2025/02/15

Bloodborne

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2015年に発売されたフロム・ソフトウェアの死にゲーです。
DARK SOULSシリーズとは直接関係のない物語ですが、ゲームシステムの根幹は踏襲されたものとなっていますので、シリーズ経験者であれば問題なく楽しめる内容となっています。

 

とは言え本作独自で他作品には搭載されなかったシステムが幾つかあり、ゲーム性は似ているものの独特な味わいがありますね。
フロム・ソフトウェア作品の特徴とは正しくこの部分であり、ゲームシステムや操作回りは大体同じなのですが細部で味付けを変えて来ます。

 

シリーズいずれかの作品に面白さを見出せればゲームシステムが同様なので、他作品でも楽しみ方が担保されているのです。
その上で多くが語られない奥深い物語と暴力的な高難度のゲーム性でユーザーを虜にしています。言ってしまえば「過激な水戸黄門」とも評する事が出来るのではないでしょうか。

 

フロムゲーのユーザーは多くの変化を求めていません。
Demon's Soulsを経てDARK SOULSでほぼ完成した現在のゲームシステムの中で永遠に遊び続けていたいと思っています。
ゲームシステムの根幹を変えずに細部でのみ変化を付け楽しませる。これはフロム開発が自らに課した縛りゲーであるのかも知れません。

 

昨今中華メーカーを筆頭にフロム風の死にゲーが増え続けていますが、完成度の点から言って勝負にもなっていないのが正直なところ。Unreal Engine 5の美麗な映像だけでは一太刀も浴びせられていませんね。
時代に埋もれて行く事を余儀なくされたゲームに時間を費やすのなら、これから10年20年先も遊び続けられる本家だけで十分だと思わされます。これが他社の死にゲーがメディアに評価されていても想定以上のヒット作品とならない原因でもあると考えます。

 

フロム・ソフトウェア現社長でありシリーズの原作者兼ディレクターとプロデューサである宮崎英高氏が健在であり続ける限り、私たちは安心してフロムの死にゲーを楽しむ事が出来るでしょう。
ただ前回の記事で私が勝手に演繹したエルデンリングDLC宮崎さんあまり噛んでない説が事実であったならば後進の育成と言う意味で多少の不安もあったりしますけどね。

 

 

余談
PS4のBloodborneには海外の方が作った60fpsでプレイ出来るMODやバグフィックスMODがあり快適なプレイを約束されていたのですが、最近のアップデートで利用出来なくなってしまいました。
これは発売10周年の3月26日に向けて何かある前兆なのかも知れないと期待しています。

 

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2024/10/12

2024 最近プレイしたゲーム その5 Steam

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Nuclear Throne
https://store.steampowered.com/app/242680/Nuclear_Throne/

 

ローグライト・ツインスティックシューター。ヴァンパイアサバイバー以前の作品なので純粋なアクション物であり尚且つ超高難度に仕上がっています。
どれほどハードコアな内容かと言えば、かなり慣れたプレイヤーでも1面で死ぬ事も少なくない程度と言えば良いでしょうか。

 

自機は体力制なのですが、ダメージを受けた際の無敵時間がほぼない事から雑魚敵の弾に連続的に当たって死ぬ事は当然、自機ショットの爆風で即死も日常茶飯事。
地形と敵の出現位置もランダムなので配牌が悪いと一気に難度が跳ね上がります。時折などは極端な強さを持ったエリート敵も現れて無理ゲーになる事もあります。

 

しかし、それでも繰り返し遊びたくなる面白さに満ち充ちているのです。
これは自機操作性が軽快で素直な事、素晴らしい効果音がシューティング物としての高いゲーム性を所持しているからでしょう。敵を全滅させれば1面クリアとする明快さもテンポを高めています。

 

ステージ内で出現する武器を取捨選択し、敵を倒し経験値を溜めて面クリアすると4つのランダム選択肢から自機を強化して行く事になります。
永続的な強化要素はなく、条件を満たすとプレイアブルキャラが個性的な10人以上に増えて行きます。

 

