2022/12/22

ダークソウルシリーズおすすめ順~その4

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DARK SOULS II

 

2014年に発売されたシリーズ第三弾の本作がお奨めの最後になってしまいました。発売当初から賛否、どちらかと言えば否の多い評価を受けていたと言えるでしょう。

 

私もそのような立場でプレイしてすぐに見切りを付けてクソゲーのレッテルを貼った一員でした。何が悪く見えたかと言えば一言センスが悪かった。
初代ダークソウルで構築されていたグラフィック美術の統一感が全く感じられないと思えたのです。
地形構成の粗雑さ、キャラクターデザインの稚拙と凡庸、可動域の少ない人形のような不自然な動き等々……初代は疎かデモンズよりも退化しています。

 

またプレイアビリティの低さにも閉口させられました。
狭い地形に落ちてくださいと言わんばかりの穴ぼこ。一気に動き出し集団戦を余儀なくさせる意地悪な戦闘。謎の当たり判定。扉を開ける際にあった無敵時間の短縮等々。
またシリーズの胆であるローリング回避がステータスを振らないと有効に作用しない部分には愕然とさせられました。またボスを倒しても近くに篝火が出現しないのも辛い。

 

しかし今回シリーズを全てクリアしようと思い再プレイした事で、意外にも評価が随分と上がってしまったのです。

 

今作で一番強いと言われているレイピアで遊んで見ると、戦闘のゲーム性が驚くほど高い事に気付いたのです。以後クリアするまでに様々な武器を試して見たのですが、いずれも高いゲーム性を所持していました。ダークソウルⅡがこんなに楽しかったなんて……。

 

もちろんクソだと言われる要素やイライラさせられる部分も多々あったものの、一周クリアするまで存分に本作を堪能するまでとなったのです。
これには理由があって、本作の直前にデモンズソウルを遊んでいたのが大きいと感じます。
本作は初代ダークソウルの続編と言うよりはデモンズの続編とした方が流れとして自然な感があるんですよね。

 

操作性の頼りなさや戦闘のゲーム性、エスト瓶よりも雫石で回復する有効性、面クリア型のマップとその広さなど似ている部分が多いのです。もし単品でプレイしていたら以前のように投げ出していたと思います。
とは言えゲームとして面白い事には気付けたけれど、シリーズ作品としては一段落ちる完成度なのは疑うまでもありません。

 

デモンズ、初代でプロデューサー兼ディレクターを務めた宮崎英高氏は「ブラッドボーン」を制作していた為、若手にⅡの制作を任せたと言う事らしいです。結果シリーズの鬼子が生まれてしまった訳ですが、本作の設定や一部システムが以降のシリーズにも組み込まれて行った事実を考えると、全くの駄作とは言えないでしょう。
現に本作の楽しさを知ってしまった私は2週目をクリアするべくイライラしながらも奮闘しているのです。

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2022/12/21

ダークソウルシリーズおすすめ順~その3

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Demon's Souls

 

2009年に発売されたソウルシリーズの記念すべき第一弾作品。
私はエルデンリングをクリア後にプレステ3版をプレイしたのですが、特に不満もなく楽しんで2周クリアさせていただきました。

 

この段階でソウルシリーズの根幹となるシステムがほぼ完成していた事に驚きですね。
戦闘、武器強化、レベルアップ、探索、フレーバーテキスト等々、青ニートやパッチも……そして斬新なヒントメッセージ。以後のシリーズをプレイしているならば何の憂いもなく遊び始める事が可能となっています。

 

古い作品なので流石にグラフィックが淡泊に見えてしまいますが、プレイしていて気になるほどではありませんでした。
敵を倒す際の効果音は乾いたザクザクしたような感じで独特なゲーム性を持っています。必殺技として位置づけられていたと思われるパリィの効果音も特別な感じです。一際大きな音がやってやったぜと思わせてくれます。

 

本作を遊んで違和感を覚えたのは自キャラの移動感覚ですね。
何かふわふわ浮遊しているような軽さがあるのです。影と音の演出が薄い事と移動軸の計算が曖昧だからなのかなとも思うのですが、あまり味わった事のないゲーム性を提供しています。

 

違和感を覚えたとは言いましたが、慣れて来るとここでしか味わえない感覚としてクセになってしまいました。なんか操作しているだけで気持ちが良いのです。狙って作ったものではないでしょうが本当に不思議な感覚ですので、ザクザクとした効果音とともに多くの方に経験して欲しいと思います。ここから生ずるゲーム性だけでもクリアまで楽しめると言っても過言ではありません。

 

