています。

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2006.01.25

『いかさま師』 トゥール

Tricheur

悪事とは露見した瞬間に他人が付ける罪状である

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2006.01.02

謹賀新年2006

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結婚すると生活の縛りがそこかしこに生じるものです。
血縁を決定付ける紙切れ一枚が、常識と云う慣例を道徳の名のもとに強要するのです。

盆暮れ正月冠婚葬祭……無宗教の私には何ら関係のない催事が詰まらない足枷を纏繞させて、それぞれの実家へと重い足を向かわせます。

まあ、これだとて慣例を口実とした寄り合いだくらいに考えれば気も楽ではあります。

ただ思うのは、元旦にする挨拶と平生行う挨拶には歴然とした相違があると云う事です。他人の捉える重みに差があると云う実際です。

心の籠もった挨拶であれば「明けましておめでとう」だろうが「おはようございます」「こんにちは」だろうと一向構う気遣いさえ見出せないと云えるでしょう。
便宜上、挨拶文を出しましたが、その言葉すら不要であるのではないかと思えるのです。礼儀としての挨拶が不要なのではなく、慣例の中に込められた道徳として強要させられる挨拶には、果たしてどんな意味があると云うのでしょう。

道徳の典範とは行き着くところ共産主義の理想である……

妻の実家近くにある有名な神社に行きました。
賽銭を投げ無心に自らの保身と法外な要求を祈る人たちに群盲を見ました。
おみくじを引き一喜一憂する人たちには冷酷な憐憫を感じました。
屋台で扱う粗悪な食料に暖を取る子供には純粋がありました。
厄年であろう妙齢の女性が購入した破魔矢には危険な無味を嗅ぎました。
訳も分からず連れて来られた室内犬の衣服には裕福を見せられました。
病気の父親の為にお守りを買わなければ許されない妻にあったのは諦念に相違ありません。
私は賽銭を入れて手を合わせる事でこれを正月だと思い込む事にしました。

妻の実家で飲みたくもない酒を酌み交わし、興味のないテレビ番組を見る事で時間を共有しただけで正月は終わりました。
私の磨り減らした神経と時間の代償は、義理の親の満足そうな表情に他ありません。
作られた社会に組み込まれて生きて行かなければならない私たちに芽生える疑問とは、それはそれで大変危険な思想であると云えるでしょう。

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2005.12.12

記憶

senro

記憶とは脳に刻まれた轍に点在する小石のような物なのではないでしょうか。
そこにある躓きは私たちに負の感情を恒久的に提供してくれます。
そこで蹴った小石は爽快感とともに何処かへ消えてなくなってしまうものです。

正の小石を拾遺して掌に見出だせる人は夢想家か嘘つきに違いありません。
負の小石に胸を痛め続ける人こそが強識の持主足り得るのです。

上着の隠しにきっとある幾つもの小石の音を認識しながら、私たちは先へと伸びる轍を注視しつつ歩いて行かなければなりません。

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2005.11.21

稚気と云う名の大胆

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私の家のすぐ近くには小学校があります。
街中と云う事もあり敷地が小さく生徒数も少ない学校なのですが、日々聞こえて来る喧騒が耳を楽しませてくれます。

5年ほど前に編成されたブラスバンド部は当初聴くに堪えないレベルだったのですが、最近では大人顔負けの技術を以て演奏されています。
毎朝と放課後、日曜日も返上して練習に勤しんだ成果が出ているのでしょう。

画像は表に貼り出されていた絵なのですが、素晴らしい作品の数々として忘我するほど見入ってしまいました。

発想の自由とは多く無知から生ずるものだと思います。
基本が成立されないままに揮う筆はオリジナルそのものです。核心に到達し得ない脳は肉体に従順と化して運動します。技術の欠如は模倣さえ許容してくれません。
これが為に子供の絵は奔放を約束されていると云えるのではないでしょうか。

年齢を経る事に依り良くも悪くも賢明になって行く頭脳は、単調と云う悪の轍を刻む行為を当然としてしまいます。
全てを入れ換骨奪胎出来る人は稀有な存在です。その殆どは世間が良しとする保守の言動から刻まれた轍に捉えられている事にすら気付けない愚物となっているのです。

大人の知識に子供の感性を持ち得たならば、私たちは未だ見ぬ素晴らしい彼岸に精神を苦しめられる事でしょう。それは望んでも得られない尊い旅路には相違ありません。

貴方には世間の準縄から逸脱する為に固く結ばれた羈絆を解く勇気がありますか?