高難度を強調してしまいましたが、慣れて来れば1周クリアはほぼ安定するものと思います。知識と経験で立ち回りが洗練されて行くタイプのゲームと言えますね。鬼畜のような2周目もアドレナリンがぶっぱして楽しめます。しかし、3周目の武器なしスタートは擁護出来ないかも……

 

とにかく爽快感が抜群でテンポも良く、高難度ゆえにゲーム内に入り込める最高の2Dシューティングとなっています。ちょっと空いた時間で遊ぼうと思っていたのに気付いたら結構な時間が過ぎていた…と言う作品のひとつですね。メチャクチャお奨めします。

 

遊ぶ際は「Nuclear Throne Together」と言うMODを導入する事も強くお奨めします。
30fpsから60fpsへフレームレートと画質を向上し、ワイドスクリーンにも対応。日本語化する際にも必要となります。

 


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2024/10/08

2024 最近プレイしたゲーム その4 Steam

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Darius Cozmic Collection Arcade
https://store.steampowered.com/app/1638330/_/

 

ダライアス
ダライアス(OLDバージョン/1987)
ダライアス(NEWバージョン/1987)
ダライアス(EXTRAバージョン/1987)

 

ダライアスⅡ
ダライアスⅡ(2画面バージョン/1989)
サーガイア(バージョン1/1989)
サーガイア(バージョン2/1989)

 

ダライアス外伝
ダライアス外伝(1994)

 

アーケード版2Dダライアス3種類。7バージョンが収録されたファン垂涎のアイテム。
定価は¥5720ですが度々半額セールとなるので購入しない手はないですね。

聞き慣れない「サーガイア」はダライアスⅡの海外バージョンで1プレイのステージ数が相違するなど、ちょっと目新しい面白みがあります。
どうせだったらダライアスⅡの3画面バージョンも収録して完璧なものにして欲しかったとも思うのですが贅沢な望みでしょうか。

 

レトロゲームの詰め合わせは一度プレイして満足終了してしまう事が多いのですが、本作はやり込みを助長するオプション機能が豊富に搭載されています。

任意クイックセーブロードはもちろん、トレーニングモードとして好きな武装で戦いたいボスといつでも対戦。操作オプションも至れり尽くせりでショットの発射間隔なども細かく設定出来ます。

上の画像を見てもらうと分かるのですが、ボスの耐久力やアーム残数、銀玉の取得スコアまで画面内で確認する事が出来ます。ボスの体力に関してはプレイ画面下にゲージでも表示されているので目に近くプレイに支障を来す事もありません。

ラウンドクリア時には次面の情報とボスも表示されると言う念の入れよう。

 

このくらい情報が提示されていると往年のプレイヤー以外にも面白さを誘掖する事が可能になるのではないかと思わせてくれます。
名作と呼ばれるレトロゲームであっても現在にそれを理解させる導線はほぼ用意されていませんからね。購入したゲーム内に少しでもその手助けとなる施策があると言う意味でも本作は評価出来るとものになっていると言えるでしょう。
これに加えて攻略のキャプションが出るモードやスーパープレイヤーのゴーストを表示させる機能などがあっても面白いんじゃないかとも思います。

それでも懐古厨を満足させるレベルに達した本作ですから少しでも気になった方は購入を検討していただきたいですね。

 

各作品の評価

「ダライアス外伝」は現在に於いても横スクロールSTGのトップレベルに君臨し続ける作品として輝きを放っています。今からでも遊び始める価値がある事に疑いを挟めません。

「ダライアス」は横長の画面から生ずる独特なゲーム性を未だ保ち続けています。他の作品からは感じる事のない楽しさを見出せる事でしょう。

「ダライアスⅡ」ですか? まあ取り敢えず味変としてお使いください。

 

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2024/10/06

2024 最近プレイしたゲーム その3 Steam

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ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
https://store.steampowered.com/app/1888160/ARMORED_CORE_VI_FIRES_OF_RUBICON/

10年振りのシリーズ最新作!!…とは言っても私は初代ACを少し触った程度のニワカでして特に思い入れもなかったと言うのが正直なところ。しかし、あまりにも素晴らしいゲーム内容にクリアするまでの60時間どハマりしてしまいました。