ゲーム本編のボリュームは以後のシリーズに比べると流石に少し小さいかと思います。
かなりじっくりと経験値稼ぎをしながらでしたが、30時間ほどで一周クリアしていました。とは言っても夢中でプレイしていたからか特に短いとは感じませんでした。

 

面構成は独立した五つのマップを何段階かに分けてクリアして行くようになっています。区切りが判然としているので遊び易い方式です。
マップも現在から見ればシンプルに感じられますが、一定の法則のもと作られた美意識を感じさせてくれます。程良い広さと完成度を併せ持っているので、複雑化しつつある以降の作品とは差別化されていると逆説的に言えるかも。

 

最初のシリーズ作品だったと言う事で、以後不必要だと淘汰されてしまった要素も幾つか存在しています。
最たる例は「ソウル傾向」ですね。これはフラグにより最白~最黒と言う状態を表すもので隠れパラメータで管理されています。

 

簡単に言うと死ねば死ぬほど敵が強化され不利になるものの、黒くならないと出現しない敵やイベントがある。生身でボスやNPCなどを倒すと白くなりマップ開放や敵弱体化があるみたいな感じです。

 

これを活かしたシステムもあるのですが、どう考えても初心者に対して不利な要素となってしまっていました。死ぬと体力上限が半減した上で強い敵が現れてしまう訳ですから辛い事この上ないですね。
本来はオンラインプレイを通じて傾向を白に持って行けたのですが、現在ではサーバーも稼働していないので特に神経質にならなければいけない部分です。
机上の案としては凄く面白い要素ではあったと思いますので、もう少し融通の利く形でシリーズに復活しても良いのではないかとも考えます。

 

装備していないアイテムにも所持重量が決められているので、道中でアイテムの取捨選択を迫られるのも辛かった。これはPS5のリメイク版ではアイテムが転送出来る事でなくなっています。

 

また道中の強敵やNPCはアイテムで無限に体力回復してしまいます。パリィやバックスタブを使ってとどめを刺せと言う事なのでしょうが、これも攻撃力が低い段階では結構辛い仕様ですね。こっちはリメイク版でもそのままのようです。

 

また本作はシリーズ中で最も魔法が使える作品となっています。他作品で虐げられて来た魔法戦士こそが最強と言えるでしょう。魔術の効果音も派手で格好いいので脳筋以外のスタイルでも楽しめます。
まあ本作の魔法が強すぎたから以後の作品では弱体化させられたのかも知れませんが。

 

なんだかんだ言いましたが、本作は素晴らしい作品と評して全く問題ありません。
ソウルシリーズを語る上で遊んでおかないとなあとプレイし始めたのですが、エルデンリングの後でも十分に楽しめました。
プレイする上での問題点はPS3だと30fps動作となるので多少プレイ感が損なわれる事ですね。しかし現在では完成度の高いPS5リメイク版があるので問題なしと言えるでしょう。プレイ出来る環境にある方には是非ともお奨めしたいソウルシリーズの原初でありますよ。

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2022/12/18

ダークソウルシリーズおすすめ順~その2番外編

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DARK SOULS

 

2011年に発売された本作は現在までに3000万本近くの売上を誇り、英国の権威あるゴールデンジョイスティックアワードにて過去39年間で最も優れたビデオゲームに選出されました。これは寝耳に水の大ニュースでした。この報を受けシリーズを知り、直後に発売されたエルデンリングを購入した知人もいます。
ちょっと穿った見方かも知れませんが、過去に年度別受賞の栄誉を与えなかった委員会側の罪滅ぼしだったのではないかなとも思っています。それがエルデンリングのプロモーションにも結び付いていると言うオマケも付けたと。

 

本作にはゲーム内容とは関係のない功罪もありました。
デモンズソウル2とするべきタイトルをダークソウルとしたのは前作の価値を見誤るポカを犯したソニーからIPを独立させる施策だと思います。
これによりダークソウルは他プラットホームでも販売展開出来るようになりました。

 

PC版が発売される報が出た時はネットでお祭り騒ぎになったほどです。しかし販売地域から日本は除外されていました。俗に言う、お前の国では売ってやらない「おま国」状態です。
それでも購入を願う方は通貨レートの低いブラジルなどから安価でシリアルキーを入手していました。これがネット上で拡散された事で、あのダークソウルが安く手に入るとなってしまいダウンロード販売購入初心者が飛び付いてしまったのです。

 

当時の日本はまだパッケージ版以外は胡散臭いと敬遠されていた時代であり、データに過ぎないゲームでもパッケージとしての現物でなければ安心出来ないとするプレイヤーが大多数でした。たった10年前なのですがそのような状態だったんですよね。