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2005.11.18

続・或る宗教家の悲劇

senjyu直属の上司の態度が煮え切らずどのようにしたいのかも見えないので、結局のところ私が宗教家の彼女と話をする事にしました。

彼女自身は普段自らが行っている強引な宗教活動の不備を感じ取っているのか、退社させられる事を半ば予想しているようでした。
もちろん会社側からして見てもそのようになる事が望ましいと云う旨を私は聞いていました。まあ健全な企業ならば当然の事でしょう。

しかし彼女は来年小学生になる息子を女手ひとつで育てている事実がある為、急に職を失わせるのは可哀相だと思い、或る条件を付けた上で退社する事として納得してもらい決着としました。
具体的には来年までの猶予期間を設けて、その間に次の仕事を探すと云う話でした。これは会社としても、迷惑を被った店としても、また彼女に取っても悪くない措置であったろうと思います。

しかし今回の事件を聴取する為に来店した部長が問題をややこしい方向へ持って行ってしまいました。

異動して来たばかりの上司は自身を好人物と見せたいが為に、詰まらない温情を発揮してしまったのです。
今回の事件をほぼなかったかのように扱い彼女と接したばかりか、意味も分かっていないであろう宗教の自由を口走り、店内での勧誘以外を是認してしまいました。

これに勇気を得た彼女は増長しました。
店で知り合った客を店外で勧誘するのは合法だと勘違いしているのです。また休憩中の勧誘もこれに当たらないとする考えを有しているようです。

そうして退職する案を出した私が悪の元凶となってしまいました。
彼女はこれまでにも私の人間性を否定するような言動を表に出して来ました。入ったばかりのアルバイトはおろか無関係なビルの人間にも「あの人は腹黒いから気を付けろ」とまことしとやかに囁いて歩いていたのです。
私は悪口を云われ易い類型だと承知しているのでこれに関しては特に思うところもないのですが、事実を曲げた嘘の報告は許せません。実際彼女は上司にも私の与り知らない私の行動を報告していると聞いています。

はっきり云って彼女は何をしたいのでしょうか?
私は彼女の知らないところで彼女の退職を何度も救って来た積もりなのですが、彼女は私の知らないところで私の失脚を誘おうと腐心しています。それほど嫌われるような事をした覚えはないのですけどねえ。ホワイトデーにピンクローターをあげたのがいけなかったのかなあ……女としての立場を蹂躙されたとでも思ったのでしょうか。

まあ、それは個人的な感想に過ぎないので置いておくとしても、会社の上司たちの言動には困惑させられます。
とにかく責任を負うまいと云う考えが見え見えなのです。立場上泥を被るのが中間管理職と云う役どころだと思うのですが、全くの丸投げ状態になっています。それどころか私のようなアルバイト管理者に責任を押し付けようとしているのです。それでいて何かを行う権限も用意してくれていません。はっきり云ってこれでは何も出来ないのと一般です。だからこそ彼女と話し合い皆が妥協出来る案を拵えたにも関わらず、無責任な態度でそれをなきものとしてしまいました。

保守の悪循環ですね。なんだかどうでもよくなって来ました。早くスクエニから有能な社員が出向してくれないかな。

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2005.11.11

ホワイトバンド

wb先日友人らとホワイトバンドの寄付について話をしました。
公式HPはこちら→http://www.hottokenai.jp/

当初は素晴らしい試みなのだろうと思っていたのですが、最近の報道によるとどうやら単なる募金詐欺だったようですね。
ホワイトバンドの問題点→http://whiteband.sakura.ne.jp/

 
ライブ8の時と同じように大人の思索事情の絡み合った末の問題とも取れますし、もともと甘い汁を吸いたいが為の企画だったのかも知れません。そうだとすれば壮大な詐欺行為として感服させられます。

まあ、これはこれで良い事とは云えませんが能くある事なので放って置く事も出来るでしょう。

しかし街中でこれ見よがしにホワイトバンドを身に付けている若者の如何に多い事か。
U2のボノやサッカーの中田などお洒落なセレブが賛同している事を理由に、自身も世界の問題に目を向けて立ち向かっていますとする偽善には反吐を催されます。

私の見掛けたところだとアート系専門学校の若者が多いですね。彼ら彼女らはどこにでもある奇抜な重ね着の末端にホワイトバンドを付けて誇らしげに街を闊歩しています。

アートを学校で教えて貰おうとする彼らに整然とした思考はないのでしょう。親に入学金と生活費を出して貰った上で無心する彼女らに貧困は有り得ません。ホワイトバンドもファッションの一部でしかないのだと思います。

自らをオリジナルと称し声高に語り、変人を演じる不思議ちゃん達よ。
もう少し考えてみよう。君らは計算高い大人の策略に踊らされているだけなんだよ。自らの色を隣人と揃えてまで本来備わっている個性を消す必要なんてないんだよ。