 

先ず3Dシューティングとしての完成度が高く遊んでいて面白い。

複雑な操作方法、高難度のアクション性が負の要素ではなく、高いゲーム性に直結している事に驚きました。ミスしたのは自分の未熟さだと納得出来て理不尽さを感じさせないんですよね。そのお陰でクリアするまで何度でも挑戦したくなり、クリアしてもプレイの精度を高めたいと思わせるリプレイ性が高くなっています。

 

物語が進むと武装やパワーアップ要素が増えて行くRPG的な楽しさ。

実弾やレーザー兵器、近接装備など個性的な武器は何れも魅力的で、今回はこの装備で戦ってみよう、こんな組み合わせにしたらどうだろうかと試行錯誤出来るのが最高ですね。男の夢やロマンが詰まりまくっています。
OSチューニングと言う形で自機性能を永続的に強化して行く楽しさもあります。

それに加えて自機のカラーリングも自由に変更可能でマイデザインのデカールまで貼れてしまいます。機体の汚れ具合まで決められるので拘りを無限大に発揮出来ます。

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ゲーム至上最高のストーリー演出。

本作の最も画期的な部分です。
多くのキャラクターが登場するのですが、声だけの演出でグラフィカルな人物像は一切出演しません。物語上台詞を発しない自キャラクターに無線通信で話しかけていると言う体です。それなのに物語は劇的に進行して行くのです。この手法には本当に驚かされました。
こんなやり方でキャラの個性を十分に発揮させつつストーリーを発展させられるものなのですね。特にクリエイターの方は絶対に確認して置くべき斬新な演出方法となっています。

物語は3周クリアする事で全てが補完されます。
ここだけ聞くと同じ作業を強制するのかと嫌悪感を催される方もいるかも知れませんが、強くてニューゲーム状態での進行となるので全く苦には感じませんでした。

それどころか一周目とは異なるストーリーの分岐点やステージが随所に現れる事で新鮮な驚きを提供してくれます。これを3周繰り返す事でそれぞれの思惑を持った勢力別のエンディングへと導かれて行く訳です。何れのストーリーも興味深く、味方だった勢力を敵に回し裏切らなければならないジレンマに悩まされて胸が苦しくなりました。

 

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とにかく多くの方に遊んで見てもらいたい画期的な作品だと思います。需要の低いメカ物で高難度と言う負を抱えた本作ではありますが、食わず嫌いして遠ざけてしまうには勿体なさ過ぎる。ゲームファンであるならば絶対に押さえておいて損はありませんよ。

 

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2024/10/05

2024 最近プレイしたゲーム その2 Steam

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Brotato
https://store.steampowered.com/app/1942280/Brotato/

 

可愛いお芋の兄弟たちを操作するローグライト・ツインスティックシューター。
数あるヴァンパイアサバイバーのフォロワー作品のひとつなのですが、個人的に最も好みの合致する内容でした。かなりアクション性が高いのでアーケードゲームとしても通用しそうです。

 

基本はシンプルなアリーナ型シューティングゲームと言えますが、自機キャラが総勢40種類以上存在し、各々尖った性能差を有しています。これによりラウンド終了時のスキル取得を考慮する戦略性が生じます。0~5段階の難易度が用意されているのですが、3~5あたりではキャラに沿ったビルドを組んでいかなければクリア出来ないほどには戦略性が高いです。そこにローグライトのランダム性も加わる事で飽かず遊び続けてしまいます。

 

シューティングとしてのゲーム性も極上。攻撃音と撃破音が最高に気持ち良いので爽快感が抜群です。画面を覆い尽くさんと大量に出現する敵モンスターを捌いて行きます。
100時間ほどプレイし全実績解除したにも関わらず、ちょっとした間隙を縫い未だに遊び続けています。

定価¥570。あまりにも高いコストパフォーマンスですので皆様にお奨めしたい作品となっています。

 

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2024/10/04

2024 最近プレイしたゲーム その1 Steam

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8番出口
https://store.steampowered.com/app/2653790/8/