 

PCがあれば安くダークソウルが遊べると飛び付いたユーザーでしたが、購入時の言語の壁、シリアルキーをどこに登録すれば良いか分からない、PCスペックなにそれおいしいの? インストール出来たものの日本語がない等々、その思いを蹉跌させる要素が満載でした。
そうしてその敗因を海外の販売サイトのせいにして苦情のメールや返金要求をしまくってしまいます。

 

結果ブラジルの販売サイトは日本からのアクセスを規制し、以後その流れは全世界に波及して行きます。遅かれ早かれ海外のシリアルキー販売は現在のように規制されたのでしょうが、ダークソウルのそれが岐路を認めさせた最初の事例となったのは間違いありませんね。

 

またPC版ダークソウルにはもうひとつ面白い逸話があります。
日本では「おま国」状態で販売もされず日本語さえ収録されていなかったのですが、発売から3年ほど経った2015年に日本語化ファイルが放流されます。
2ちゃんねるに突如現れ言葉少なにそのファイルをアップした方は、どうもフロム・ソフトウェアの中の人ではないかと言われています。まあ噂以上の確証もないので何とも言えませんが、本当に非常なくらい嬉しい出来事でした。
PC版を遊んでいたプレイヤーは高精度グラフィックや60fpsMODを入れていたでしょうから、これでオリジナルを凌駕する完璧なダークソウルを遊べるようになった訳です。

 

通常では繋がり難かったオンラインも有志の方が作られたパッチですぐマッチング出来たり、白霊プレイ出来たりと至れり尽くせり状態で細々と盛り上がっていました。
リマスター版が発売される少し前には、アイテムの出現場所や篝火の場所をランダム化するMODや、更なる高難度に再構築され没ボスまで出現するMODなどもあってPC版こそがダークソウルの最終形だと言う感じがありますね。
これもデモンズソウル2ではなくダークソウルとタイトルを改めた恩恵であったのは言うまでもありません。

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2022/12/15

ダークソウルシリーズおすすめ順~その1

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エルデンリングが予想以上の大ヒットを記録し、2022年度中には2000万本の売上本数を期待されています。今年のGOTY受賞も納得の素晴らしい作品でした。
前作であるダークソウル3の売上数が発売から6年かけて1000万本 だった事を考えると、発売一年未満でこの売上本数は驚異的と言う他ありませんね。
と言う事はエルデンリングから本シリーズを始めたプレイヤーが大多数であり、その魅力に囚われた方たちは以後どのシリーズ作品を遊べば良いのかと悩ましい問題に突き当たっているのではないでしょうか。
ここでは個人的な考えを元にエルデンリング以降に遊ぶべきフロム・ソフトウェアのダークソウルシリーズのおすすめ順を記して行きたいと思います。

 

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DARK SOULS III

2016年に発売されたシリーズ4作品目です。

 

お奨め順の一番目はエルデンリングに最もプレイ感覚が似ている本作です。任意ジャンプがない以外では違和感を覚えないと思います。ゲーム全体のスピード感は本作の方が若干高いかも知れません。

 

シリーズ物とは言え考察しない限りはゲームプレイする上に於いて、ストーリーはあってないような物なので、その点は気にしなくても良いでしょう。
ただアイテムなどのフレーバーテキストは逐一読んで行く事をお奨めします。世界観の深みや他作品との関わりが徐々に蓄積されて行く知的好奇心をくすぐられる事を請け合います。

 

本作を一言で表すならば「戦技の弱いエルデンリング」ですね。
本作から個々の武器に実装されたと言える戦技なのですが、エルデンリングほど強力なものは皆無です。ちょっとだけ使えそうなもの、または自己満足で使う趣味的なものが殆どです。

 

エルデンの「屍山血河」(ちいかわ)や初期「霜踏み」のようにそれだけでクリアに直結する戦技がないと言う意味になります。
言うなれば強制的に縛りプレイさせられているエルデンリングとも取れる訳です。
ボス前でNPCを呼び出し共闘するシステムもありますが、エルデンの遺灰ほど強力なものではありませんし、色々な条件が必要だったりします。(オンラインで他プレイヤーを呼び出す部分はほぼ同等の助けとなります)

 

これは負の要素ではなくて、これこそがダークソウルなんだと思わせる面白さに満ち充ちています。ボス単体で言えばエルデンの方が難敵は多いのですが、戦技なし仲間なしのタイマン勝負はヒリヒリとした緊張感で毎回熱くさせられます。
またエルデンのボスは隙が少なすぎたり、範囲攻撃が広すぎたり火の巨人のように退屈だったりする事も多いのですが、本作のボスは何れも考えられたバランスで整っており戦っていて楽しいものばかりです。