因みに私の知っている限り地方のアート系専門学生がその道へ就職する確率はゼロに近いものなんだ。君たちが髪の毛を黒くしてリクルートスーツで面接を受けている姿を想像をするのは悲しい事だけど、敢えて嘲笑をプレゼントしてあげよう。

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2005.11.10

或る宗教家の悲劇

kyomu私の働いている店には或る宗教に入信している女性がいます。少し前に拉致監禁問題で逮捕者が出た教団だと云えばご存知の方もいるかと思います。

その女性は一緒に働いている仲間は当然、常連客やビルの他テナントの方までも誰彼と問わず勧誘活動を行っていました。
私も勧誘された経験を持つ一人なのですが、その勧誘の内容には驚かされます。

とにかく創始者であるX大師の事を褒めそやします。私は小乗仏教に個人の生き方を見出して勉強していた時期がありましたので多少の知識は持っているのですが、凡そ聖典とは懸け離れた教えを元に口説き落とそうと腐心するのです。その史実的な間違いや解釈の相違を正そうとしても聞いてはくれません。私が三宝の話をした時などはどう聞き間違ったのか「また店長ったらいやらしい事ばかり云って」とたしなめられたほどです。
そうして一方的な嘘を吐き続けて、こちらに入信の意志がないと判断したのか「あなたは明日確実に死にます」と脅迫までされました。

彼女は宗教家である前に激烈な感情家だったので整然とした脳を持っていません。とてもではありませんがこのような勧誘の仕方では誰も入信しないだろうと思えました。
私の知っている限り彼女の施そうとする慈雨に慰めを求めた人はありませんでした。いや、一人だけ下心を持った男性が入会金500円を払ったと云う話は聞きました。

しかし、どうも最近勧誘活動が上手く運んでいたようなのです。彼女の近しい人に聞いた話では濡れ手に泡の勧誘スポットを見付けたらしいとの事でした。
その場所を聞いて驚きました。精神病院と養護施設だと云うのです。
もともとゲームセンターなどに多くいる冴えない専門学生や単独のオタクなどをターゲットとしていた節はあったのですが、現在では鬱病患者や知的障害者を入信させていたのです。

人の弱みは自分のうま味……彼女は宗教活動の成功に権柄を感じ取り矜持を覚えました。宗教の功徳とは即ち金銭的見返りであると豪語して憚りませんでした。

釈迦の説いた仏法の成れの果てがこれなのでしょうか。私はどうしようもない怒りと虚無に打ち震えます。他人との距離がまた離れて行く感覚も味わいました。自らの正義を善とする勇気さえ出て来ません。私の中にある諦念と云う名のマーラが大きく成長して行くのみなのです。


先日本社に苦情の電話が入りました。企業が保守の理由を以て個人を罰せようとしているようです。近い内に彼女は世間から裁断されるでしょう。私は身近にいながら彼女を正道に戻してあげられなかった自らの不逞を呪い、残される彼女の幼い子供にただ憐憫を感じるだけでしかない存在なのです。

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2005.11.07

ピンチ!!

quox

知らぬ間にココログの容量が残り10%になっていた……
現在50メガのコースなんだけど、その上になると100メガでお金も倍になってしまうんだよなあ。

大した金額でもないから良いとしてもフリーで1ギガとか使えるところがあると云うのに、ココログは最高で100メガしか扱えないんですよ。もう少し何とかしてくれないかなあ。

取り敢えず適当な記事と画像を削る事とします。

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2005.10.21

ゴーレム

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中学生の頃ゲームデザイナーになりたくて拙いながらも日夜企画書を書いていました。
私は学校での勉強が本当に苦手でしたので、殆ど通学もしていません。三年生の時などは修学旅行にしか行っていないほどです。いまで云うニートみたいなものでしょう。学校側も問題児を抱えたくないとしたのか出席日数が全く足りていなかったにも関わらず卒業させてくれました。

どうして学校の勉強は頭に入って来ないのでしょうかねえ。
私は父親に面と向かって「この薄弱児め」と罵倒されていたくらいでしたから、普通よりも脳の成長が遅かったのかも知れません。

小学校六年生の頃にファミコンが発売されました。ブームが来たのは1年後にゼビウスが発売されたあたりでしょうね。ご多分に漏れず私も新しい遊戯の虜となった一人でした。
当初はただ時間を蝕み楽しんでいたに過ぎないのですが、どうも既存のゲームに物足りなさを感じて自分で企画を立ててみたくなったのです。
それまでに遊び込んでいたゲーム幾多のお陰で、システムの構築法やプログラム的な仕組みは、いつの間にか脳が理解していました。
幾つもの企画が止め処なく溢れて来て、後は企画書に纏めるだけと云う段階にありました。(以前mixiでTさんに提出した一人用の野球ゲームの企画もこの頃に考えたものです)