これぞインディーと言うアイディア一発勝負の素晴らしい作品です。
地下鉄通路を進むだけなのですが異変を見付けたら定位置まで戻らなければならない……ルールはただこれだけ。しかし美しいグラフィックスと不穏な雰囲気が独特なゲーム性を醸し出しています。
肝はシステムとしてマップがループしている事ですね。これが為にクリアするまで遊び続けてしまいます。

 

定価¥470。内容の好みはどうであれ敵を作らない価格設定も見事だったと思います。

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2022/12/22

ダークソウルシリーズおすすめ順~その4

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DARK SOULS II

 

2014年に発売されたシリーズ第三弾の本作がお奨めの最後になってしまいました。発売当初から賛否、どちらかと言えば否の多い評価を受けていたと言えるでしょう。

 

私もそのような立場でプレイしてすぐに見切りを付けてクソゲーのレッテルを貼った一員でした。何が悪く見えたかと言えば一言センスが悪かった。
初代ダークソウルで構築されていたグラフィック美術の統一感が全く感じられないと思えたのです。
地形構成の粗雑さ、キャラクターデザインの稚拙と凡庸、可動域の少ない人形のような不自然な動き等々……初代は疎かデモンズよりも退化しています。

 

またプレイアビリティの低さにも閉口させられました。
狭い地形に落ちてくださいと言わんばかりの穴ぼこ。一気に動き出し集団戦を余儀なくさせる意地悪な戦闘。謎の当たり判定。扉を開ける際にあった無敵時間の短縮等々。
またシリーズの胆であるローリング回避がステータスを振らないと有効に作用しない部分には愕然とさせられました。またボスを倒しても近くに篝火が出現しないのも辛い。

 

しかし今回シリーズを全てクリアしようと思い再プレイした事で、意外にも評価が随分と上がってしまったのです。

 

今作で一番強いと言われているレイピアで遊んで見ると、戦闘のゲーム性が驚くほど高い事に気付いたのです。以後クリアするまでに様々な武器を試して見たのですが、いずれも高いゲーム性を所持していました。ダークソウルⅡがこんなに楽しかったなんて……。

 

もちろんクソだと言われる要素やイライラさせられる部分も多々あったものの、一周クリアするまで存分に本作を堪能するまでとなったのです。
これには理由があって、本作の直前にデモンズソウルを遊んでいたのが大きいと感じます。
本作は初代ダークソウルの続編と言うよりはデモンズの続編とした方が流れとして自然な感があるんですよね。

 

操作性の頼りなさや戦闘のゲーム性、エスト瓶よりも雫石で回復する有効性、面クリア型のマップとその広さなど似ている部分が多いのです。もし単品でプレイしていたら以前のように投げ出していたと思います。
とは言えゲームとして面白い事には気付けたけれど、シリーズ作品としては一段落ちる完成度なのは疑うまでもありません。

 

デモンズ、初代でプロデューサー兼ディレクターを務めた宮崎英高氏は「ブラッドボーン」を制作していた為、若手にⅡの制作を任せたと言う事らしいです。結果シリーズの鬼子が生まれてしまった訳ですが、本作の設定や一部システムが以降のシリーズにも組み込まれて行った事実を考えると、全くの駄作とは言えないでしょう。
現に本作の楽しさを知ってしまった私は2週目をクリアするべくイライラしながらも奮闘しているのです。

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2022/12/21

ダークソウルシリーズおすすめ順~その3

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Demon's Souls

 

2009年に発売されたソウルシリーズの記念すべき第一弾作品。
私はエルデンリングをクリア後にプレステ3版をプレイしたのですが、特に不満もなく楽しんで2周クリアさせていただきました。

 

この段階でソウルシリーズの根幹となるシステムがほぼ完成していた事に驚きですね。
戦闘、武器強化、レベルアップ、探索、フレーバーテキスト等々、青ニートやパッチも……そして斬新なヒントメッセージ。以後のシリーズをプレイしているならば何の憂いもなく遊び始める事が可能となっています。

 

古い作品なので流石にグラフィックが淡泊に見えてしまいますが、プレイしていて気になるほどではありませんでした。
敵を倒す際の効果音は乾いたザクザクしたような感じで独特なゲーム性を持っています。必殺技として位置づけられていたと思われるパリィの効果音も特別な感じです。一際大きな音がやってやったぜと思わせてくれます。