 

エルデンにあって本作にないものはオープンワールドの探索要素だけだと思います。
エルデンのマップ探索は本当に極上ですからね。オープンワールドの最高傑作とされるゼルダBOTWでさえも途中で諦めてしまった私ですが、エルデンは飽きる事なく隅々まで探索させていただきました。

 

勘違いのないように記しますがオープンワールド探索がないだけで、フィールドの探索はダークソウルシリーズの胆であり最も楽しい部分のひとつです。本作も例外ではなく、複雑ながら理に適った地形と高低差を利用した美しいレベルデザインが際立っています。
キャラクターを操作移動させているだけで面白いゲームはそれだけで名作だと思わせてくれます。ここへ上手い具合に敵キャラクターを配置しているのが本作なのです。詰まらない訳がありませんね。エルデンリングで言えば「王都ローデイル」レベルのマップが連続していると言えば分かり易いでしょうか。

 

エルデンリングは戦技の強さから縛りプレイをしない限り、シリーズで最も難易度が低い作品となっています。それ故にプレイヤーの裾野が広がったのだろうとも考えられます。
死にゲーと言われていたシリーズに新しい可能性を組み込んだ宮崎英高氏は本当に有能なゲーム作家だと考えます。

 

エルデンリングに関して言うと私は縛りなしレベル300キャラで二周し、現在は強戦技なし縛りレベル150キャラを複数作ったりして楽しんでいます。オンライン対戦の闘技場も実装されましたし、DLCもそろそろ発表されるでしょうからまだまだ遊び続けられますね。

 

この武器にこの属性を付与して戦技バフかけてタリスマンはこれとこれとこれ……よっしゃ攻撃力3000超えた!! ボス蹂躙。
これも楽しみ方のひとつで間違いありませんし、本当に面白いのです。しかし、本来のダークソウルシリーズが持っていた硬派なゲーム性を味わいたいと思われるならば、エルデンリングを小休止している間にダークソウル3を遊んで見るのもアリだと思います。その面白さ故エルデンで縛りプレイをする意味が生じてしまうかも知れませんが。

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2015/03/23

2015 最近遊んだゲーム その03

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Outlast

FPSホラーアドベンチャー。
とにかく怖い。今まで遊んだゲームで最も怖かった。心理的に追い込まれる本当の怖さと言うよりは、出会い頭の恐怖を連続で畳み込まれて行くパターン。ジェットコースター・ホラーとでも言えば良いでしょうか。そしてグロもまた凄い。

遊び始めの数時間は常に心臓がバクバクしていましたが、直き演出のパターンに気付く事で何とかプレイし続ける事が可能となりました。そうして見ると難易度自体は高くなく、ゲームシステムも纏まった良作である事に気付かされます。物語も悪くありません。
万人にお勧め出来る作品とは行きませんが、少しでもホラー耐性のある方にはプレイしていただきたい近年稀に見るホラーゲームの傑作です。日本語にも対応していますので是非。
http://store.steampowered.com/app/238320/


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Cat Goes Fishing

猫ちゃんが釣りをするカジュアル作品。もうそれだけで癒やされてしまいます。
マウス片手になんと言う事はなしに延々と遊び続けてしまう。そんなゲームです。
http://store.steampowered.com/app/343780/


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Crimsonland

何の変哲もないトップビューの2Dシューター。なのですがゲームとしてはかなり面白く仕上がっています。
面クリ全滅型のアーケードライクなシステムだけに、ゲーム性とそのバランスに腐心して開発されているのでしょう。自機の移動速度がやや遅すぎる感があるもののパワーアップで挽回出来るバランスは秀逸。
定期的に訪れるシューティング欲を満たすには最適なアイテムとなっています。
http://store.steampowered.com/app/262830/


004


Max Payne 3

TPS視点シネマティック・カヴァーシューター。

冗長な上に飛ばせないムービーシーンが売りなのでしょうが、シューティング部分が胆。本当に面白い。
時間経過を遅らせる「バレットタイム」は本シリーズの発明であり必要不可欠な要素となっています。
画面上の全ての事象がスローモーになるものの、マウスエイムだけは通常速度のまま。これを利用して多数の敵を判断良く倒して行くテクニカルさ。無駄なムービーなんかよりもこれだけでドラマティックな演出が生まれると言っても過言ではないでしょう。
TPSシューターはこと撃つ部分に関してはオマケ的に扱われる事も多いのですが、本作はガチのシューターとなっています。是非キーボードとマウスによるプレイを推奨いたします。
http://store.steampowered.com/app/204100/