しかし、いざ企画書を作ろうとした時に今迄の不勉強が私を蹉跌させました。
どのように書いて良いものかも分かりませんでしたし、それを伝える為の表現手段である文章力が不足していたのです。
好きな事をやりたいと云う必然に駆られて、そこから自分の為に勉強する事を覚えました。14歳から20歳くらいまでが一生懸命にやった時期ですね。その間に興味の対象が何度か変わり、ゲームデザイナーになりたいとする夢もなくなりました。

人間と云うものは個々の能力にそれほど大差のないものだと思います。企画や発想にも大差はありません。ただそれを表現する方法に優劣があるだけなのではないでしょうか。
勉強の出来る人は興味の対象をそこに誘導する術を知っていると云う部分で優れているのです。
限界の上限を100M走に例えれば10秒の記録あたりにあるもので、どのような人でもそこまでは到達出来ると考えられます。ただ、それより上の記録を出せる人のみが稀有なのでしょう。


上の画像はゲームの企画書を作っていた当時にデザインしたゴーレムを模した雑魚キャラクターです。
泥粘土で作られた傀儡である彼に思考はありません。20年振りに思い出したので描いて見たのですが、私はこの偶然になんらかの自戒が込められているような気がしてならないのです。

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2005.10.19

ながらメール

pboy自転車に乗りながらメールしている若者を最近よく見掛けます。
あれは危ないから止めた方が良いですね。少し前に老人が跳ね殺されたと云う事件もありました。

そこまでしてメールを打たなければならない用事もないでしょうし、一分一秒を疎かに出来ないほど多忙な人などそうはいない筈です。
それでも「ながらメール」をしている若者は減りません。

この忙しない世間にあってマルチタスクを善とする風潮がある事は知っています。
しかし、私たち凡人が一度に出来る作業量は限られているのです。例えばネット巡回をしながら音楽CDを聞く……目と耳は少なからず連動する事を余儀なくされています。情報の重要度は視覚に多くあるので耳が疎かになっています。
ただBGM的な効果を狙う以外そこには価値がありません。もし、そこで音楽の善し悪しを語る人がいるならば、それは詭弁か勘違いでしかないでしょう。

また少し別の例であれば、車の運転にも当てはまります。今ここで急いだとしても10メートル先の赤信号で止まらざるを得ないのにどうして皆あんなに急ぐのでしょうか?

自転車以外の「ながらメール」もよく見掛けます。
友達と話しながら歩きながらは当然のように、恋人と語らいながら携帯を操作している人もいますよね。
はっきり云ってどんな意味があると云うのでしょうか?

答えは簡単です。ひとつは単なる流行なんですよ。誰かが始めに行った「ながらメール」は未成年者の飲酒喫煙のように、ちょっとした悪の行動としての魅力を有していたのだと思います。または多忙なビジネスマンよろしく間隙を取り繕う恰好のポーズとも見られるのかも知れません。
「悪」と「大人」の融合は自らをちょっとしたカリスマに仕立て上げてくれます。

もうひとつは行動の反復に依り作られた継続性を失いたくないとする為の不安です。
もっと砕けて云えば「手持ち無沙汰」とも取れるでしょう。
また別の例を借りれば田舎ホストの香水と同様です。慣例が不安を作り出したが為に香水の量は日々増えて行くものなのです。ここには本人が半ば意識的に弊害を知りつつも埒外に追い遣ろうとする愚も孕んでいます。

いまの若者は携帯を手に持っていなければ間が持たないのです。そうしていなければ服を着ていないのと同様の不安に陥ってしまうのです。

先ずは脳を使って考えて見ましょう。今ここで携帯を操作しなければならない理由があるのかどうかを。
そして勇気を持って携帯を隠しに締まってしまいましょう。不安とは慣例が作り出した幻影です。恐れる事はありません。携帯を使わない事が慣例となりますし、もともと私たちは携帯など所持していなかったのですから。

そして自転車に乗ったらその速力でしか見出せない景色を楽しみましょう。ほら風を切る音が耳に聞こえて来る筈です。これこそが自然に行われる目と耳の連動なのですよ。世界の万象がきっと見付かる筈です。目と耳は都会にあっても素晴らしい風尚を見出す事を得意としているものなのですから。

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2005.10.15

JESUS

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