 

本作を遊んで違和感を覚えたのは自キャラの移動感覚ですね。
何かふわふわ浮遊しているような軽さがあるのです。影と音の演出が薄い事と移動軸の計算が曖昧だからなのかなとも思うのですが、あまり味わった事のないゲーム性を提供しています。

 

違和感を覚えたとは言いましたが、慣れて来るとここでしか味わえない感覚としてクセになってしまいました。なんか操作しているだけで気持ちが良いのです。狙って作ったものではないでしょうが本当に不思議な感覚ですので、ザクザクとした効果音とともに多くの方に経験して欲しいと思います。ここから生ずるゲーム性だけでもクリアまで楽しめると言っても過言ではありません。

 

ゲーム本編のボリュームは以後のシリーズに比べると流石に少し小さいかと思います。
かなりじっくりと経験値稼ぎをしながらでしたが、30時間ほどで一周クリアしていました。とは言っても夢中でプレイしていたからか特に短いとは感じませんでした。

 

面構成は独立した五つのマップを何段階かに分けてクリアして行くようになっています。区切りが判然としているので遊び易い方式です。
マップも現在から見ればシンプルに感じられますが、一定の法則のもと作られた美意識を感じさせてくれます。程良い広さと完成度を併せ持っているので、複雑化しつつある以降の作品とは差別化されていると逆説的に言えるかも。

 

最初のシリーズ作品だったと言う事で、以後不必要だと淘汰されてしまった要素も幾つか存在しています。
最たる例は「ソウル傾向」ですね。これはフラグにより最白~最黒と言う状態を表すもので隠れパラメータで管理されています。

 

簡単に言うと死ねば死ぬほど敵が強化され不利になるものの、黒くならないと出現しない敵やイベントがある。生身でボスやNPCなどを倒すと白くなりマップ開放や敵弱体化があるみたいな感じです。

 

これを活かしたシステムもあるのですが、どう考えても初心者に対して不利な要素となってしまっていました。死ぬと体力上限が半減した上で強い敵が現れてしまう訳ですから辛い事この上ないですね。
本来はオンラインプレイを通じて傾向を白に持って行けたのですが、現在ではサーバーも稼働していないので特に神経質にならなければいけない部分です。
机上の案としては凄く面白い要素ではあったと思いますので、もう少し融通の利く形でシリーズに復活しても良いのではないかとも考えます。

 

装備していないアイテムにも所持重量が決められているので、道中でアイテムの取捨選択を迫られるのも辛かった。これはPS5のリメイク版ではアイテムが転送出来る事でなくなっています。

 

また道中の強敵やNPCはアイテムで無限に体力回復してしまいます。パリィやバックスタブを使ってとどめを刺せと言う事なのでしょうが、これも攻撃力が低い段階では結構辛い仕様ですね。こっちはリメイク版でもそのままのようです。

 

また本作はシリーズ中で最も魔法が使える作品となっています。他作品で虐げられて来た魔法戦士こそが最強と言えるでしょう。魔術の効果音も派手で格好いいので脳筋以外のスタイルでも楽しめます。
まあ本作の魔法が強すぎたから以後の作品では弱体化させられたのかも知れませんが。

 

なんだかんだ言いましたが、本作は素晴らしい作品と評して全く問題ありません。
ソウルシリーズを語る上で遊んでおかないとなあとプレイし始めたのですが、エルデンリングの後でも十分に楽しめました。
プレイする上での問題点はPS3だと30fps動作となるので多少プレイ感が損なわれる事ですね。しかし現在では完成度の高いPS5リメイク版があるので問題なしと言えるでしょう。プレイ出来る環境にある方には是非ともお奨めしたいソウルシリーズの原初でありますよ。

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2022/12/18

ダークソウルシリーズおすすめ順~その2番外編

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DARK SOULS

 