005

GRID 2

操作感がアーケード寄りのレース物。ナンバリングタイトルなのですがゲームとして退化しています。日本語音声にも対応した事でレース物ビギナーであれば楽しめるかな。
http://store.steampowered.com/app/44350/
しかしこれを買うのならば反省点を踏まえて直ぐに発売された「GRID Autosport」を選ぶ方が良いですね。
http://store.steampowered.com/app/255220/?snr=1_5_9__300


006

Terraria

サイドビューのサンドボックス型アクション。
今更ながら50時間ほど遊びましたが本当に面白かった。日本人ゲーマーの好きな要素が全て入っている印象。サウンドによるゲーム性も高いです。
steamを導入したばかりのリアル友人に配布するととても喜ばれます。
http://store.steampowered.com/app/105600/


007

Starbound

主要な開発メンバーが抜けたTerrariaのSF版。こちらは全然面白さが伝わって来ません。
全ての新要素が改悪となりゲーム性を低下させています。アーリー卒業は出来るのでしょうか?
http://store.steampowered.com/app/211820/


008

Scourge: Outbreak

TPSアクションシューティング。邦題「災難:開戦」。
ゲームの完成度としてはクソゲーの一歩手前。特筆すべきは機械翻訳なみの日本語対応。
ネタゲーですね。
http://store.steampowered.com/app/227560/

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2015/03/20

2015 最近遊んだゲーム その02

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Fallout: New Vegas

近未来オープンワールドRPG。
PCを買い換えたので改めてインストール。日本語化し様々なMODを導入しているだけでも楽しいですね。ゲーム本編はまだ序盤しか遊んでいないものの、やはり最高に面白い。これぞRPGと言った雰囲気で満ち充ちています。

不満らしい不満はOblivion、Skyrim同様、突っ込んで来るだけの敵アルゴリズムくらいですね。あとはオープンワールド特有の投げ出されている感をどう捕らえるかでしょう。
去年あたりから「4」の存在が噂され始めていますのでXデーは近いのかも知れません。

 
02

Intake

画面上部から落ちて来るカプセルをマウスエイムで延々と撃ち続ける固定画面アクション。たったこれだけなのですが、グラフィックス、サウンド、雰囲気が高みで融合されていて飽きさせません。カプセルを壊す部分のゲーム性がカッチリと決まっているところも高評価。
ipad版がオリジナルだと思うのですが、これくらい良く出来ているカジュアル作品ならば大歓迎ですね。


03

Hatoful Boyfriend

オリジナルは「はーとふる彼氏」日本発の恋愛アドベンチャー物です。
これはなんと言って良いのか、告白すべき相手が何故か「鳥」に限定されています。
自身は女子高生で擬人化ならぬ擬鳥化された男子高生に告白すると言うぶっ飛んだ設定。しかしゲームとしては普通に楽しめる内容でなかなか面白かったりします。もちろん日本語で遊べますので興味のある方にはお勧めいたします。


04

Shadow Warrior

日本らしき舞台で戦うFPS剣戟アクション。
Hard Resetの開発会社で技術実力ともに折り紙つきです。美麗なグラフィックスの割りに動作は軽快でストレスもありません。
Hard Resetは敵がメカだった事もあり効果音から来るゲーム性が低かったのですが、今回は生身の敵が相手となりゲーム性も格段に向上しています。
しかし向上させ過ぎた嫌いがあり、気持ち良すぎて敵を倒している感が低くなっていますね。自機キャラの移動がスムーズ過ぎる事とゲーム展開が長丁場だったりするので特にそう感じてしまいます。最後まで遊ぼうと思っていたものの早々に飽きてしまいました。

05

Stronghold HD

籠城戦に特化した中世が舞台のリアルタイムストラテジー。
最近シリーズが全作日本語に対応されました。2001年の作品なのですがゲームの面白さは現在でも色褪せていませんね。
この手の作品にしてはゆったりとプレイ出来ますし、自分好みの城を作り敵を迎え撃つシステムが神懸かって面白く仕上がっています。RTSが苦手な方にも是非プレイしていただきたい傑作です。

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6180 the moon

画面の上下がループしている事を利用した横スクロール・パズルアクション。
ひとつのアイディアだけで作品を仕上げると言うインディーらしい佳作となっています。
日本語に対応していますし飽きる前にクリア出来るのも良いところです。