2011年に発売された本作は現在までに3000万本近くの売上を誇り、英国の権威あるゴールデンジョイスティックアワードにて過去39年間で最も優れたビデオゲームに選出されました。これは寝耳に水の大ニュースでした。この報を受けシリーズを知り、直後に発売されたエルデンリングを購入した知人もいます。
ちょっと穿った見方かも知れませんが、過去に年度別受賞の栄誉を与えなかった委員会側の罪滅ぼしだったのではないかなとも思っています。それがエルデンリングのプロモーションにも結び付いていると言うオマケも付けたと。

 

本作にはゲーム内容とは関係のない功罪もありました。
デモンズソウル2とするべきタイトルをダークソウルとしたのは前作の価値を見誤るポカを犯したソニーからIPを独立させる施策だと思います。
これによりダークソウルは他プラットホームでも販売展開出来るようになりました。

 

PC版が発売される報が出た時はネットでお祭り騒ぎになったほどです。しかし販売地域から日本は除外されていました。俗に言う、お前の国では売ってやらない「おま国」状態です。
それでも購入を願う方は通貨レートの低いブラジルなどから安価でシリアルキーを入手していました。これがネット上で拡散された事で、あのダークソウルが安く手に入るとなってしまいダウンロード販売購入初心者が飛び付いてしまったのです。

 

当時の日本はまだパッケージ版以外は胡散臭いと敬遠されていた時代であり、データに過ぎないゲームでもパッケージとしての現物でなければ安心出来ないとするプレイヤーが大多数でした。たった10年前なのですがそのような状態だったんですよね。

 

PCがあれば安くダークソウルが遊べると飛び付いたユーザーでしたが、購入時の言語の壁、シリアルキーをどこに登録すれば良いか分からない、PCスペックなにそれおいしいの? インストール出来たものの日本語がない等々、その思いを蹉跌させる要素が満載でした。
そうしてその敗因を海外の販売サイトのせいにして苦情のメールや返金要求をしまくってしまいます。

 

結果ブラジルの販売サイトは日本からのアクセスを規制し、以後その流れは全世界に波及して行きます。遅かれ早かれ海外のシリアルキー販売は現在のように規制されたのでしょうが、ダークソウルのそれが岐路を認めさせた最初の事例となったのは間違いありませんね。

 

またPC版ダークソウルにはもうひとつ面白い逸話があります。
日本では「おま国」状態で販売もされず日本語さえ収録されていなかったのですが、発売から3年ほど経った2015年に日本語化ファイルが放流されます。
2ちゃんねるに突如現れ言葉少なにそのファイルをアップした方は、どうもフロム・ソフトウェアの中の人ではないかと言われています。まあ噂以上の確証もないので何とも言えませんが、本当に非常なくらい嬉しい出来事でした。
PC版を遊んでいたプレイヤーは高精度グラフィックや60fpsMODを入れていたでしょうから、これでオリジナルを凌駕する完璧なダークソウルを遊べるようになった訳です。

 

通常では繋がり難かったオンラインも有志の方が作られたパッチですぐマッチング出来たり、白霊プレイ出来たりと至れり尽くせり状態で細々と盛り上がっていました。
リマスター版が発売される少し前には、アイテムの出現場所や篝火の場所をランダム化するMODや、更なる高難度に再構築され没ボスまで出現するMODなどもあってPC版こそがダークソウルの最終形だと言う感じがありますね。
これもデモンズソウル2ではなくダークソウルとタイトルを改めた恩恵であったのは言うまでもありません。

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2022/12/15

ダークソウルシリーズおすすめ順~その1

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エルデンリングが予想以上の大ヒットを記録し、2022年度中には2000万本の売上本数を期待されています。今年のGOTY受賞も納得の素晴らしい作品でした。
前作であるダークソウル3の売上数が発売から6年かけて1000万本 だった事を考えると、発売一年未満でこの売上本数は驚異的と言う他ありませんね。
と言う事はエルデンリングから本シリーズを始めたプレイヤーが大多数であり、その魅力に囚われた方たちは以後どのシリーズ作品を遊べば良いのかと悩ましい問題に突き当たっているのではないでしょうか。
ここでは個人的な考えを元にエルデンリング以降に遊ぶべきフロム・ソフトウェアのダークソウルシリーズのおすすめ順を記して行きたいと思います。