07

Awesomenauts

シングルでも遊べますが、マルチプレイに特化した任意スクロール2Dアクションシューティング。
RTS以外のジャンルでもMOBAシステムで遊ぼうと言うコンセプトですね。
5時間ほどは遊んでみたのですが、もう少し面白ければなあと言う印象。決して詰まらなくもなく志もあると思うもののゲーム性が淡泊。ロックマンくらいアクション性が高ければ長く楽しめたでしょう。マッチングシステムもイマイチかな。

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2015/03/19

2015 最近遊んだゲーム その01

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The Binding of Isaac: Rebirth

余所の制作会社が作ったリメイク物。原作を豪華絢爛にしたバージョンアップ版とした方が正しいかも知れません。
思い付く限りのパワーアップアイテムをこれでもかと言うほど詰め込んでいるものの、素材の良さとランダム性が噛み合っており高い完成度を有しています。

また今回はキャラがスプライトで作られている事から原作よりもゲームらしいゲームに仕上がっています。原作の空気感に馴染めなかった方でも楽しめるのではないでしょうか。私は既に100時間ほど遊んでしまいました。近々DLCも発売されるそうなので当分はこれ一本で事足りるかなと思っています。
加えて開発が終了したはずの原作にもDLCが発表されるとの情報もあります。こちらも今からかなり楽しみです。


02

九十九神

国産インディーRPG。steamで購入すると海外版の「99 Spirits 」と両方ライブラリに追加されます。日本語を削除するメーカーが多い中これは大いに評価にすべき親切さですね。
戦闘システムが独特なものとなっていて、敵を攻撃すると表れるキーワードから正体(名前)を暴き出すと倒せるようになります。
始めた当初はかなり面白いのですが、敵を倒すまでのプロセスが多い事から徐々に面倒くさくなってしまう嫌いはありますね。ここら辺が改良されてもう少しサクサク遊べるようだったらと残念に思えてしまいます。
しかし定価でも¥980なので購入する価値は十分にありますよ。


03

Vector

「Mirror's Edge」を2D横スクロールにしたかのようなパルクール・ジャンプアクション。
ハイテンポな「プリンスオブペルシャ」と言った方が伝わり易いかと思います。
操作性、ゲーム性も高く仕上がっていて、プレイヤーの犯したミスが明確なのでついつい連プレイしてしまう魅力を持っています。日本語に対応しているのも嬉しいところです。


04

Sweezy Gunner

シンプルな全方向スクロール・シューティング物。
多彩なパワーアップアイテムとSHOP購入システムで地味ながらかなり楽しめる作品となっています。
80年代のアーケードゲームがお好きな方なら特にお勧めしたいですね。


05

Depth Hunter 2

FPS視点で魚を銛で捕まえる or 写真を撮るゲーム。
難易度も低く面数も少ないカジュアル寄りの作品なのですが、そこそこ美しいグラフィックスとのんびりした雰囲気で癒やされます。ハードな作品の合間にプレイするのがお勧めです。


06

Fist of Jesus

「神」が主人公のベルトスクロールアクション。
ファイナルファイトなどのハードなアーケード作品ではなく、ファミコンのくにおくんシリーズを緩くしたようなカジュアル作品。
最初は適当に遊んでいても楽しめるものの、徐々にイライラが募って来るゲーム性。
インディー物でこの手のアクションがかなり増えて来ていますねえ。


07

T.E.C. 3001

TPS視点のジャンプアクション物。「メトロクロス」の3D版みたいなゲーム内容。
良く出来た作品でもないのですが一度プレイすると止め時が難しい作品。
理由は分かり易いゲームシステム。悪くないグラフィックスとサウンド。馴染みは薄いが未知とも言えない近未来の雰囲気。
そして強制スクロールによる操作していなくても進行するゲーム性。←実はこれが最重要だったりします。ゲーム開発者の方には研究素材として面白いかも知れません。

08

InFlux

アウトドア版「マーブルマッドネス」とでも言える内容。画像は建物の中ですが。
玉を転がして操作すると言う点に於いては及第点はあげられるものの、ゲーム自体が単調で楽しくありませんね。環境ビデオとして適当に楽しむのが実際なのかも知れません。
個人的には嫌いではないのですがアウトドアMAPの単調さは擁護出来ないなあ。

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2014/04/01

2014 最近遊んだゲーム その06

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Sine Mora
弾幕横スクロール体力制シューティング。
グラフィックスが綺麗で演出も素晴らしく物語性を感じさせてくれます。とても真摯に作られている作品と云えるでしょう。が、シューティングゲームとして特に面白くないと云うのが正直な感想。

シューティングゲームを好きな方が理想を追い求めて作ってはみたものの、自身の骨身を形成したはずのアーケード作品には到底敵わなかった……と云う流れが見えるようです。

最近のPCがオリジナルの2Dシューティング及び2Dアクションの陥り易い罠なのですが、非常にせせこましいゲーム性になってしまっているのです。
これはモニターの解像度と自機及び敵キャラクター、地形を含むグラフィックスの相性が悪い為に起こる懸案です。その為にキャラの移動範囲、移動速度、ダイナミズムがアンバランスになってしまうのです。
詳しい事は省きますが、このゲーム性に直結する部分を気に掛けているインディーの作者は殆ど存在していませんね。まだまだ80年代の作品から学ばなくてはならない事は多そうです。

フォローするようですが実際は悪い作品ではありませんので、購入して損をする事はないと思います。Gダライアスばりの演出は一見の価値ありですよ。


02
Jets'n'Guns Gold
レトロ風味溢れる横スクロールシューティング。
この作品もSine Moraが抱えている問題を同様に体現しています。せせこましい感はこちらの方が顕著ですね。
アーケードのシューティングと云うよりも家庭用のシューティングに近いチープなゲーム性に留まっています。

この作品で上記問題を手軽に解消するのであれば、上下スクロールさせないだけでも良いのですけれどね。たったそれだけでもゲーム性が大きく飛躍し、ゲーム進行に大きな流れを付与出来るはずです。

しかし本作はプレイを重ねる事でお金を貯めて行き自機をパワーアップさせるタイプですので、最終的には良くも悪くもかなり大味なゲーム性へと変化して行きます。


03
Ultratron
「Robotron 2084」クローン。二つのレバーを使用し自機移動と攻撃方向を別々に指定出来る全方向シューティング。
個人的に好きな作品です。Robotronは海外で根強い人気を持っているのでピンポイントでしょうが需要はあるのかなと思います。

この作品は原作Robotronに比べるとプレイフィールドが狭く感じられます。
Sine MoraやJets'n'Guns Goldとは別のせせこましさを持っていると云えるでしょう。パワーアップの派手さを伴っているので特にそう感じてしまいます。
ここらのバランス感覚は80年代のアーケードゲームにまだまだ敵いませんね。


04
Titan Attacks!
Ultratronと同じPuppy Gamesの作品。こちらは「スペースインベーダー」のクローンとなっています。
現代風にリメイクするならこんな感じになるだろうなとは思います。詰まらなくはないのですがすぐに飽きてしまいますね。

この作品もプレイフィールドが狭く感じられるタイプ。キャラの大きさ、その移動速度、空間の幅……これはと云うバランスに調整する事の難しさを物語っています。


05
Hotline Miami
見下ろし型の任意方向スクロール・アクションシューティング。
自分も敵(ザコ)も一発食らったら即死と云うシビアなシステムなのですが、特に理不尽さを感じないバランスが保たれています。

本作は今回紹介した中で最もゲーム画面内の視認性に優れていると云えるでしょう。
キャラがそこそこ大きいので面内を全て把握する事は出来ない上に、画面外からの攻撃で死ぬ事も多いもののゲームとしての視認性に納得が行くのです。

ここは実際のプレイを通して確認していただきたいと思います。ゲームシステムとキャラの性能などが絶妙なバランスで成立されているのです。このような作品こそが80年代アーケードビデオゲームの正統な後継者だと肯がえるでしょう。

頻繁にセール価格となりますし最近のアップデートで日本語にも対応されました(ちょっと変な翻訳ですけど)。
見た目だけのレトロ風味作品とは一線を画していますのでプレイする価値は大と云えますよ。

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2014/03/29

2014 最近遊んだゲーム その05

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Spec Ops: The Line
ドバイを舞台にしたTPSカバーシューター。
戦争の狂気や悲惨さ矛盾を実在する都市で架空の設定として描き出した問題作。
物語が進めば進むほど鬱な展開となって行きます。ところどころで選択肢を迫られるのですが、ゲーム的に有利になると云うよりは自身のモラルを試される(良い結果はなし)だけと云う徹底ぶり。

シューターとしてはかなりバランスが悪く難度も低くありません。しかし没入度が高い内容なのでクリアするまで一気にプレイしてしまいました。その後に味わった脱力感は筆舌し難い或るものを秘めています。
多くの方にお奨め出来る作品ではないのですが、このようにモラルを問う負のゲームも業界の為に絶対必要だと感じます。
2K作品なので日本語字幕に対応していますから、興味のある方は是非この物語の中に身を置いてみてください。現代人の業を考えない訳には行かなくなりますよ。