 

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DARK SOULS III

2016年に発売されたシリーズ4作品目です。

 

お奨め順の一番目はエルデンリングに最もプレイ感覚が似ている本作です。任意ジャンプがない以外では違和感を覚えないと思います。ゲーム全体のスピード感は本作の方が若干高いかも知れません。

 

シリーズ物とは言え考察しない限りはゲームプレイする上に於いて、ストーリーはあってないような物なので、その点は気にしなくても良いでしょう。
ただアイテムなどのフレーバーテキストは逐一読んで行く事をお奨めします。世界観の深みや他作品との関わりが徐々に蓄積されて行く知的好奇心をくすぐられる事を請け合います。

 

本作を一言で表すならば「戦技の弱いエルデンリング」ですね。
本作から個々の武器に実装されたと言える戦技なのですが、エルデンリングほど強力なものは皆無です。ちょっとだけ使えそうなもの、または自己満足で使う趣味的なものが殆どです。

 

エルデンの「屍山血河」(ちいかわ)や初期「霜踏み」のようにそれだけでクリアに直結する戦技がないと言う意味になります。
言うなれば強制的に縛りプレイさせられているエルデンリングとも取れる訳です。
ボス前でNPCを呼び出し共闘するシステムもありますが、エルデンの遺灰ほど強力なものではありませんし、色々な条件が必要だったりします。(オンラインで他プレイヤーを呼び出す部分はほぼ同等の助けとなります)

 

これは負の要素ではなくて、これこそがダークソウルなんだと思わせる面白さに満ち充ちています。ボス単体で言えばエルデンの方が難敵は多いのですが、戦技なし仲間なしのタイマン勝負はヒリヒリとした緊張感で毎回熱くさせられます。
またエルデンのボスは隙が少なすぎたり、範囲攻撃が広すぎたり火の巨人のように退屈だったりする事も多いのですが、本作のボスは何れも考えられたバランスで整っており戦っていて楽しいものばかりです。

 

エルデンにあって本作にないものはオープンワールドの探索要素だけだと思います。
エルデンのマップ探索は本当に極上ですからね。オープンワールドの最高傑作とされるゼルダBOTWでさえも途中で諦めてしまった私ですが、エルデンは飽きる事なく隅々まで探索させていただきました。

 

勘違いのないように記しますがオープンワールド探索がないだけで、フィールドの探索はダークソウルシリーズの胆であり最も楽しい部分のひとつです。本作も例外ではなく、複雑ながら理に適った地形と高低差を利用した美しいレベルデザインが際立っています。
キャラクターを操作移動させているだけで面白いゲームはそれだけで名作だと思わせてくれます。ここへ上手い具合に敵キャラクターを配置しているのが本作なのです。詰まらない訳がありませんね。エルデンリングで言えば「王都ローデイル」レベルのマップが連続していると言えば分かり易いでしょうか。

 

エルデンリングは戦技の強さから縛りプレイをしない限り、シリーズで最も難易度が低い作品となっています。それ故にプレイヤーの裾野が広がったのだろうとも考えられます。
死にゲーと言われていたシリーズに新しい可能性を組み込んだ宮崎英高氏は本当に有能なゲーム作家だと考えます。

 

エルデンリングに関して言うと私は縛りなしレベル300キャラで二周し、現在は強戦技なし縛りレベル150キャラを複数作ったりして楽しんでいます。オンライン対戦の闘技場も実装されましたし、DLCもそろそろ発表されるでしょうからまだまだ遊び続けられますね。

 

この武器にこの属性を付与して戦技バフかけてタリスマンはこれとこれとこれ……よっしゃ攻撃力3000超えた!! ボス蹂躙。
これも楽しみ方のひとつで間違いありませんし、本当に面白いのです。しかし、本来のダークソウルシリーズが持っていた硬派なゲーム性を味わいたいと思われるならば、エルデンリングを小休止している間にダークソウル3を遊んで見るのもアリだと思います。その面白さ故エルデンで縛りプレイをする意味が生じてしまうかも知れませんが。

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