02
PixelJunk™ Shooter
POPなグラフィックスの2Dアクションシューティング。
もともとPS3でダウンロード販売されていた作品のPC版です。国内メーカーなので標準で日本語化されています。

PixelJunkシリーズは小粒ながらもシステマティックで良い作品を作り続けていますので陰ながら応援させてもらっています。
本作はその中でも完成度の高いゲームですね。シューティングとパズル要素が無理なく纏まっていて楽しませてくれます。
全年齢層にお奨め出来る難易度が売りだと思うのですが、もう少しシューティング部分にやり応えが欲しいかな。


03
Zombie Shooter
全方位2Dシューティング。大量に現れるちんまい敵をプチプチと撃ちまくる究極の暇潰しゲーです。
作品としては何ら進取の気勢を感じられませんが、プレイしていて純粋に楽しいのもまたこんなゲームですね。
同メーカーからはほぼ同じ内容のAlienShooterも販売されていますが、個人的にテンポが遅く難度の低いZombie Shooterの方が面白いと思います。


04
Killing Floor
マルチプレイに特化したFPS。この手のゲームにしては珍しく初心者でも罵られたりキックされないので、時折適当なサーバーに入って見知らぬ方たちと楽しんでいます。
COOPがシングルで遊ぶより楽しいのは当然なのですが、本作はシューティング部分のゲーム性がずば抜けて高いのが特徴ですね。それが為に5年もの間人気を保ち続けているのだと思います。

続編が開発中ですがまだまだ現役で楽しませてくれるはずです。バンドルに入る事も多く頻繁にセール価格ともなるので購入しない手はありませんよ。


05
Lilly Looking Through
ポイントクリック方式のアドベンチャー。
休日など少し時間を融通出来るとこの手の作品が遊びたくなります。
クリックする手順を適当に手探りするだけのものと云えますが、そのリアクションのアニメーションを見ているだけでも楽しいと思います。大抵突飛なものが多く苦笑を伴わせられるのもまた楽しい部分です。

本作は日本語に対応していますし、クリアまで2~3時間しか掛からないので気分転換に遊んで見ては如何でしょう。

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2014/03/28

2014 最近遊んだゲーム その04

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Euro Truck Simulator 2
配送会社トラック運転手のドライブシム。
風光明媚なヨーロッパ各地を交通ルールを守りながら最高時速70㎞で走り続けます。仕事の最後を締め括るのは非常に難しい大型トラックの車庫入れ。

順位もタイムアタックもないレースゲームがこんなにも面白いなんて。
目的に乏しいレース物としてはTest Drive Unlimitedシリーズもありますが、また違ったゲーム性を提供してくれます。

多くのプリセットされたラジオ(日本の局も追加出来ます)を聞きながら、のんびりと楽しむドライブゲームだと思った方が正しいと思います。
RPG要素もあり仕事をこなして行く事でお金を貯めて自分の配送会社を運営出来るようになります。

レースゲームに興味のない方って意外と多いのですが、そんな方にこそプレイしていただきたいですね。モニターを通して車を運転する楽しさに気付いてもらえたら幸いです。標準で日本語にも対応しているのが嬉しいところ。


02
Rogue Legacy
サイドビューのジャンプアクション・ローグライク。
ちくちくと地道に経験値を稼ぐプレイには向き不向きがあると思います。私は20時間ほどでギブアップしてしまいました。

ローグライクとは書きましたが地形がランダム形成される以外はそれほどプレイ毎に変化は現れません。敵を倒すと云う部分でのゲーム性も薄口ですね。
ただ真摯に作られた良作であると感じるのでアンインスコせずにいます。いずれ1周クリアはしたいところです。


03
Pinball FX2
フリーのピンボール。DLCを別途購入する事でプレイ出来る台が増えて行きます。
台は本作オリジナルの物となっておりビデオゲームとして良く出来ています。ただ少しだけ演出がうるさいなあと感じる事はありますね。
バンドルでセット販売された事でピンボール人口が増えたのは喜ばしい限りです。そうなんですピンボールはただ玉を打ち返すだけのゲームではないんですよ。


04
Pinball Arcade
フリーのピンボール。FX2と同様DLCを別途購入するパターンです。
こちらは実機のシミュレータとなっており玄人好みのピンボールと云えますね。
アーケードピンボールエミュレータ「pinmame」がある以上本作の価値は低いかも知れませんが、往年の名作を気軽にお薦めし易くなるのが良いところです。
私の青春時代にプレイしまくった台も多くあり、セールが来たら全台購入してしまいそうです。


05
NBA 2K14
毎年新作の発表される定番スポーツ物。
未プレイなのですが暇を見付けてプレイしてみたい代表のひとつ。仕事の関係で「黒子のバスケ」全巻を読んだばかりなので準備は万端です。

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